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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  黄昏(1981) 《ネタバレ》 
僕のお気に入りの映画の1つです。美しい風景、美しい音楽をバックに描かれる人生の黄昏時に差し掛かった夫婦とその家族の物語。決して目新しさのある話ではなく、大事件が起こる訳でもなく、淡々と湖畔での毎日を見せるだけなのですが、全く飽きることなく時が経つのを忘れてうっとりと観てしまうという感じですね。ノーマンとエセル夫妻の会話、寄り添う姿の何と素敵な事か。冒頭のキラキラ光る湖面上、カヌーの上で寄り添う二人の姿の美しさから感動しました。二人の名優の見応えのある演技が素晴らしく、本当に湖畔で休日を過ごす長年連れ添った夫婦に見えてしまいます。この二人の会話がとても楽しかった。爆笑というのとは違う、味わいのある可笑しさがありました。例えばボート事故の後、ノーマンが隠れてこっそり釣りに行く所をエセルに見つかった時なんて本当に可笑しかったなあ。そしてその釣りから帰った後、確執が伝えられていた実の娘、ジェーンとのシーンとその台詞も妙なリアルさがありながらも実に感動的でいいシーンでした。ヘンリー・フォンダは念願のオスカー初受賞、それを支え4度目の受賞となったキャサリン・ヘプバーンのダブル受賞も納得ですね。そして度々映し出される、ノーマンとエセル夫妻のように湖面で仲良く寄り添う2羽のつがいの水鳥の姿がとても印象的でした。
[DVD(字幕)] 10点(2009-04-29 19:47:24)(良:5票)
2.  ダイ・ハード
みんシネで観た映画のコメントを残すようになって10年以上になりますが、 まだ「ダイ・ハード」が未投稿ということは、10年以上ぶりの再見ということになります。 さて、その10年以上ぶりの鑑賞の感想は、やっぱり「面白かった~!」ですね。  一難去ってまた一難が息つく間もなく繰り返され、その1つ1つに無駄が無くあっという間の130分。 複雑な構造を持つ高層ビルという作品の舞台を見事なまでに活かしきっている。 ビルの内部の当事者だけでなく、外部の人間も見事なまでに活かしきっている。 特に「相棒」の使い方が素晴らしい。マクレーンとの無線を介した相棒の昔話。 やっと全てが終わったか・・・。と思ったら最後の一波乱。 そこで相棒の昔話を最後の最後に活かし、最後の最後まで見る者を楽しませる脚本の妙。 そしてラストに登場するのは、存在を忘れかけていたファンキーなリムジンの運転手。 アンタも本作に欠かせない立派な登場人物だったぞ。 マクレーンの人間臭いキャラと共に、さりげなく挿入されるユーモアのセンスも素晴らしい。  アラン・リックマンは少し前にこの世を去りました。ブルースも60代になりました。 本作の中の2人は当然まだ若く、公開から30年以上の時が流れたことを感じさせますが、 「ダイ・ハード」の面白さは少しも色あせていないことを再認識させてくれた10年以上ぶりの鑑賞でした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-12-28 22:11:32)
3.  ダイナー(1982)
80年代のアメリカの青春映画。 と言えば、一世を風靡しブラットパックどと呼ばれた青春映画のスターを数多く産み出した、 例えば「ブレックファスト・クラブ」のような映画を思い浮かべるところですが、 本作には彼ら、彼女らが起用され大ヒット作が続出した80’S青春映画のような華やキラキラした感じがありません。 でも、本作のどこかくすんだような青春群像、これもまたいいんだな。 本作で描かれるのは1959年のアメリカ。どこにでもあるようなダイナーに集う、どこにでみられたであろう青春群像。 その時代にヒット曲にのせて。そういう意味では「アメリカン・グラフィティ」に近いようだけど、やはり違う。 大したストーリーも無く、気が付けばいつものようにダイナーに集い、他愛もないことをだべっている。 キラキラした感じが無い、それこそが本作の味なのではないかと思う。 そんな中で、ちょうどこの頃から頭角を現すミッキー・ロークが異彩を放っている。 やはり他の誰とも違う個性、存在感のある人なんだなと再認識。 仲間の1人が結婚する。その結婚式のラスト。「今までのように遊べなくなってしまう。」 誰もが少しずつ大人になっていかなければならない。 やはり同時期の青春映画の秀作「ファンダンゴ」のラストにも似た味わいがあり、 結婚式のラストにはしては静かに作品が終わる。その静かなラストも印象的です。
