1. 戦闘機対戦車<TVM>
あはは~,↓オオカミさんはわりとお気に入りなんですね~。これってよく年末年始の深夜の場つなぎ的によくやっていました。副題に確か「砂漠の対決!」とかが付いていたような気がします。それにしても金かかってませんよね~,P40(N型?)戦闘機1機とM4(A1?)中戦車1両以外何も使わないんですからね。一応ダークイエローに塗って十字かいて,独戦車に似せてましたがどうにもなりませんてした。前後してハンフリー・ボガードの「サハラ戦車隊」とか「砂漠の戦場エルアラメイン」なんてのを見ただけに,ちょっと印象がうすい,というか楽しめなかった記憶があります。 4点(2004-01-03 17:54:55) |
2. 千と千尋の神隠し
うーん,何と行ったらよいのやら・・・。あの不思議な町に両親と一緒に入っていき,両親が豚になってしまうまでは,いつもながらのスピーディな演出が冴えわたっており,絵柄もいつもと少し違う感じで,「おっ,これは期待できるか」と思ったけれども,その後がいけない。いったい何なのだろう,あの湯屋は?江戸時代の遊郭のイメージだろうか(10年程前取り壊された我が町の元女郎屋だった古い旅館にそっくり)。大量に出てきた魑魅魍魎の類も,別に新鮮味を感じなかった(私は「うる星やつら」を思い出した)。拉致され,自分の名前すら忘れた人たち。↓どなたかが書かれたように北朝鮮のイメージなのか?そして強制労働・・ ?珍妙極まりない非現実の世界を,大風呂敷広げて大袈裟に描くことが宮崎監督の美学ではなかった筈だ。釜爺とかハクとか個々のキャラクターは魅力的な場面もあっただけに残念極まりない。大仕掛けなだけで気合いが空回りしっ放しの「もののけ姫」もそうだったが,私にとっては感動には程遠い作品となってしまった。これを見た子どもたち数人にに聞いてみたら「面白かった」と一様に返ってきたが,「何が?」と聞くと,これも一様に黙ってしまった。「ナウシカ」「ラピュタ」「トトロ」「宅急便」「豚」と続く路線には,ずっと感心させられたが,ピークを過ぎたのか。どうも私には,この宮崎監督のはしゃぎっぷりが「迷走」にしか思われないのだが・・・。次作に期待ってことで少々辛いこの点数。 3点(2002-08-18 17:15:32) |
3. 戦略大作戦
金塊を見た兵士たちの表情が見る見る変わっていく。主要人物でまじめに戦争しようとするやつが誰もいない。最後はドイツ兵と個人交渉ときたもんだ。思い切り笑わせてもらいました。70年作品か。こんな戦争映画が作られるなんて,いい時代だったんだな・・。C.イーストウッドがさすがに若々しいが,はっきり言ってガンマンスタイルよりも軍装の方がよく似合い,トミーガンを持つ姿もさまになっている。皆さんご指摘のティーゲルⅠは,改造ものなので,フロントが寸詰まりで,全体的に小ぶりでちょっと残念。さすがに複合のロードホイールまでは再現できていない。まだ「プライベート・ライアン」に出てきたT34改造のやつの方が良かった。それにしてもウィリスMBやM3ハーフトラックはともかく,あのM4A3は当時よく手に入ったと思う。(それもあんなにいっぱい)同じ時期の「パットン大戦車軍団」じゃ全く使われず,M48とかだったのに・・・。イスラエル軍からかな・・。自衛隊は平行サスのE8型だったし・・・。 7点(2002-06-15 22:58:28) |
4. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
現代豪華キャストによるミュージカル。大いに期待して見たところ,ひたすらお気楽で都合の良いストーリーで,私は浸れなかった。別れた元旦那とドライな関係を続けたり,一緒に思い出に浸ったり,次々にいい男が現れて取っ替えたり・・・。西洋人の感覚には付いていけない,と思った。私の今までの人生にはあり得ないことなので,金にも女(或いは男)にも困ったことのない人向け,って言ったら失礼かな・・。歌とダンスシーンは良かったけど・・。 4点(2002-04-27 15:43:59) |
5. セシルの歓び
67年の作品。ブリジット・バルドーの美しさを堪能できる作品。相手役とのやりとりは不道徳にして少々陳腐かな,と思ったが,あの時代の香りを色濃く残している点で見ても損はないと思う。それにしてもB.Bの美しさ!C.Cも好きだった私としては,甲乙つけがたい。 7点(2002-04-13 11:12:11) |
6. セーラー服と機関銃
私も,めだか組にか・い・か・ん~。確かに薬師丸が持って乱射したのは,M3カービン,つまりグリースガンでした。 5点(2001-12-31 21:17:33) |
7. 戦場にかける橋2/クワイ河からの生還
二匹目の泥鰌は居なかった,てとこでしょうか。前作からずいぶんたっているし,続編という感じは全くありませんでした。私も,日本兵の極悪非道さに参りました。英米人ってやはりこうしたイメージをいつまでも払拭できないんでしょうか・・・。 6点(2001-11-02 20:53:49) |
8. 戦場にかける橋
今を去ること遙か昔(?),私が幼少の頃,初めて見ました。毅然としたアレック・ギネスと,相対する早川雪舟のこれまた絶大な存在感が妙に印象的でした。連合軍側のみのハッピーエンドものの戦争映画が当時結構TV放送され,子どもながら喜んで見ていた当時の私は,さぞかしいやな小学生だったことでしょうが,異色の戦争映画としてずっと気に留めていた作品がこれです。私の,リーン監督の作品との出会いは,その後「超音ジェット機(サウンド・バリアー)」「アラビアのロレンス」「ライアンの娘」「インドへの道」と続きますが,いずれも大きな構成感の中に,重いテーゼを盛り込んだ名作揃いで忘れ得ぬ作品ばかりでした。 9点(2001-11-02 20:48:04) |
9. 聖なる嘘つき/その名はジェイコブ
やはり皆さんも「ライフ・イズ・ 」と比べてしまっていますね。妙に安心したりして。抑制の効いた暗色系の映像が,ともすれば饒舌すぎるロビン・ウィリアムズの演技とうまく中和した感じがあり,見応えがあった。最後に赤軍に発見というのも歴史的に見て信憑性がある(戦車もそれらしかったし)。 9点(2001-08-17 21:06:41) |