1. そして父になる
《ネタバレ》 はじめての週末交換によって野々宮マンションにやってきた野々宮実子リュウセイを囲んで、初めての本物の家族3人でのミズイラズの夕食。メニューはすき焼き(一方斉木家は餃子)。リュウセイは育ちが悪いから、箸を上手に持てないので、リョウタはさっそく箸の持ち方を指導しだす。まるで斉木家の卑しさを毒抜きするかのように。そのときのみどりの表情も見逃せないんだが、その日の夜、リュウセイはなんとbathで箸の持ち方を練習しているのだ。ひとりで。 僕がショックだったのは、リュウセイが箸を素直に練習していることの切なさよりも、この日の夜なのにリュウセイがひとりでお風呂に入っていたことだ。この時点で、子の交換が成功なんか絶対しないことを僕は予感させられた。 リョウタとケイタの木漏れ日の追いかけっこのラストシーンは、どうも僕には蛇足だった。無くてはならないシーンだろうけど、ちょっと福山カッコよすぎたか。衣装がキャンプ仕様であったが、似合ってしまっている。もっとダサダサのアウトドアで髪型ボサボサで無精ひげくらいのほうがいいだろう。イケメンの皮を脱いで汚れてこそ福山は父になれる。 いよいよ完全に交換することになり、両家族そろって河原遊びをする(そのときの集合写真が映画のジャケット写真になってる)。みどりと斉木妻ゆかりが、ふたりきりで散歩しながら会話しているシーン。この時の二人の会話と、ゆかりの行為に、僕はポタポタと泣いた。 [ブルーレイ(邦画)] 9点(2015-01-08 00:35:16) |
2. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 速い展開でスタイリッシュなのは良いのだけども、中盤は物語自体がスローになるので退屈。 舞台化するといいんじゃないかな。三谷幸喜あたりの脚本で。 理系の孤独な秀才が、モテモテの男たちのはなをあかす様子が爽快だった。 [映画館(字幕)] 7点(2011-01-16 23:56:09) |
3. ソウ4
《ネタバレ》 解剖自体気持ち悪くないし、怖くもない。3の同時進行という、脚本係が少し徹夜すればおもいつくようなプロットでは、本来のソウの面白さがない。 [映画館(字幕)] 5点(2008-03-15 22:17:45) |
4. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 前半、痴漢冤罪で人生を台無しにしない方法が示唆されている。それはやったと認め、罰金と示談金を支払ってその場で解決すること。現に取り調べをする警察官や接見弁護士はそれをオススメしている。みんな分かってるんだなこの理不尽さを。高圧的な取り調べに見えるが、蜘蛛の糸は垂れている。 [DVD(邦画)] 9点(2007-11-30 00:26:32) |
5. それでも生きる子供たちへ
《ネタバレ》 それぞれのエピソードはお互い関係無い話。7つの話があるが、映画にならなければいけない必要性を感じた子供は、ブラジルの兄妹と中国のみなしごの2件くらい。ロリコンにはたまらない映画でした。僕にはたいくつ。 [映画館(字幕)] 7点(2007-07-30 23:35:16) |
6. ソウ3
《ネタバレ》 1作目と2作目をみていないとちっともついていけないだろうから、この映画だけで評価することはできない。イタさはぬきんでていた。 映画の最後は結局銃で撃ち合うんだなあと。そして間に合わせのように畳み込んだ映画のラストゲームも、それまでの崇高な理念のゲームが安っぽくかんじてしまう。 ジョンの回想の銀杏並木はいったいなんだ!4への布石か? [映画館(字幕)] 7点(2006-11-21 22:18:56) |
7. ソウ2
《ネタバレ》 ソウシリーズに僕が求めるものは、その閉鎖空間に入ってみたいというバーチャルである。 近作はそれを失って、もはや僕の目的はあえなく消えてしまった。 だけれどもサスペンスとしては面白かった。注射器という物体の緊張感がうまく生かされていた。 次回は歯医者道具かしら。 あまりのこぎりは関係ない [DVD(字幕)] 7点(2006-11-13 22:31:13) |
8. ソウ
僕は池袋のシネマサンシャインでこの映画の大きなポスターを見て、「あ!このバスルームにいってみたい!」と思いました。今日観て、結論から申しますと、あのバスルームには入れませんでした。すなわち、映画に入り込めなかったということです。そんなかんじでレビューです。 いきなり始まる導入は『CUBE』よりも彩り豊かで具体的でショッキング。 犯人が仕組んだ数々の殺人は『セブン』よりも残酷で不条理で論理的。 ではなぜ僕の中で『ソウ』はこの2者を越えられなかったか。バスルームに入れなかったのはなぜか。僕はかの『12人の怒れる男』のような密室サスペンスを期待していました。水がピチャンと落ちる音が聞こえるような静寂の狂気を欲していました。向かい合う鎖でつながれた男二人がだんだんと正気を失っていく様を見たかったです。が、実際は「うおーーー死体だーーーーー!!!ぎゃーーーー!!!ぐるぐるーー!」って感じで、映像は回る回る!音楽はがなるがなる!とにかくハイテンションで、暴走したホーンテッドマンション状態でした。サスペンスドラマ映画というよりはバイオレンスアクション映画だったです。話の進行軸があのバスルームから外に漏れて進んでしまったり、バスルームのおおまかな構造と大きさを最初に提示してくれないもんだから、あの密室の広さも狭さも汚さもよくわからず、要するに、なんだかあのバスルームに自分がい居る気になれないのです。感情移入の対象(それは人物に限らず、場所や部屋も含まれます)が定まらなかったです。後ろからついていくスタイルの鑑賞。それはそれで怖くてハラハラして良いんですが、結末の衝撃を盛上げる為にも、もっと静かに冷ややかに描いて欲しかったとおもいます。とはいえ見応えはありました。この映画創った監督はどこのだれ? 7点(2004-11-07 01:42:32) |
9. ソード・オブ・ザ・ファンタジー
みじかい時間ていうのがこのての映画の価値だと思う。 5点(2004-10-30 20:06:38) |
10. 続・猿の惑星
気づけば映画が終わっていたということは案外楽しく鑑賞できたということだろう。54番さんのレビューを拝見してはっとしました。そっかぁ、予算が無かったのかぁ。ボーリングフォーコロンバインといい、チャールトンへストンはひでえなぁ。同情はするけど、映画のオチはひどすぎる 6点(2004-05-06 01:01:46) |
11. ソドムの市(1975)
これは幽遊白書の黒の章です。観たら絶対へこむと分かってて見てしまう僕は、ファシズム4人組と同じなんです。最っ低 0点(2004-01-05 16:22:38)(笑:1票) |