1. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
エピソード4を劇場で鑑賞したのは二十歳の頃、冒頭デストロイヤーがレイヤ姫の乗った宇宙船を追って画面上空から現れたのには度肝を抜かれた。以来SWの大ファンになり、エピソード4~6はハラハラドキドキワクワクさせられたものだった。それから数年後エピソード1~3ももちろん期待を持って劇場鑑賞した。が、確かにCGに見るべき進化は感じられたが作品自体に何か物足りなさを感じた。そしてエピソード7~8に至っては鑑賞後記憶にさえ残っていない始末だった。だから今回エピソード9を鑑賞することを躊躇ったのだが、まぁこれが最後なのだからしっかり見とどけるつもりで鑑賞した。この作品に至ってはもう何でもありのオンパレード。ハラハラもドキドキもワクワクも全くせず、最後は唯々お尻が痛いのを我慢するだけだった。私と同世代のルーク、レイヤ、ハンソロの年老いた姿を見るのは忍び難かった。老兵は去るのみ。唯一救いだったのはレイ役女優のハツラツとした若さを振りまいた姿だったか。それにしてもレンとの殺陣はもう少し頑張ってほしかったな。昨今の映画にはCGが行くとこまでいってしまった感がありもはやときめくことがない。CGばかりに頼らない役者が頑張る作品がもっと観たいものだ。 [映画館(吹替)] 5点(2019-12-27 20:05:19)(良:5票) |