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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  聖者の眠る街 《ネタバレ》 
都会のホームレスを描いたいい話。本来的にはバッドエンドながら引きずらないまとめ方は巧い。ただ、その先に踏み込んではくれなかったのであまり評価は高くない。  ■意図的なんだろうけど、設定が妙に非現実的。とりあえずあのホームレス宿泊施設周りのエピソードは丸ごとカットでいいと思う。そもそも施設内で殺人事件が起きておとがめなしなんていうあんな物騒な施設が現実にあるわけないわけで、結局あの施設は「二人の出会い」と「マシューの死」を出すためなんだから他にいくらでも方法があっただろ、と思ってしまう。  ■というわけで、設定はものすごく非現実的なのだから、ここから社会批評的なものを引き出そうとするのは無理がある気が。あえて言えば、襲う側の黒人もホームレスなのだから、そういう「貧しい者同士の足の引っ張り合いが、貧しい者を貧しいままにとどめているんだよね」という皮肉・風刺はあるかな。  ■あと、マシューの持つ「奇跡」の能力が結局全然ストーリーに利いて来なかったのが肩透かし。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-14 00:07:42)
2.  セブン 《ネタバレ》 
後味は悪いと散々いわれていたので、そこまでとは感じなかった。 最後付近のスペイシーとブラピのやり取りは何回も見たが、ほかの部分はあまり見ない。それでも8点の価値はある。 (追記:でもあの映画全編に漂う雰囲気はやっぱりいいと思い直した。見えない不安感というような。なので1点上げました)   【再見】■改めて全編見なおしてみて、善さに改めて気付かされた。映画の全編の雰囲気、陰と陽の使い方(殺人事件中ずっと雨が降り続け、ケビン・スペイシーの出頭前語で雨がやみ、晴れ渡った鉄塔で悪夢が起こる)が非常にうまい。細かい会話やシーンにも無駄がなく、前半部分がこんなに詰まっていたことに気づいて驚いた。「ひどい現実」に対する三者(ブラピ、モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシー)三様の捉え方、感情、悪、それぞれの考え方の微妙な違いが、最後に向かってうまく収斂していく。  ■前半の陰惨な殺人事件と、車中でのブラピとケビン・スペイシーのやり取りで、誰もがケビン・スペイシーに対して反感というか腹立たしさを覚えることだろう。しかし、それによりあの陰惨な「段ボール箱」はより一層の戦慄と衝撃を増し、ケビン・スペイシーを打ち殺すブラピに共感してしまう。しかし、それこそまさにケビン・スペイシーの言っていた「誰もが持つ罪」の危険か顕在化が行われてしまっているのだ。  ■そう、なんでみんなトレイシーの首を描いてほしいと思うんだろうか。あれは描かずに演技だけで見せるからこそ怖いのだ。まさしく映っているのは「何の変哲もない段ボール箱」だから。
[DVD(吹替)] 10点(2010-10-01 00:15:00)(良:3票)
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