1. ソーシャル・ネットワーク
フェイスブック万歳の作品かと思ったけど、意外と人間模様濃くて面白かった。ショーンパーカーの軽薄な人格演技が面白さに添える。主演の融通効かなそうな演技も良かったねえ。なんかフェイスブックに親しみ感じちゃった。なんとか兄弟が起業していたとしたら、ちょっとむかつくかあぁだし、たぶん成功は無理だったと思ったけどね。のっけからデヴィトフィンチャーらしい絵作り、飽きさせないテンポの良い流れ。完結とは言えない余韻のある作り。良い作品でした。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-10-06 18:15:01)(良:1票) |
2. ソロモンの偽証 前篇・事件
まだ導入なんで結論はでないけど、導入という役割は十分果たしている。緊張感もある。藤野涼子石井杏奈の演技は期待に応えている。生徒の演技はさておくとして、他のベテラン俳優は安定している。ただ、後編があること考えると尺がながいかなあ。90分くらいでまとめて欲しかった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-09-27 11:24:05) |
3. ソロモンの偽証 後篇・裁判
《ネタバレ》 中学生の裁判ごっごになったのが残念。学園ドラマ風になっちゃったなあ。判事が特に。前編の演出で期待度が上がってしまったんで、ちょっと謎解きとしてはかなり拍子抜けした。もっと「おお!」という結末を期待している自分がいたのに気付く。原作本には読者を引き付ける魅力あったのかなあ。一番印象に残ったのは、石井杏奈が目撃者は松子ちゃんと言ったシーン、そしてそれに涙する藤野涼子とぐっと耐える塚地夫妻の絵。いろんな出来事を取り入れたものの、それらが伏線となることはなくて、単体の事象になっていたのは残念。でもそれに関わる大人たちには個々に人生模様があった。宮部みゆき原作とでかでかと出ていたけど、この作品はストーリーより演技演出に目が行ってしまった。藤野涼子は今後非常に期待できる。永作さんは八月の蝉つながりだっただろうけどこの作では活きていなかった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-09-27 11:20:57) |
4. ソルト
《ネタバレ》 カッコいいねえ、アンジー!彼女の歯をむき出しにする格闘シーンの絵のファンなんです。ちょっと、長年の訓練やマインドコントロールの割に、あっさり改心しちゃうとこが物足りないけど。事務配転希望とかのフリはあったけど。アンジーのためのアンジー頼みの映画かなと思ったけど設定とかもよいし結構緊迫感だしてた。でもシュワちゃん主演の映画と同じ匂いがしたなあ。最後、川にざぶんもボーン風。 [DVD(吹替)] 6点(2011-10-10 14:05:43) |
5. ソウ ザ・ファイナル 3D
《ネタバレ》 もはやゲームの意義がなくなって、ただの残酷な殺人描写グロ描写のためになってる。ゴードン先生ネタはあらかさまな伏線が張ってあったんで、ネタにさえならず。自分にあるソウに対する決着つけたくて観賞したけど、改めて観ることもなかったかな。今となって思い返すとジグソウ自体には思想もあって、映画史に残る良いキャラクターだったけど、あとの人たちはグダグダ感は禁じ得ない。 傑作の1が存在して、あとはもはやアナザーストーリー。面白そうなネタ回をお好みに観賞を。2,3だけで十分とは思うけど。このシリーズ90分でまとめてくれているのは、制作者の身の程わきまえた態度。 [DVD(吹替)] 5点(2011-05-14 12:44:28) |