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ボビーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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1.  象の背中 《ネタバレ》 
ヨリのファーストカットで始まるこの作品は、その時点でいつか歩けなくなるという意図が含まれていたのをラストシーンになって感じました。車椅子でまともに歩けなくなった主人公が振り返った視線の先には、車椅子のタイヤで引かれた線が二本あり、その周りにあるいくつもの足跡に演出の面白さを感じました。かなりベタな物語で、黒澤監督の「生きる」のように生きられる日数を知ってしまった設定に魅力を感じました。しかし、「生きる」のような宣告される前が描かれていないために、主人公が余命宣告によりどう変化したのかがかなり曖昧で、後に少しずつ登場人物たちが言う「お前~だったのに、どうした?」が全て説明的に聞こえ、違和感を感じてしまいました。闘病の物語、あるいは死に逝く人間の物語が泣けないはずが無く、僕も馬鹿みたいに泣いてしまいましたが、終盤の海辺で戯れる主人公の息子と娘の姿に僕は完全に興醒めしてしまいました。二十歳をこえているであろう青年と、高校生の女の子が水をかけ合うって…そりゃ流石にないでしょ?と思ってしまいました。リアリティがないというか、笑えてしまいました。他の動きは思いつかなかったのでしょうか?あんな兄妹、素敵なCMの世界にいませんよ。残念ですが、僕はあの演出が何より気になりすぎて、劇場を出る時不完全燃焼だったのであまり高得点は点けれません。
[映画館(邦画)] 6点(2007-11-06 02:08:42)
2.  それでもボクはやってない
この作品を観終わった後、電車に揺られて家に帰った。その間ずっと、痴漢に間違えられないように怯えながら帰った。この作品の中にあるもの全てがあまりにも距離が近い。いつ、どんな形で同じ目に合うかわからない。ぼくはこの映画を観終わった後、どうしようもなくイライラした。それはこの作品が悪いわけではない。この日本の現状に腹が立ってしょうがなかった。日本の法律、それを取り巻く警察、検察、裁判官、その全てに腹が立ってしょうがない。裁くべき人間を裁かず、裁かれるはずのない人間が何を償えばいいのかもわからない状態で牢屋に押し込められ、時間を奪われる。そんな事、一分でも、いや一秒であってもあってはならない。この作品を通して監督が訴えたいことが心に染みた。もしかすると、満員電車が怖くて乗れなくなるかも…恐ろしい恐ろしい…
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-20 18:35:05)
3.  ソウ2
前作の続き、というより二作合わせて始めて“SAW”のような気がしました。前作では、ジョンは常に試験をしていた。生きる意欲のある者。それは“死を知って始めて生を知る”とジョンが言っていたように、生に価しない者を試験にかけ、それで生き残った人間は、そこで始めて生の大切さを知り、後継者の資格を得る。そして、今作は生き残った人間に、後継者として相応しいかどうかを確かめる試験を行っていた。ジョンは常に命を代償に生きる意味を伝えようとする。今の世の中では、命の重みというのはそれくらいしなければわからないものなのだろうか?この映画は命の重みを頭の奥深くに根深く残そうとした。この映画のそういった洗礼された脚本と演出力には素直に賞賛できる。その為に、リアルで強烈でグロテスクな映像をつかった。しかし、僕は最近思うようになった。こんなリアルな映像を見せる事で何が生まれるのだろう?人が人を殺すシーンを見せて何が変わるのだろう?人の頭がぐちゃぐちゃになるのを見て何を感じればいいのだろう?まさか興奮するのだろうか?“人が苦しむ姿を見たい”という感情が生まれはしないだろうか?人の命が軽くみられはしないだろうか?最近では、ゲームや漫画でもこういうのが増えてきた。異常な殺人事件が連日ニュースで流れる今の世の中。さらに後押ししてしまうのではないだろうか?血が流れ、死ぬ瞬間を見せ、苦しむ姿を見せ、殺す場面を見せる。僕は絶えられなかった。僕はこういう映画の存在価値がわからなくなってきた。映画はここまでしていいのだろうか?わからない…僕はもうこういう映画を観ないことにする。でないと命の重みを理解しきれていない人間になってしまいそうだ。脚本と演出力賞賛できる。だが、映画自体は、今の僕には高い評価は絶対につけられない。むしろ、つけてはいけない。
[映画館(字幕)] 5点(2005-11-19 13:47:49)
4.  ソウ
この映画は自分でも不思議なくらい、画面にかじりついて観てしまった。映像は常にグロテスクで残酷で、ストーリーも息苦しく辛い。正直、観続ける事がこんなに嫌になる映画は久しぶりでした。ですが、その気持ちとは裏腹に、ストーリーが進むに連れて画面に釘付けとなっていく自分もいました。緊張感が映画全体を包み、終始、心臓の鼓動が自分自身で聞こえる程、常に恐怖を感じていた僕は、上映終了時には疲れ果ててしまい、家路に着くと倒れるようにして布団に潜り込みました。
8点(2005-01-15 00:26:00)
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