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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1974
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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41.  蝉しぐれ 《ネタバレ》 
少女のささやかな願い。恋する人のお嫁さんになりたい。でもそんな願いすら、この時代のトップの色欲の餌食になってしまう。二人は最後、自分の抱いたほのかな感情を大事に出来なかった「時代」の悲劇に苦しむ。今なら、女性が強いから、こんなトップも追い出す事が出来たかもしれない。しかしこの原作が書かれた頃はどうだろう?藤沢周平作品は女性の気持ちを踏みにじる上司には、最後かならず主人公が落とし前をつける。そこに観客は喝采する。高い地位のものにこそ、高いモラルが課せられるのだ。これから女性の地位向上で、女性対男性の戦いも水面下で行われるだろう。自分は男性なので、調子よく、女性の側にはつけないが、どの藤沢作品にも共鳴する。やはり男性でもできれば、恋する少女の応援をしたいのだ。話を映画に戻すと、殺陣の迫力はすさまじい。でもあの少人数で立ち向かうにはあまりにも不利だ。主人公がこの殺陣を経た後、人間的にぐっと成長するところは素敵だ。
[DVD(邦画)] 7点(2011-04-23 11:34:44)
42.  ゼロの焦点(1961)
犬童監督の「ゼロの焦点」を先に観て、ストーリーを知っていた為、映画への集中力が続かず、作品にのめりこめなかったです。謎解きの部分が説明っぽくて、個人的には犬童作品の方が映画的に良く整理できていたんじゃないかと思ったのですが・・・白黒は苦手だ。ただ野村芳太郎作品のこちらの方が登場人物(特に犯人)が「モンスター」ではなかったですね。ドラマチックではないですけど、その点は良い意味で評価できるんじゃないかと思います。白黒に慣れてる人だったら、自分にもありうる展開と思えて、感情移入できたんじゃないか?と思うのです。
[ビデオ(邦画)] 6点(2010-11-10 22:34:24)
43.  ゼロの焦点(2009) 《ネタバレ》 
なんだ、日本には松本清張がいたじゃないか。こういう重厚な人情の物語を観せられては、トリックやゲームのような展開に心血注ぐ外国のサスペンスなんて観られたもんじゃない、なんて思ったよ。ラストのたたみかけるような展開。それぞれの人物が情を持ってて、その懐の深さ、悔しさなどに感動した。野村芳太郎の監督作品の方が有名だけど、どうしてどうして、この犬童一心監督作品も充分、素晴らしいです。広末涼子、中谷美紀、木村多江、みんな見事だった。特に広末は同時期に創られた「ヴィヨンの妻」で見せたキャラとは正反対の役を見事に演じてて、彼女は女優に人生かけるのだな、と私生活の混乱ぶりが理解できた。女優だけでなく、鹿賀丈史がラスト自殺するとこなんか、インテリだったのに、パンパンやってまで家族を守った中谷演じる女性をすべて理解したうえで愛していたのだなあと思わされ、涙が出た。本当、良い映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2010-10-30 14:49:55)
44.  正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官
テーマ映画という感じでしょうか?麻薬なら「トラフィック」、銃なら「クラッシュ」そして移民ならこの映画。アメリカの問題を扱っていますが、こうあるべき!とか言った強いメッセージは薄い感じでした。移民問題ではピーターウィアー監督の「グリーンカード」の方が自分には伝わってきました。ハリソンフォードは目力だけはあるのですが、皮膚とか体とかパサパサで、元気が感じられないです。(再婚したから?)ひょうひょうとして、元気なハリソンフォードが好きな自分にはちょっとがっかりでした。年齢相応の味わい深い人間味あるキャラクターを出すのならば、こういう群像劇にせず、どっしりと彼を主役にして、悩んだり、怒ったりする映画にして欲しかったです。
[DVD(字幕)] 6点(2010-06-08 04:02:20)
45.  接吻 (2006) 《ネタバレ》 
