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サムサッカー・サムさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 211
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。
福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。

Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。

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1.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
非常に高い期待を持って鑑賞したが、スケール感は期待以上の出来。今までのマックG作品ともターミネーターシリーズからもかなり毛色が違うが、満足いく作品に仕上がっている。荒廃した世界の描写は限りなく乾いており、ヒロイックなアクションは極力抑えた激しくリアルな戦闘が繰り広げるあたり、本作の映像やアクション、演出からは非常にドライな印象を受ける。「いい人のように見えるマーカスが死刑囚になった理由」「マーカスと女性レジスタンスの関係」「ジョンの指導者としてのカリスマ」「かつて機械と友情を育んだジョンが、今マーカスとどの様に接し葛藤するのか」と、もっと深く掘り下げられるポイントが多々あるが、それらをバッサリ切り取り、必要なだけ描くことで、感傷的な作品になることを回避しているようだ。それでも僕は、マーカスの心の熱さやジョンの思いに感情移入して、最後まで興奮して本作を楽しめたので、(いろいろなドラマを切り取ったことはもったいないとも思うが)観客に物語を補完させる手法は評価したい。ラストで機械と人との違いをジョンが言っていたが、このように補完させる手法でも観客に「人間ってものは…」と問いかけているとしたら、非常に深い作品ではないだろうか。 ケタはずれのアクションから、シュワちゃん出演やジョンの顔の傷、過去作品のオマージュなど心憎い演出もバッチリで大満足の一作だ。
[試写会(字幕)] 8点(2009-05-29 16:21:19)
2.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 
ボンドにダニエル・クレイグを迎えての第二作目。007シリーズはシリーズ物の弱点でもあるマンネリ化に、主演俳優や監督、作風の変化によって対応してきたが、クレイグ版ボンドは過去の007作品とは更に一線を画す存在ではないだろうか。ダニエル・クレイグはリアリティと人間味を持って女王陛下に使える諜報員、新生ボンドのスタイルを確固たるものにした。前作「カジノ・ロワイヤル」ではシリーズ最長の時間をかけて、ボンドの愛と誕生を描き、今作「慰めの報酬」ではシリーズ初の連作(続編というよりは二部作といった感じの繋がり方である。)を最も短い上映時間で描いた。その中でも前作の倍近い質量の凄まじいアクションの連続なので、わずか100分ちょっとの時間で(シリーズおなじみのオープニング、エンディングもあるので正味はもっと少ない。)物語を破綻させることなく、しっかりと作品のテーマまで伝えきっている辺りは流石だといいたい。名匠マーク・フォスターならではの人間味のあるドラマに仕上がっている。アクション映画は初にもかかわらず、優秀なアクション監督のお陰か、リアルかつ手に汗にぎる迫力のシーンの連続。「こんな安ホテルなんて・・。」という台詞があったが、脚本、音楽、衣装など、最高級のスタッフを集めたからこそ、ジェームズ・ボンドのような洗練された感じが映画から漂ってくる。Qやマニーペニーが出ない、ガンバレルがラスト(前作と本作が途切れなく繋がっているため)にあるなど今までの007からは大きく逸脱している点もあるが、ゴールドフィンガーを思わせるシーンなど、オマージュもしっかり含まれており、見所が多い。
[映画館(字幕)] 9点(2009-01-25 14:48:51)(良:1票)
3.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
クリストファー・ノーラン監督の描く新生バットマンシリーズ第二章。ヒース・レジャーは最期の最期にとんでもないモノを残していきやがった!!ただ事ではない異様な緊張感がみちており、ジョーカーが次々と仕掛ける生と死、善と悪の究極の選択からなる連続するクライマックス、怒涛のアクション、畳み掛ける音楽に終始引きこまれる。ノーラン監督の下で全く妥協を許さない姿勢が本年度最高の大傑作を誕生させた!クリスチャン・ベールを初めとする実力重視の超豪華俳優陣の演技も見応えがある。だが何といっても本作最大のみどころはヒース・レジャーの最期の怪演!!知恵と力、強固な意志で常人を超越した存在となったバットマンに対し、全ての規律を捨て去る事で常軌を逸した怪人、ジョーカーを爆発的な存在感と悪のカリスマ性で演じきった。必見だ。彼の名演は間違いなく映画史に刻まれるだろう。この映画はもはや単なるアメコミの映画化作品ではない。