[DVD(字幕)] 8点(2021-08-30 20:17:22)
4.  タイムズ・スクエア 《ネタバレ》 
ある施設で出会った政治家を父に持つ箱入り娘と不良少女の友情物語。と言ってしまえば青春映画としてありがちな設定かもしれません。  しかし序盤の台詞の中に出てくる「カッコーの巣の上で」。2人の少女が施設を脱走しNYの裏通りを彷徨う様は、少女版「真夜中のカーボーイ」のような感じのするシーンもある。このまま2人で家出を続けていける訳がなく、確実に別れの時がくることを予感させ、ニューシネマを思わせる雰囲気があります。  しかし本作はニューシネマじゃない。箱入り娘パミーが父に電話をかけるシーンに、台詞も表情のアップもないけど気持ちが伝わってくるラストの娘と父の姿もいい。2人を見守る大人達の描写も良かった。  2人の別れのシーンも涙ながらに抱き合うわけでもない短いシーンの中にニッキーとパミーの2人が巧く表現されていました。2人の少女も、ファッションも、あふれ出る感情を吐露する2人の姿に台詞も、音楽も素敵な青春ロック映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-27 20:20:14)
5.  ダウン・バイ・ロー 《ネタバレ》 
初めて観たジム・ジャームッシュ監督作品です。大した理由は無いのですが何となく観る機会が無かった。鑑賞前の予備知識は脱獄モノのロードムービーという事くらい。となると追いつ追われつの展開を予想してしまうのですが、何だ?この映画は。何だ?このユルさは。しかしそれがたまらなく心地良く、この雰囲気と絶妙にバランスのとれた3人のキャラが魅力にあふれ、全く退屈することなく楽しめるとても不思議な魅力を持った映画でした。ラストもあっけないですが好きです。それぞれの道を行くあのラストシーンの分かれ道と、別れ行く様子がとてもいい絵になっていましたね。他の作品も観たくなる、ジャームッシュ監督のセンスの良さを感じさせてくれる映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-27 14:17:39)(良:1票)
6.  大逆転(1983) 《ネタバレ》 
地上波ロードショーでもよくやっていた作品なので、何度か見ていますが、やっぱり面白い映画ですね。簡潔にして分かりやすい邦題もお見事、何とも鮮やかな大逆転です。  ジョン・ランディス監督に主演のダン・エイクロイドとエディ・マーフィーにジェイミー・リーカーティス、更には俳優でご出演のフランク・オズまでが顔を揃えた陽気なアメリカン・コメディ。この辺の顔ぶれが大好きな僕にとっては、ついでにスティーブ・マーティンも加えてくれよ!と思ったりもする作品です。  金持ちのデューク兄弟、ちょっと悪ふざけが過ぎましたかね。人の人生をおもちゃにしてはいけません。最後はこの兄弟にしっかり天罰が下ります。こういう映画はこの部分がすごく大事だと思います。その為には少々展開に無理があっても全然OKです。最後は2人を元の鞘に納めるどころか、それ以上の爽快な結末。この頃から勢いが出てきたエディ・マーフィーの良さがとてもよく出ているコメディです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-05-27 21:10:04)
7.  ダーティ・ダンシング
作品からは60年代の空気はあまり感じなかったのですが、青春ダンスムービーの良作だと思います。また、80年代の青春映画の顔の一人だったパトリック・スウェイジの代表作はこれじゃないでしょうか。  ダンスに関してはかなりのこだわりを感じる作品。特にラストのダンスシーン。踊る2人の表情もダンスも、老若男女その場の全ての人が踊り出す全体像も素晴らしかった。  中盤に2人が湖でリフトの練習をするシーンがとても美しかったのですが、それがラストのダンスでビシッとリフトが決まるところにつながる。ここもとても美しかった。  やはり青春映画には夏が似合う。少年や少女を一回り成長させる季節。ヒロインのベイビーもまた、ひと夏の間にどんどん大人に、魅力的になっていった。演じるジェニファー・グレイもまたとても魅力的な作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-13 21:39:51)
8.  大災難P.T.A.
