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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
確かコレ、最初見たときは「うる星やつら」自体を全く見たことがなく、内容以前に登場人物たちの関係がよく分からなかったのだが、その後、BSでテレビシリーズの再放送が始まり、それをある程度まで見たあとに見直すと、ちょっと分かりやすくなった。でも、作風はおもいっきり押井守の世界なのでそれでも何回見てもよく分からない部分はある。そんな作品だけど、好きな映画の一つなので9点。(ちょっとよく分からないレビューですいません。この映画って好きなんだけど感想述べにくいんだよなあ。)
[CS・衛星(邦画)] 9点(2005-09-02 01:41:39)(良:1票)
2.  ウルトラマン物語 《ネタバレ》 
子供の頃にいちばんよく見ていたウルトラマン映画。ウン10年ぶりに見たが、やはり懐かしく見れた。タロウを主人公に少年時代から若きウルトラ戦士のタロウがウルトラの父との特訓を経て一人前の戦士になるまでを描いたシリーズ初のオリジナルストーリーの劇場版だが、父との師弟関係やタロウの焦りや悩みなどがちゃんと描かれ、普通にタロウの成長物語としてよく出来ていて、そのドラマとして見ごたえがあるし、子供だけではなく大人が見ても何か感じるものがあるのではないかと思う。それにもちろんテレビシリーズ「ウルトラマンタロウ」のエピソードゼロ的な見方も出来る映画になっていて今見てもじゅうぶん面白かった。ところどころで挿入される各テレビシリーズのウルトラヒーローたちと怪獣たちとの戦いの映像の本編への絡ませ方もうまいのだが、中でもジュダの配下として登場するヒッポリト星人は登場シーンはすべて「ウルトラマンA」での登場回の流用なのに中ボス的な存在感を放っていて、初めて見た時は「A」を見ていなかったのもあって、「A」を見た後になってもこの映画でのほうが印象強かったのだが、それは今でも変わらないかな。メインの声優陣に目をやると、少年タロウの声が野沢雅子、ウルトラの母の声が池田昌子で「銀河鉄道999」の鉄郎とメーテルというのもそうなのだが、主人公がタロウでウルトラの父の声をやっているのが石田「太郎」というダブルミーニング的なキャスティングも楽しい。また、成長したタロウの声が石丸博也で、主題歌を歌っているのが水木一郎というのも「マジンガーZ」を思い起こさせる。その水木一郎が先ごろ亡くなってしまったのは幼い頃から聴いて育っただけに非常に残念で惜しい。(2022年12月26日更新)
[DVD(邦画)] 8点(2005-09-06 23:27:00)
3.  うる星やつら 完結篇 《ネタバレ》 
原作の最終エピソードを描いた劇場版第5作。テレビシリーズが原作の終了を待たずに終わってしまい、ファンの要望に応えるかたちで作られた作品だそうだが、ほかの劇場版と違って原作となるエピソードが存在するためか、多少詰め込みすぎな印象があるものの、それでもこのシリーズに少しでも思い入れがあればじゅうぶんに楽しめる内容になっている。地球の存亡のためにあたるがラムと鬼ごっこをするという展開は完全に第一話と対になっていて、最後にきて改めて「うる星やつら」という作品の肝はあたるとラムの鬼ごっこにあるのだなと感じさせてくれる。それに加えて記憶喪失装置の作動によってあたるがラムの角をつかまなければ記憶が消されるという展開もドラマを生んでいて、寝ているあたるにテンが泣きながら「お前のこと、忘れられてせいせいするわい。」と悪態をつくシーンや、いよいよリミットが近づいたときにサクラが弁天たちにかける言葉が感動的。この後の鬼ごっこの結末にも思わず感動した。「うる星やつら」の幕引きとしては最高の終わり方ではないだろうか。作風的にはあまり劇場版という感じはしないのだが、丁寧に作られていて、ファンの期待を裏切らない作りなのが好感が持てる。声優陣の演技も気合いが入っていて、これが最後という雰囲気がよく出ている。中でもかつてラン役だった井上瑶をカルラ役で起用しているのは偶然ではなく、最後のお祭りにどうしても彼女を参加させたかったというテレビシリーズからの関係者の思いがあったのではないかと、ついそんなことを考えてしまうキャスティングでこのアニメの制作メンバーの絆の深さも感じられた。ただ、本当にこれで終わっていれば潔かったのになという思いもあって、本作を見たあとで先週見た(この映画の次作である)「いつだって・マイ・ダーリン」を見ていたら、「いつだって・マイ・ダーリン」の感想はボロボロだったかもしれない。
