1. ソウル・キッチン
《ネタバレ》 私は日本映画ってあまり見ないんです。 っていうか、今の日本映画は外れが多いので海外映画からは日本にはないものを求めてしまうんです。 そういう意味で言うと、この映画がやっていることは既に日本映画でやり尽くされているような気がするんです。 伊丹十三、三谷幸喜、周防正行。 こういう人の作品と比べると、本作は日本映画のレベルには達していないと思います。 ラストまで腰痛持ちの主人公、馬鹿な兄貴、全く笑えないギャグ。 正直1時間くらいでギブアップしそうでした。 店も自宅も失い、どん底に落ちたと思ったら、悪者の不動産業者はあっさり刑務所へ。 土地は競売、元カノから金を借りて、即、心機一転。 あっさりしすぎです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-22 12:45:01) |
2. 続・激突!/カージャック
《ネタバレ》 他の方も書かれているとおり「激突!」とは何の関係もありません。 前科者のヒロインが囚人の夫を脱獄させてパトカーを盗んで、養育権のない我が子の元へと向かうロード・ムーヴィーです。 因みに、これから民放でご覧になられる方へ解説しますが、主人公のヒロインは事件後、15ヶ月で仮出所し、現在は子供と一緒に暮らしているとのこと。 数十年ぶりに鑑賞したのですが、最後のテロップは私自身忘れていました。 本編はダルいところがありますが、90分に編集されれば面白いと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-31 21:12:21) |
3. 卒業白書
主人公の巻き込まれ方とでもいいましょうか。 トム・クルーズが、あまり積極的じゃないキャラクターなのか、魅力を感じませんでした。 展開もなんだかよくわかりませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-05-21 17:57:13) |
4. そこのみにて光輝く
セックス、暴力が出れば「体当たり演技!」、ジメジメした人間描けば「これぞ日本映画!」 私は、こういう映画が存在するから邦画が嫌いになるのだ! [CS・衛星(邦画)] 2点(2015-04-06 22:42:37)(良:1票) |
5. 続・菩提樹
《ネタバレ》 何となくコメディータッチに描かれているところが前作と違うように感じます。 ストーリーは相変わらず淡々と進むだけなのですが、ヴァスナー神父がバッハばかり歌わせようとして返ってそれが客に受けないのが面白くてなりません。 セックスアピールのシーンなど、修道女の見習いだったマリアが足を見せ、そこに煙突掃除の男が表れるシーンも可笑しくてなりません。 おそらく本物のヴァスナー神父も含めてトラップ一家全員が本作を観賞したでしょう。 どんな感想を持ったか聞いてみたいものです。 マリアはステージで歌う前に観客に向かって、よくお喋りをしますが、ユーチューブでエド・サリバンショーに出演した映像を観ると確かにマリアはお喋りが多すぎるように思えます。 前作もそうでしたが、エンディングのマリア役の女性をみると「メリー・ポピンズ」を思い出します。 マリアは幸せ配達人なんですね。 因みにトラップ一家のCDは輸入盤で聴くことができます。 トラップ一家が解散した理由は子供たちが成長し結婚や企業家として独立し自然消滅したと先日放送されたNHKで言ってました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-17 21:31:11) |
6. その土曜日、7時58分
《ネタバレ》 85歳のシドニー・ルメット監督。やっぱりジジイが思いつくアイデアってこんなもんになってしまうんだろうな。 バカな兄弟が親の経営する宝石店に強盗に入る。ネタが古いよ! 時間軸をバラバラにして誤魔化したつもりのようだが、正直、こういうスタイルの映画は氾濫しすぎて、もうウンザリする。 正々堂々と順序良く作れよって言いたい。 兄弟がバカすぎて感情移入できない。 冒頭のセックスシーンは何の意味があったのだろうか? きっと、このシーンが何かに結び付くのだろうと思ったが何もなかったのには、かなりコケた。 テンポはいいので退屈はしなかった。 つまらないとは言わないが面白くもない。それだけの作品。 邦題のセンスも悪すぎるので年明けには記憶から消えてると思う。 [DVD(吹替)] 5点(2009-10-01 21:52:08)(良:1票) |
7. 続・男はつらいよ
マドンナへの愛。妹への愛。師弟愛。そして親子愛まで。 典型的なパターンにはまっていない初期の作品で、それぞれのキャラクターの立ち位置、エピソードもバラバラに感じましたが、全編起伏の激しい物語で退屈させません。 先日観た「天国と地獄」に出演された山崎努さんが、本作でも似たような役作りだったのが、ちょっと可笑しかったです。 絶頂期の渥美さん。笑いと元気を頂きました。 どうもありがとう。 [DVD(邦画)] 8点(2009-08-09 01:11:52) |
8. ソドムの市(1975)
芸術的要素を感じるとしたら、洒落たテロップのデザイン、エンニオ・モリコーネの音楽、清楚な若い女性が起用されているからで、モリコーネに関しては、作品の内容を知らずに曲を提供したとの事。となると、モリコーネ自身にも責任がある。 それらをオブラートとして包んで、同性愛者の変態監督が好き勝手に描いただけの代物。 この手のゲテモノを見たければ、ネットのアングラサイトを覗いて満足していればいい。 「映画」と呼ぶことすら吐き気を感じる。 因みに私がこの映画に関心を持った理由は、たまたま発見した新聞記事で、昭和54年、大阪の三菱銀行に強盗に入った男が、この映画に影響を受けた行為を女性銀行員達に強制したとのことで、調べれば調べるほど、監督、強盗犯が共通して鬼畜であるということだけがわかっただけ。以上! 終わり。 [DVD(字幕)] 0点(2009-01-15 00:11:07) |