Menu
 > レビュワー
 > もっつぁれら さんの口コミ一覧
もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 542
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  地下水道 《ネタバレ》 
オープニングクレジットの背後で何気なく行われている建物の爆破シーンから早くもインパクト絶大で(というか、終盤のクライマックスで使えそうなくらいの迫力ある映像を冒頭から使うって、何とも贅沢!)、更に、そのすぐ後に出てくる長回しの移動撮影を見ても、力の入った作品だという事は容易に見てとれると思います。 タイトル通り、後半の地下水道のシーンが見どころで、薄暗い陰湿な雰囲気の中、疲弊し泥にまみれながら彷徨う人々、特に何かに憑りつかれたようにオカリナを吹きながら歩く音楽家が出てくるシーンでは戦慄を覚えました。 また音の表現が特徴的で、壁に文字が書いてあると思いきやただの落書きだったというシーンでの笑い声や、銃をカチャッとやる音、オカリナの音色などは遠くまで鳴り響かせている一方で、普通の会話の音などは響かせずに撮る手の込みようは唸らせるものがあります。 終盤の頃になると出口を見つけ出す者がいるのですが、ここで見えてくる光がダイレクトに希望の象徴として描かれるところに映画ならではの面白さが出ていると思います。 この映画の前半は地下水道に潜る前の話が展開されており、周囲の状況や人物描写などが描かれているのですが、どの人物も若干描き方が不十分であるため(特に、隊長はラストシーンで見せ場が用意されているだけにもう少し深く掘り下げてほしかった)、せっかくの後半の3つのグループの同時並列的なストーリー展開が上手く機能していないように感じてしまいました。 最後、隊長が再び地下に潜るシーンは、自分が今まで観てきた映画では感じられなかったような衝撃的でかつ余韻を残す締め方で、凄く印象に残るラストでした。
[映画館(字幕)] 8点(2015-11-17 23:37:44)
2.  チャップリンの掃除夫 《ネタバレ》 
道に落ちているごみを拾いながら仕事に向かうチャップリン。 作業着に着替えて、さぁ仕事・・・っとと、ちょっと待てぃ!何で金庫の中に着替えが入っとんのじゃ?しかも、扉のレバーもクルクル回りすぎだし。 前半の掃除のシーンはいつものドタバタコメディーで、チャップリンに長いものを持たせたらそれだけでもう危険なニオイが漂ってきます。 とまぁ、そんな事はどうでもよく、この映画の肝心要のストーリーは初期の作品では非常に珍しい極上のメロドラマ。 人違いから生まれる淡く切ないストーリーは、後の「街の灯」にも劣らないほどの隠れた名作と言えるでしょう。 片思いのエドナに捨てられてしまった花をごみ箱から拾い大切に抱き抱える姿や、もう一人のチャーリーが締めているネクタイを寂しそうに見つめる眼差しなどは、ドタバタや格闘シーンが大半の中で一段と輝いていたシーンです。 夢に出てきた出来事も、上手くハッピーエンドになったところで現実に戻ったりと、作品自体にペーソス感がよく出ていて「街の灯」の源流をこの映画で見た気がして、とても嬉しかったです。★通算400レビュー★
[映画館(字幕)] 8点(2012-11-04 15:53:03)
3.  チャップリンのスケート 《ネタバレ》 
チャップリンに関しては「モダン・タイムス」を見ていたので知っていたのですが、他のどの役者もみんなスケートが上手い!エドナも颯爽とすべってるし、エキストラの人たちも含めて全員がすべれるようにならないとこの映画は完成しなかったでしょう。 ストーリーも、ちゃんとレストランと繋がっていたりと、他の初期の短編よりもストーリー性が高くてイイ。 それと、スタウト夫人を演じているのがヘンリー・バーグマンだということに映画の最後に出てくるキャストの紹介を見るまで全然気づきませんでした。彼もまた、チャップリン映画には欠かせない名脇役で、女性の役を演じきった彼も見事ですが、彼の才能を見込んだチャップリンもまた見事といえるでしょう。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-14 22:03:48)
4.  チャップリンの番頭 《ネタバレ》 
