Menu
 > レビュワー
 > へちょちょ さんの口コミ一覧
へちょちょさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  戦艦バウンティ号の叛乱 《ネタバレ》 
1787年に起こった英海軍史上に名高い実話を基にMGM(アーヴィング・サルバーグ)が最初の映画化を果たした海洋劇の佳作。原題は「バウンティ号の叛乱」だが、戦前の本邦初公開時には御法度だった”叛乱”部分を大幅にカット、邦題も「南海征服」とされて単なるタヒチ冒険モノの如くにされてしまった。本サイト登録時には一応この公開邦題に従ったが、私が観たのは勿論ノーカット版なので誤解なきように。さて、後に二回もリメイクされるだけあって筋立てだけでも充分に面白い内容なのだが、今回のフランク・ロイド版が最優秀なのは出航前の船員徴集から船荷の積み込み、マストに登って出帆の手順などといったディテールを実にテンポ良く提示している点にある。そうしたディテールの積み重ねが、ブライ船長による過剰に残酷な船員への処罰やそれを行き過ぎと嫌悪するクリスチャンの心情を絵空事にしない説得力を生む。タヒチまでの道中、冷酷無残なブライの性格が徐々に暴かれてゆくと共に船内の空気が一触即発となっていく過程も実にスリリングである。何と言っても怪優チャールズ・ロートンの凄まじい存在感溢れるブライ役の演技が物語全体を牽引しており正に圧巻。リメイク作でのブライ役(トレヴァー・ハワード、アンソニー・ホプキンス)にはロートンの持つネチっこさ、漲るパワーが絶望的に不足していた。惜しむらくはタヒチに着いてからテンポが急落し、クリスチャン&バイアムが現地の娘とダラダラ恋する辺りの退屈さ。こんな安っぽい大甘メロドラマみたいなシーンはとっとと端折って叛乱場面に行けばグッと締まったと思うが。しかし叛乱が起こってからはキビキビと凄まじい馬力であり、当時の日本軍が慌てて検閲カットしたのも無理はないと思わせるインパクト。ブライが悪運強く生き延びて執念深く追跡に戻るくだりや軍事法廷でバイアムらが裁かれる場面などは明らかに欲張り過ぎて蛇足の印象が強いので評価も若干割り引き。よって8点。(ヒゲなし)ゲイブルはそう悪くないが、バイアム役フランチョット・トーンはオイシイ役の割にもう一つ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-28 00:55:59)(良:1票)
2.  制服の処女(1931)
フッフッフ…おっさん殿、矢張りあなたもエミリア・ウンタ扮する「校長」に轢かれたじゃなくて惹かれたようですね。実~にイイ目の付け所をしていらっしゃる。おおっ同志よ!私もマヌエラ役のヘルタ・ティーレやベルンブルク先生役のドロテア・ヴィークには(レズだか百合だか知りませんが)別段どうというコトも無かったんです。んが!威厳に満ち満ちた”歩くプロイセン魂”には脱帽脱ヅラですわ。「規律と空腹を通じて我が祖国は甦る」でしたっけ?うーん、憎まれ役ってのはこうでなくっちゃあ!!あと、脇役好みの私メとしてはイルゼ役のエレン・シュワネッケもイイ味出してて結構捨て難いかなぁ。他にもマルガ、エーデルガートといった溌剌とした”メートヒェン”たちに幸あれ!8点。
8点(2003-12-01 05:11:36)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS