3. 大日本人
《ネタバレ》 純粋に笑えました。ごっつが好きなら楽しめると思います。映画という感じではないです。 また、ごっつやダウンタウンの笑いが好きじゃないなら全く面白くないでしょう。 最初は淡々としたやり取りなんですが、そのなかでも間の取り方などはさすがといった感じです。 大佐藤は代々続く大日本人の仕事に誇りをもっており、昔から続くものを大切にしない、視聴率など気にしすぎる現代のテレビ業界、などへの批判も入っているんでしょうね。大佐藤自身も職業を奪われていく感じなど、笑いのなかにも切なさも含まれていました。 最後のここからは実写でというのはどういう意図かは理解できませんでした。 まさにコントになっており、撮りやすいから変えたわけでもないでしょうから、ただの笑いのためなんでしょうか。 カンヌに出品されていましたが、外国人には絶対わからないでしょう。 異文化としての目新しさ、映像のおもしろさだけで、日本人とは受け取り方が違うと思います。 [映画館(邦画)] 7点(2007-07-25 17:49:40) |