この映画一番の注目シーンは客が持ってきた時計を査定するシーンです。 机の上にバラした部品がウヨウヨと動いたりハンマーが実はゴムで出来ていたりといったビミョ~なギャグはハッキリ言ってどうでもよく、執拗なほど延々と分解していたのが面白かった。このヒゲのオッサン(アルバート・オースティン)は後に「キッド」や「犬の生活」などで悪役として出てきたりと、チャップリン映画では欠かせない常連男優です。 あと、そのちょっと前に指輪を持ってきたオッサンが実はたんまり金を持っていて、金をせびって元気よく帰っていくところも笑えます。 この年代のチャップリンは、よく食べ物を投げたりすることが多くて、あまりそういうのが好きではないのですが、今回はそれを差し引いても面白かったと思います。finishもバッチリ!コメディらしく、いい終わり方で好きです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-06 18:43:55)
5.  誓いの休暇(1959) 《ネタバレ》 
ロシア映画ってズルいよね。あの大平原があれば開放的で心地良い感じに撮る事も出来るし、無常感が出て悲しく表現する事だって出来るわけだから。 ストーリーは、手柄を立てて特別休暇をもらった若い兵士が母の待つ故郷に帰る途中で色々な人と出会い交流するお話。 主人公は戦地に赴任している兵士たちの家族や恋人に会うわけですが、体が不自由な父親や、他の男を部屋に入れたりする女もいれば、すぐに動かなくなってしまう車で生活している人もいる。 貨物車の中で出会った女と恋仲になるものの、結局住所も分からないまま別れてしまったりして、親切心を出し過ぎる余りどんどん帰還までの時間が迫ってきてしまう。 まぁ、自分で言うのもなんですが、困っている人を見ると放っておけないタイプなので、何となく主人公の行動には共感できてしまうところもあり、主人公同様にさほど時間的な切迫感も感じられないまま観ていました。 気になったシーンをいくつか挙げるとすると、他人を部屋に入れていた女に石鹸を渡した後で階段を駆け上がってそれを取り返しに戻ったシーンがありましたが、主人公はまだ19歳と若くやはりどうしても兵隊側の気持ちのみで行動していましたが、残された家族や恋人にとっても同様に淋しくて堪らなかったのかもしれないとまでは考えが及ばなかったのでしょう。 あと、貨物車の番人をしていた男がなかなか良いキャラを出していたのと、怖いとされていた中尉が意外にも優しかったのが、この映画の中で一種のスパイス的な役割が出ていたと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2015-11-01 13:34:06)
6.  チャップリンの駆け落ち 《ネタバレ》 
いつもは荒々しい食事のシーンばかりのチャップリン。今回は珍しく上品に食事をしている・・・と思いきや、やっぱり変なことやっていて可笑しい。 見どころは後半のカーチェイスのシーンだと思いますが、固定カメラで撮っているシーンや走っている車を真横から撮ったシーンの他にチャップリンの乗った車を前から撮影し後ろから追いかけてくる車も一緒に映るように撮ったショットなど、撮り方のバリエーションがいろいろと出てきたなぁという印象。 最初車に乗ったとき、エドナからチャップリンに運転を代わったので、オイオイ大丈夫かよ?とか思いながら見ていたのですが、意外と普通に運転していましたね。 途中で車を止めて道に落ちているレンガを拾っていましたが、チャップリン映画って本当にちょうど良いタイミングで上手い具合にレンガが落ちていますし、どう見ても届かなそうな距離なのにテキトーに投げてもちゃんと相手に命中しちゃう。まぁ、コメディだからいいんだけど。
[映画館(字幕)] 7点(2012-10-20 23:09:19)
7.  チャンピオン(1949) 《ネタバレ》 