ラストは豊悦と小池栄子の接吻で終わるんだろうと思っていたが、そんな簡単な話ではなかった。自分の持論として女性に一人暮らしをさせちゃいかん!女性は壊れる。映画では、孤独な女性が一人ではなかったと思い、ブラウン管越しの殺人犯人を好きになってしまう。はじめてパートナーを得て、一体感を味わうが、彼は彼女の相談なしに控訴してしまう。そこで彼女はひどい幻滅を感じ、ラストへとつながる。ただ中村トオルとの接吻で、映画のテーマは獄中結婚のピュアな感性からずれて、孤独な女性の恐さになってしまった気がする。ただ見応えはあった。
[DVD(邦画)] 8点(2009-05-19 14:13:59)
46.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 《ネタバレ》 
観終って思ったのは、狂気を描いているこの映画は「時計仕掛けのオレンジ」に似てるよなと思った。ただ、こっちの方が人間を描いている。孤独な人間を。聴覚をうしない、わずらわしくなった子どもを捨てた時から、話は石油から離れ、どんどん狂気じみてくる孤独な男の姿を描いていく。一方、トランス状態になって、自分は神の預言者だといって、信者を集める牧師の姿も描いている。この両者が激突して、話は終わる。この構図をどう解釈すべきか。人間はそんなに簡単に救われるもんじゃねえ!と言いたかったのか?そういえば「アギーレ神の怒り」なんて映画もあったけど、狂気じみてくると、神に近くなるのだろうか?この映画、2時間半の長い映画なので観るのをためらっていたが、観終って、やはり観て良かったと思った。
[DVD(字幕)] 9点(2009-02-18 21:05:08)
47.  西部の男 《ネタバレ》 
先にポールニューマンの「ロイビーン」を観ていたので、ゲーリークーパーもこの不死身なじいさんにやられるのかなと、冷や冷やして観てました。こっちのラストもいいですね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-07-24 23:02:47)
48.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 
大抵、善意で認めた参加者が、レースでスゴイ記録を出せば、ちょっと悔しくなり、足を引っ張るやつが出てくるのが、映画ではよくあるパターンじゃないでしょうか?でもレース場に着くまでも、着いてからも、このじいさんのまっすぐ生きてきた人柄のせいか、皆がいい人になる。でも考えてみれば、ニュージーランドの家は倉庫だし、最速で飛ばしたいっていう夢があるから、バートもいい人でいられる。普通なら扱いの難しいじいさんになっても不思議じゃないのに。親切にしてくれる人も、ちょっと「アメリカ」からはみ出してる人たちばかりで、誰彼かまわず、いい人として接する人たちではないと思います。やはり、バートの持ってる夢追い人としての雰囲気に何か共鳴して、バートを助けたいと思ったのでしょう。それを説得力もたせる演技をしたホプキンスはすごい!
[DVD(字幕)] 8点(2008-03-12 21:42:10)(良:1票)
49.  セルラー 《ネタバレ》 
久しぶりに時間を気にしない娯楽作品を観た。最近では「フォーンブース」以来と思ってたら、同じ原作者で、しかも大好きな刑事コロンボで鍛えられた人なんですね。この人、今までの作品できるだけ観たいと思ってます。これが娯楽映画というものさ!キムベイシンガーさんって美しいのに色んな役をしますね。素晴らしい!
[DVD(字幕)] 9点(2008-02-14 23:20:55)(良:2票)
50.  制服の処女(1931) 《ネタバレ》 
女学生の寄宿舎モノとしては「ミスブロディの青春」を先に観てたので、このベルンブルグ先生もきっと裏があるにちがいない、と意地悪な観方で観てたのですが、最後まで良い先生で良かったです。子ども達には最近の「ひねくれた」映画を見せる前に、こういう昔の素直な作品をまず見せた方が良いと思います。この寄宿舎は、厳しいからということもあるのでしょうが、いじめがなさそうな雰囲気で、良いなあと思いました。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-08-09 12:39:29)
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