1. スパイダーマン(2002)
この映画は頭で考えてはいけない。スクリーンで動くスパイダーマンに集中し、ヒロインはほぼ無視し、その物語を飲み込んでいく。そうすれば、この映画が「ただ悪役が登場し、ただ正義のヒーローがやっつけ、ただ皆がわぁわぁ騒ぐ」なんて特撮ヒーローでないことがわかるかもしれない。そもそもこの映画っていうのは原作コミックからしてアメリカテイスト。理屈っぽく考えず、主人公のワンシーンワンシーンを見守っていくほうがおもしろい。下手なところは突っ込まずに。 7点(2003-01-14 21:14:08) |