[DVD(邦画)] 7点(2011-11-17 14:53:26)(良:2票)
4.  海と毒薬
見る前は重くて硬いだけの退屈な映画かと思っていたが、見始めると引き込まれてしまった。最初の田部夫人の手術のシーンは大袈裟な音楽もなく、淡々と進行するのだが、白黒の映像や事前にスタッフから採血したという本物の血液がかえってリアルさを生んでおり、手術の緊迫感がこちらにまで伝わってくるし、クライマックスの解剖シーンはそれに携わる医者や看護婦たちが勝呂を除いてみんなどうかなってしまったのではというほどに怖かった。人間ドラマとして見てしまうと確かに物足りない部分はあるけど、社会派ドラマとしては見ごたえ充分で、熊井啓監督はこれが見るのはまだ2本目なのだが、なかなかの力作だと思った。主要な俳優陣もなかなかの好演で、個人的にあまり好きではない主演の二人も思ったより良かったし、岸田今日子、成田三樹夫、田村高広はさすがの存在感。西田健や根岸季衣もいい。しかし、何人かの方が既に指摘してるように岡田真澄は変。この人の外国人役は若い頃の「狂った果実」とかでも見てるはずだけど、こんなんだったっけ。
[DVD(邦画)] 7点(2008-04-09 00:41:03)
5.  ウホッホ探険隊 《ネタバレ》 
森田芳光監督が脚本を担当した離婚がテーマのホームドラマ。コミカルな雰囲気のタイトルとは裏腹にネタとしてはシリアス。でも、見ていてそこまで深刻な感じはなく、どこかコミカルでからっとした印象が残るのはやはり森田監督の脚本によるものなのだろう。しかし、森田監督と根岸吉太郎監督の作風の違いか同じく家族を描いた森田監督の「家族ゲーム」と比べてしまうと、あくまで正統派な感じで毒気がなく、そこが物足りなく感じてしまい、本作への森田監督の脚本での参加は根岸監督からの依頼だったそうなんだけど、もしも森田監督が自ら監督も手掛けていたらまったく違う映画になっていたかもと思わずにはいられない。でも、根岸監督の演出は丁寧で、傑作・名作とまではいかないもののドラマとしてはそこそこよく出来ていて、森田監督の脚本に多くを求めなければ普通に見られる映画ではある。十朱幸代演じる妻が悩んで疲れていくくだりはなかなかにリアルだし、彼女が小学生の息子たちに向かって「私はあなたたちの悩みを聞いて解決することができるのは自分も経験したことだから。あなたたちが私の悩みを聞いても解決できないのはまだ経験がないから。だから一人で悩んで一人で解決するしかないの。」という言葉を放つのは一見八つ当たりのようにも聞こえるが、思わず同情してしまう部分もあり、印象に残る。それにすべてを描くのではなく、離婚後に愛人と別れたことを夫が「元」家族に告げるところでパッと終わらせるのはそのあとのことを見る側がいろいろ想像できる余地を残しているのがいい。(今どきの映画であればたぶんこうはいかないだろう。)しかし、藤真利子演じる愛人の人物設定はよく分からず、相手の妻に嫌がらせもしておきながら、いざ離婚したとなると途端に別れてしまう神経は意味不明だった。ここをもうちょっと何とかしてほしかったな。夫役の田中邦衛は「北の国から」の五郎とはキャラ的にまったく違う役柄なのだが、「北の国から」とは逆に自らの不倫が原因で離婚をする役柄というのが面白い。
[DVD(邦画)] 6点(2017-12-16 23:55:05)(良:1票)
6.  うる星やつら3 リメンバー・マイラヴ 《ネタバレ》 
押井守監督からやまざきかずお監督に交代した劇場版第3作。テレビシリーズは押井監督がチーフディレクターだったぴえろ時代しか見ていないので、ディーンにアニメ制作会社が変更になった後期の作品を見るのはこれが実質初めてだったのだが、ぴえろ時代とそんなに作風の変化は感じられず安心して楽しめた。「オンリー・ユー」では作画に不満があったが、今回は「ビューティフル・ドリーマー」同様にとてもキレイだったのもいい。ラムはもともとあたるに対して怖いほどに一途なキャラであるが、今回、カバの姿になってしまったあたるに対してもその思いは変わらないあたりはラムのあたるに対する思いが本物だとあらためて感じることができる。