1. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 途中までは良かった。突如始まった理不尽な攻撃からただ逃げる恐怖、パニックになった人々の恐怖がリアルに描かれていた。本当に怖い。宇宙人よりも人間のパニック行動の方がよほど恐怖だ。冷たい演出+ダコタ・ファニングの名演技もあって、鳥肌が立った(ただ、この子は大人になったら落ちぶれちゃうかもなぁ、すでに老け顔だもんなぁと観てる間に思った)。特に前半の宇宙人襲来シーンは人間が無感情に次々とやられていき、”夢と希望のスピルバーグはどこへ??”とあっけにとられていた。 でも、ラストがグダグダ。どうしても人間、というかアメリカが勝たなければいけないのか。スピルバーグ監督久々の駄作。『ジュラシック・パーク2』以来だと思う。原作と違うオチにするくらいの気概を見せて欲しかった。 [映画館(字幕)] 7点(2005-07-04 00:56:01)(良:1票) |