1. SAFE/セイフ
王道、といわれるくらいステイサム。 「マフィアのボスが立て続けに消されてきた、まさに最強の一手だ」 と言わしめてしまったら、そりゃあ何でもあり。 しかしそこは痛快によく描かれており、 中国、ロシア、NYポリス それぞれに平等に容赦ない。 天才である少女を、自分の過去に照らし合わせながら、 ついつい救ってしまうサガ映画。 悪くないが良すぎもしない。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-08 22:38:54) |
2. ゼロ・ダーク・サーティ
事実であれフィクションであれ、 えぐいな( ´ー`) そしてそこで心を壊し始めながらも、 人を招き入れたら、大切な人へ危害を加えられる。 そこで狂人のごとく、復讐を(国家的にではなく個人的に)誓うのが、 実にフィクションのようであるが、 恐ろしさが現実的である。 終始、真の笑顔がなく、 戦争のむごさを知るのに十分な作品。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-16 21:18:24) |
3. セルラー
携帯電話一本というか細い手段が効果的に使われている。 壊れる、電波が途切れる、音が聞こえないなどなど さまざまな携帯電話ならでは、の窮地をハラハラさせる描写。 「誰かにつながれ」 というポケベルな時代の"楽しみ"がそのまま"悲壮・切迫感"に 変換されたような、 デジタル過渡期ならではのサスペンスと思います。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-04-09 18:11:21) |
4. セブン
《ネタバレ》 この街にずっと住んでいると嫌なことが見えてきてね、、、 という伏線台詞が印象的。 人間が最愛を奪われて、ゆえに復習することは大罪だとするならば、 永遠に罪の存在を知りながらも背負っていく方が、 よっぽど納得がいくし、そんな風に思うから人間なのだろうか。 サイコパスでもなんでもない、 狂気ととらえるのは人間の勝手、 普通の人間が普通の人間に嫌気をさし、 極限まで抜き出し、罰したのが本作品。 ブラッドピットの若さゆえ、モーガンフリーマンの熟練ゆえの それぞれの危うさが相まって、 実に感情の迫力のある一作に仕上がっている。 [インターネット(字幕)] 9点(2018-04-06 00:30:52) |
5. 蝉しぐれ
映像が好きですねー。自分が体験したことのない情景だからか、冒頭の蛇とのからみの部分から、童心をくすぐられました。ストーリーは王道。各役者の演技も王道。存在感といえば、よくもわるくもネームバリューな感じ。しかし、鑑賞後は決して悪い気分ではない。そうか、身分が違うから叶わぬ恋という構図は、王道の演技をはじめとする、安心感の上にあるとじっくりはっきり受けとれるんだな、と思いました。 [DVD(邦画)] 6点(2013-08-02 04:01:18) |