ラムたちのいなくなったあとの日常を淡々と語るしのぶのナレーションもどこか切なさを感じさせていて、この前のシーンで描かれるラムの仲間たちが地球を去るシーンと合わせてなにか言い様のない寂しさを感じさせているのがすごく印象的。(ここだけ見るとまるで最終回を見ているよう。)しかし、その割には最後のほうがあっさりしすぎており、まあこんなものなのかもしれないがちょっと拍子抜け。話自体は「オンリー・ユー」よりも面白かったのだがこれでちょっと1点マイナス。ルウの部下として登場しているのがぴえろ時代のテレビシリーズにも登場したO島タヌキなのだが、声も同じ人(菅谷政子)でどこから見ても同一キャラなのにこの映画のゲストキャラのような顔をして登場し、ラムも初対面のような対応なのが違和感がありつつもなんか笑える。
[DVD(邦画)] 6点(2011-10-27 13:19:40)
7.  うる星やつら オンリー・ユー
「うる星やつら」劇場版第1作で、押井守監督の映画監督デビュー作でもある本作。押井監督はこの映画の監督をいやいや引き受けたそうで、自らこの映画を「映画ではなく、ただのでかいテレビ」と評しているが、押井監督の作風がこれでもかと言わんばかりに暴走する次作「ビューティフル・ドリーマー」と比べてもテレビシリーズのノリそのままで、押井監督のそういう自己評価も理解できる。しかし、「ビューティフル・ドリーマー」のようなものを求めずに、純粋に「うる星やつら」の1エピソードとして見てみると、いかにも「うる星やつら」らしい話になっていて何も考えずに見れたし、そこそこ面白く、またシリーズ自体をかなり久しぶりに見るので、「うる星やつら」らしいドタバタも懐かしかったりした。ただ、最初の劇場版だからか、当時のテレビシリーズの主要キャラがほぼ登場し、その上、ゲストキャラまで出ているので少々登場人物が多く、上映時間もちょっと長い気がした。でもそれはイベントムービーとして考えれば許せる範囲内の話ではある。それでも、オチまでテレビシリーズと同じような感じなのがやや物足りず、もう少し捻ったオチでもよかったのではないか。でも、まあいいか。いつも万人受けを狙わない映画ばかりの押井監督の作品の中では唯一と言っていいほどの無難な仕上がりなのが珍しい。もっとも、押井監督のこの映画での経験が翌年の「ビューティフル・ドリーマー」での暴走につながっていくわけなのだが。
[DVD(邦画)] 6点(2011-10-20 14:03:47)
8.  うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー 《ネタバレ》 
劇場版第4作。今回は「ビューティフル・ドリーマー」と同じく夢と現実みたいなテーマを描いていて世界観としては嫌いではないのだが、どうも押井守監督に対抗意識を燃やしたやまざきかずお監督があえて同工異曲のテーマに挑み、そして失敗しているような印象でせっかく雰囲気の良かった前半からいきなり後半は雰囲気が変わったように見え、意味不明の展開になってしまったのが残念。前半の雰囲気を保ったまま最後までいってくれたらひょっとしたら傑作になっていたかもしれないが、やまざき監督にそこまでの力量はなかったようだ。(背伸びをしすぎたとも言えるが。)これがテレビシリーズと並行して作られた劇場版としては最後の作品(「ラム・ザ・フォーエバー」というタイトルも公開当時はシリーズ最後の劇場版という意味合いもこめられていたのだろう。)であるがこれまでの劇場版と比べてレギュラーの登場人物が少なく、オリジナルキャラクターもいないに等しい。その上、ストーリー展開が暗めなので見ていてなにか寂しさを感じてしまうのもちょっとなあ。ただ、エンドロールのバックがこれまでの「うる星やつら」を振り返るような写真が連続して出てくるという演出であり、(これまでの劇場版オリジナルキャラであるエル、夢邪鬼、ルウの写真も含まれている。)ここは最後の作品(実際はそうではないのだが。)らしさが感じられてけっこう好きだ。主題歌「メランコリーの軌跡」も名曲。(もっとも、本作を見終わっていちばん印象に残るのはエンドロールと主題歌だけかもしれないが。)それにしても本作の劇場公開はテレビシリーズ最終回放送の1か月前だとか。なんかすごいな。
[DVD(邦画)] 5点(2011-11-02 01:55:30)
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