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フィンセントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 202
性別 女性
自己紹介 閲覧&良票を入れて頂いた皆様ありがとうございます(*^-^*)
良票を頂けると励みになります!作品に対する意外なヨミと、読んでいて楽しいレビューを心がけています。楽しんでいただければ幸いです☆

ジャンルを問わず鑑賞していますが、ホラーを観るときは手で目を覆って指の隙間から観ますw

★好きな俳優★
M.ファスベンダー、E.マクレガー、J.ロウ、D.クレイグ、O.ブルーム、ジョナサン・リース=マイヤーズ・・・・・はい、そうです。イギリス俳優好きですw
さらには、ドナルド・サザーランド、S.ブシェミ、M.フリーマン、フランコ・ネロ、B.ウィリス、H.ジャックマン、C.イーストウッド、女性では、ユマ・サーマン、M.ジョヴォビッチ、C.セロン、A.セイフライド・・・などが好きです。

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1.  それでも夜は明ける 《ネタバレ》 
黒人差別の映画だが、実話ゆえに、タンタンと奴隷制度の酷さを描くのみ。だったら黒人差別の歴史ドキュメンタリー映像でいいじゃんってなる。 最後にブラピと偶然会ったおかげで彼が仲介してくれて身分が証明されて助かりましたチャンチャン・・・じゃ、なんだそれって拍子ぬけなオチ。 ”そんなはずじゃ”という主人公が、そんなじゃずじゃない状況に置かれた時、自力でなんとかそこから脱出するというストーリーこそ、ワクワクや応援したくなる気持ちがわき起こる。「ショーシャンクの空に」や「逃亡者」の主人公に対して感じたような「大丈夫だ、がんばれ、あきらめるな!」っていう気分がわき起こる。鯉の滝登りのように運命に逆らって戦う男でないと盛り上がらないんだ。でもソロモンは、仕打ちをうけないようにおとなしくしてると思ったら、けっこうご主人さまに逆らったり上司に体でアタックしたり、その中途半端な”戦う男”っぷりが、振りきれてなくて消化不良だ。 戦うならとことん戦え! さらに、最後に家族と12年ぶりに再会する場面。妻とこども2人(すでに20歳超え)・・・と、図体のでかい男と彼に抱かれた赤ちゃん・・・。まさか、妻の再婚相手と赤ちゃん?おお、これは「キャストアウェイ」的な、「ひまわり」的な、時間と運命のいたずらで引き裂かれた男女の展開か!・・・と思ったら、なんてことはない、娘の夫と主人公にとっての孫でした。最後の最後までドラマがないのね。  実話だから仕方ないってのはあるけど、フィクションならサブキャラのその後もしっかり描かれるのに、あれだけ結構重要な役どころにあったルピタニョンゴも最後にそそくさと農場を去るソロモンを見送ったあとどうなったか不明だし。 さらに言えば主人公が”自由黒人”ってところもいま一つ。戻る場所があるからいいよねって思えてしまう。アカデミー2部門受賞したけど、うーん、これは白人たちの罪滅ぼしじゃないかと思う。人権団体も「黒人ノミニー少ねーぞ」ってうるさいみたいだし。「ヘルプ」「ハッシュパピー」「それでも夜は明ける」「セルマ」って、4年連続で黒人映画が作品賞ノミニーになってるのも、作品賞ノミネートの”黒人映画を1枠”が形骸化してきてる気が。。。。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2015-03-11 18:07:34)
2.  ゾディアック(2007) 《ネタバレ》 
真犯人を追っているのが、刑事だけでなく、新聞社のやりて記者、風刺漫画家・・・と、それぞれの角度や視点があって、真犯人に向かっていく・・・っていう構図は面白いのだけど、「こーじゃないか、あーじゃないか」とやって「やっぱり違った」ってなるパターンが多すぎる。  そういうのは映画の中で多くても3個までとしていただかないと、飽きる。  さらに何度も画面が暗転しては「半年後」「7年後」「1年後」「3か月後」・・タイムワープの回数も多すぎだ。  それだけ長い間、真犯人を追うのに時間かかってると言いたいのだろうけど、私の好みとしては、タイムワープを使う手法も、映画に3個までとしていただかないと「いつまでタイムワープさせんねん!」ってなります。 さらにつっこみたいのが、ジェイク演じる風刺漫画家が、”離婚していて一人息子を育てている”とか”再婚した”とか”再婚相手の間の子もあわせて結局子供3人いる”とかいう設定は、たとえ事実だとしても映画の場面として”客を引きつけ、引き込む”上でプラスになったか??という点。   ひとり息子が犯人に拉致されるとか、再婚相手が脅迫されるとか、家に誰かが入ってきて子供3人を人質にされるとか、なにか起きそうで何も起きない。ならそもそも描かなくていいのでは?  実は奥さんが事件解決の糸口をもってる人と知りたいだったとか、息子が学校の木の下に何か証拠につながるものを発見!とか、何か役割を果たすというでもなく。  奥さんとのデート場面、息子との食事シーン・・・全部カットして160分を110分くらいに短くしたほうがずっとスッキリだ。  刑事、記者、漫画家の人生模様とかも、別にゾディアックがいようがいまいが、それなりにそうゆう人生送ってただろうねっていう感じにしか伝わってこなかったし。    実話を描いたものだそうなので、あくまでも実話通りに描いたのだろうが、事実が小説なみの面白さを有してない場合もある。その場合は実話どおりに描くのではなく”実話をもとにしたフィクション”にし、”客が引き込まれる”人物と内容を錬るべきだ。そこを無視して「実話を自らのセンスで雰囲気たっぷりの映像化をするのだ!」というのはただの自慰行為。それを見て喜ぶひともたまにはいるだろうが、多くのひとは「そんなん長時間見せられて、時間むだになった」と思うだけだろう。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2014-11-11 14:30:17)
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