1. ダークネス(2002)
近年稀に見る切な過ぎるラストと、美少年ながら“闇”を感じさせる子役の子のキャスティング+そう見せる演出、そして人が持つ“見えないものに対する恐怖”を、“それが襲ってくる”と捉えたテーマの妙。ただし、僕は夜中に1人で見ましたが、それでもあまり怖くなかったです(笑)。ハリウッドにありがちな、“ビックリさせる系”のホラーではないのも好感が持てた。オカルトが絡んでくるのも特に不自然とは感じなかったし、微妙に家族関係の問題が描かれているのも良いのではないでしょうか。中盤ドア越しに父親が泣いているのを聞きながら何も出来ない母。ラスト、襲われながらも狂った父親を心配してやっぱりドアを開けちゃう母。僕は8点でもいいかと思いました。でもやっぱり7点(笑)。 7点(2004-03-04 09:51:04) |