1. ウインドトーカーズ
やっぱり君はただの爆破マニアだったのか。期待していただけに残念だ。コンバットを全部見直しなさい。少しは勉強になる。それにただの爆破マニアとしてもちょっと甘いゾ。野砲、迫撃砲、艦砲(8インチから16インチ位)みんなそれぞれ違うんだぞ。ただ爆発させればそれでいいってもんじゃないんだぞ。史実認識の甘さは言及しないけど、それにしても海兵隊がみんな老けすぎだ。リアリティが微塵も無い。だから説得力が無い。感情移入出来ないから勿論感動しない。ただ日本軍が異常に強かったのには吃驚だし、少し嬉しかった(体格も貧弱じゃなかった)。南雲中将も草葉の陰でさぞやお喜びでしょう。何かふた昔位前のインディアン対騎兵隊の西部劇みたいだったな。非情な命令を最初にあかさなかった方が謎が深まって見る者の興味を持続させられた様な気がするが、緊張感の持続を巧妙に演出する能力がジョン・ウーにあるかどうか疑問。なにしろジョン・ウーにドラマを描く力の無い事が判った有意義な映画でした。荒唐無稽なアクションだけが売りの映画をたくさん作って下さい。それはそれで価値があると思います。 3点(2003-05-17 15:49:51) |