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プロフィール
コメント数 2404
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

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1.  海の牙 《ネタバレ》 
おそらく、この映画はもっとも初期の潜水艦映画になるんじゃないでしょうか。Uボートという設定で当時のフランス海軍の潜水艦の実物が使われていますが、名カメラマンであるアンリ・アルカンの見事なカメラワークが潜水艦の内部を余すところなく捉えています。ドラマとしては逃げ出すことのできない空間に閉じ込められた人間たちの密室劇みたいな展開で、まるでヒッチコックの『救命艇』をスケール・アップさせた様な感じでしょうか。南米に逃亡しようとしている面々も、ドイツ人、スウェーデン人、フランス人、イタリア人と多彩な顔ぶれで、始めから人間関係がうまくいきそうもないのは明白。ドイツ側の連中が殺し合いを始め(なんと味方の補給船まで撃沈しちゃう!)全滅したUボートに、最後フランス人の医師が見捨てられひとり取り残される結末はちょっと意外な展開でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-01 19:15:02)
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