コメディアンとして、俳優としてスティーブ・マーティンのいい味が出まくりの作品です。本作では特に中盤までは機嫌が悪く笑顔よりしかめっ面の方が多い。しかし彼の作り出す表情は笑顔もしかめっ面も、どんな表情でどんな役を演じていても嫌味にならずどこか品を感じさせる彼独特の味がある可笑しさと人間味があります。彼の出演作品一覧を見るとこれだけ多くの映画に出て多くの印象に残る演技を残しているのですがアカデミー賞には全く無縁なんですね。これも彼のその長いキャリアをコメディに捧げてきた現代のアメリカ最高のコメディアンの一人である彼の勲章なのかもしれません。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-04 18:41:23)
9.  ターミネーター 《ネタバレ》 
随分久しぶりに観ました。もう公開から25年になるんですね。確かに古さは感じますが、それでも2人の登場人物のドラマがとてもよく出来ているので何度観ても作品の世界に入っていけるし、スピード感に溢れる展開に飽きることなく楽しめる映画です。ラストシーン、荒野のガソリンスタンドで自分の、そしてこの世界の近未来を知ってしまったサラの表情が何とも悲しいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-06-08 20:39:21)
10.  タッカー 《ネタバレ》 
実話モノに弱い私としてはもう一度観てみたい、DVD化して欲しい作品です。クルマ造りに人生を賭けてBIG3と闘い、もう少しで掴みかけたアメリカン・ドリームは夢のままとなってしまった実在の男をジェフ・ブリッジスが好演していました。彼の家族と、彼の夢を信じて彼の元に集まる人達の描写も好感が持てました。最後の法廷でのタッカーの演説シーンが感動的です。今のクルマにはなくてはならない機能のいくつかはタッカーのアイデアが基になっているという事実にも驚きました。
[映画館(字幕)] 7点(2008-12-22 17:41:50)
11.  ダーティハリー5 《ネタバレ》 
ハリー・キャラハン、最後の戦い。 スクープが欲しい、いいネタになりそうなら泣き崩れる人にも平気でカメラを向ける。 過熱する報道のあり方への言及のようにも感じられましたが、メインはハリー自らも標的にされた殺人ゲーム。 ラジコンを使ったカーアクションなど楽しめる時間帯もありましたが、 このシリーズの出来としては平凡に最終作になってしまったという感じです。 最後は豪快に犯人を串刺しにしての決着でしたが、最後はやっぱりハリーの代名詞のマグナムで締めて欲しかったですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-05-06 15:52:01)
12.  ダーティハリー4 《ネタバレ》 
ダーティハリー全5作の中で最も違和感を持った作品です。本作はハリー・キャラハンという主人公の他にもう1人、ソンドラ・ロックももう1人の主人公といった立ち位置にいます。  忘れることなどできない過去の事件の犯人に復讐する。犯人どもを1人1人撃ち殺していく様は、女版「狼よさらば」シリーズのよう。そこにハリーとのロマンスの要素が加わってくるのですが、イーストウッド自らが監督・製作を兼務して、どうしてもこのシリーズで当時パートナーであったソンドラと共演したかったのでしょうか…。  ラストの夜の遊園地。オートマグ片手に暗闇の中現れるハリー。これはもう、西部劇で善人のピンチに現れるガンマンのようなカッコよさ。しかし本作はソンドラと、ソンドラを狙う悪党どもと、どちらも法を犯してしまっている。そしてその女に惚れてしまったという設定が刑事であるハリーのポジションを難しくしてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-12-28 15:01:18)
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