本格クライムアクション映画でありながら、スタイルは違えど自身のやり方で正義を貫こうとする三人の男達のドラマでもある。前作「ビギンズ」からさらにゴッサムの闇が掘り下げられており、正義の追求、希望とは何かを考えさせられるストーリーも秀逸。腐敗を一掃することをゴッサムに誓い、闘った正義漢であったデントですら闇に堕ちる。どんな人間でも心の底には悪を抱えていることを証明したいジョーカーの勝利に見えたが、バットマンが無法者の自警市民として罪を被りジョーカーの勝利を打ち砕く事で、デントを信じたゴッサムの人々の希望を守った。希望を絶やさないためにデントが自身をバットマンだと言ってブルースをかばったように。偽ることが時に正義、希望へと繋がることもある。希望を信じ闘うブルース自身すら最愛のレイチェルがデントを選んだことを知らないのも深く考えさせられるところだ。三人の男が求めた正義とはどれほど大きな犠牲を払おうと、たとえ偽りを伝えようと、人々に希望をついえさせないようにすることではないだろうか。三人の関係は、デントの死で変わってしまったが、正義をもとめる姿勢は変わることはない。バットマンはたとえ無法者として警察に追われても、決して日の光があたることがなくても自分の正義を貫きゴッサムの平和のために死力を尽くし闘い続けるだろう。それこそが彼がダークナイトと呼ばれる由縁ではないだろうか。
[映画館(字幕)] 10点(2008-08-03 17:22:01)(良:4票)
4.  旅するジーンズと16歳の夏 《ネタバレ》 
とても丁寧に作られていて好感が持てる。アレクシス・ブレデルとブレーク・ライブリーのエピソードが「恋」という面でかぶっていて最初は戸惑ったが話が進むと別々のメッセージでアプローチしてくるので安心して楽しめた。他の二人も良かった。特にアンバー・タンブリンのエピソードは一番好き。僕の好きな映画キャラクターの一人は「ゴーストワールド」でソーラ・バーチが演じたイーニドなんだけど、ティビーはイーニドっぽいところがあって魅力的だった。レオナルド・ナムもいい味出してる。
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-30 14:49:02)(良:1票)
5.  ダージリン急行 《ネタバレ》 
三兄弟をはじめとする個性派キャストが美しいインドと絶妙にマッチして、まったりとしたグダグダ感が逆に心地良い。音楽も印象深い。
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-30 14:15:23)
6.  団塊ボーイズ 《ネタバレ》 
ハーレーとロード・トリップの魅力を十分に味わえる。ストーリーの方は特に新鮮なところは見受けられないが個性的なホグスの面々とキュートなマリサ・トメイ、またキレちゃってるレイ・リオッタなどキャラクターが印象的で所々笑えるとこもあり楽しむことができた。人生を諦めたようで全然諦めきれていないホグス。年齢や常識に縛られる事なく仲間のために行動したり、無茶をする彼らからいつまでも少年のこころと自由を持つ事の素晴らしさを感じた。ただ明るいコメディに徹しすぎているのは少々残念。彼らならではの「悲哀」のようなものが薄い気がした。しかしハーレーにのったオジサン達はひたすらカッコいい。
[映画館(字幕)] 6点(2008-02-11 12:20:35)
7.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
満点を付けざるを得ない傑作。全編において演技と演出が冴え、すべてのシーンが見所といえる。始まりからボンドとは思えない激しいファイトシーンで007になる前ということを見せ付けられ、またドライデンとボンドが向き合うシーンを黒主体、ドライデンの部下をボンドが殺すシーンを白主体の映像で描く演出も素晴らしい。マダガスカルの追跡シーンでは迫力のアクションだけでなく体術を駆使して逃げるモロカと知恵と力で追うボンドの対比も見ることができる。空港のシーンも緊張感がある。しかしこの映画が一番面白くなってくるのはやはりヴェスパーが登場してからだろう。二人が惹かれあっていく過程をハイテンションなポーカーゲームの間に丁寧に描いている。シャワールームでボンドがヴェスパーの血を舐めて拭うシーンは特に印象的だ。拷問の後の療養中にパスワードがVESPERと知った時の「笑顔と小指だけでも私にとっては立派な男よ。」という台詞とエヴァ・グリーンの表情からもボンドへの大きな愛を感じさせる。ラストのヴェニスに沈む家で必死で助けようとするボンドをヴェスパーが制止するところではやはりエヴァ・グリーンの表情がとても切なく涙してしまった。ラストでホワイトを殺さなかったのはボンドの00としての成長をあらわしていたと思う。きめ台詞にもしびれた。 you know my nameを基調としたスコアがパナマ、ヴェニスなどの映像にマッチし、アクション、脚本など全ての面においてパーフェクトだと感じた傑作。
[映画館(字幕)] 10点(2008-01-12 21:28:34)(良:2票)
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