映画序盤のウエイトレスの女とのラブシーンが綺麗だったので、撮影は誰かと調べてみたらフランツ・プラナーという「ローマの休日」や「大いなる西部」を撮った人だと知って、流石だなぁと思いました。 特にシルエットのキスシーンが芸術的に美しく彼女との愛に“本物”を感じたのですが、中盤に差し掛かった頃になると幾度となく他の女に目移りしてしまっていて、マネージャーを乗り替えたり兄貴と喧嘩したりといったストーリー上の展開はもちろん、映像における象徴的なシーンを裏切るところからも、カーク・ダグラス演じるリッジの人となりが伺えると思いますし、またそういったシーンを敢えて作ることで映像面においても落差を出すように描いた監督の手腕には脱帽させられます。 全体的なストーリーは、教科書通り一人の単純男のサクセスストーリーで、こいつならここで乗り替えるだろうなとか、試合にも勝っちゃうんだろうなとか、電報の内容が母親の病気か何かだろうなとか、特に大きなサプライズもないままエンディングに向かうのですが、最後に劣勢だった試合を逆転して勝ってしまったり、試合後に倒れてしまったりという軽いどんでん返しが2回あったのが良かったと思いますが、逆に、序盤辺りの会話で殴り殺してしまうかもとかいう話が出てきていたので、兄貴がラストで死んでしまうことで伏線の回収をするのかと思っていたらそうではなかったのですが、トータル的には楽しんで観ることができたと思います。 ボクシングの映画ではなくあくまで人間ドラマを描いた映画なので、素人からチャンピオンになるまでのトレーニングなどが程よく端折られていたのも良かったですし、それでいて、リング上ではしっかりと迫力のあるボクシングのシーンが描かれていて、ツボを心得ているなぁと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2012-10-03 22:06:58)
8.  地下室のメロディー 《ネタバレ》 
犯罪映画というのは、道義的に犯罪が成功するようには作ってはいけないので、最後は何らかの形で失敗に終わってしまう事を我々は承知の上で観るのですが、観る側のそのような予想を上回らなければ作品としての面白さが出てこないため、そういう意味で監督としての力量が問われる実に難しいジャンルなわけです。 この映画の場合、人気俳優のギャバンとドロンが手錠をかけられたりして終わるようなことはしないので、彼らのファンに配慮しつつ(?)、更に、プールに紙幣を浮かべ画面の全てを覆い尽くしたりするアーティスティックな映像で幕を下ろすところなんかも、自分にとってはなかなか好みな感じでした。 ちょっと意外かもしれませんが、この映画で目を引いたのがシーンの切り替えの鮮やかさなんですが、例えば、序盤のレストランでのディナーのシーンでナポレオンというブランデーの話題になって会話が進んだと思った次の瞬間、自宅のテーブルのナポレオンのボトルの映像に切り替わったり、また、カジノで下見をしているシーンで1週間後にも同じことが起こると言って胴元がエレベーターに乗り込むシーンの直後に、ホテルの一室で小箱をエレベーターに見立てて作戦会議をしているシーンにジャンプするというシーンの移動があり、これがまた何ともスマートと言いますか、おしゃれなテクニックだなぁと感心してしまいました。 また、最後のプールの待ち合わせのシーンで、警察が事情聴取でプールの周りをうろついていて現金を渡すのにやきもきさせられるシーンがあり、ここで警察が近づいたり遠ざかったりしてヒヤヒヤさせられてしまうのもさることながら、警察の足元を映すのみの至極単純な方法であれだけの緊迫感を出せるというのも見事というしかなく、ギャバン演じるシャルルの方も、新聞を1~2センチ微動させるのみで心情を描き出しており、サングラスをかけていて表情を読み取りにくいというハンデなんぞお構いなしといった感じで、絶対にセンスある作家でないとこれらの事はできないと思います。 一方のドロンの方も、警察が迫ってきていることの焦りをあれだけ顔に出さずに演じられるのも、さすが名優のなせる業ですし、警察にジリジリと静かに追い詰められ、耐え切れずにバッグを沈めてしまうフランシスの心の弱さを完璧に表現したドロンとヴェルヌイユは素晴らしいです。
[映画館(字幕)] 7点(2010-11-03 23:20:19)
9.  チャップリンの霊泉 《ネタバレ》 
冒頭の回転トビラのギャグに軽くビックリ。あれがギャグになっちゃうんだもんなぁ~。いい時代だったもんだ。今の世の中、あれはシャレにならんでしょ。 「霊泉」ってタイトルから想像するに、どこか山奥の秘境まで行って何か面白いことをやるのかと思ってたら、健康ランドみたいな所だったのでちょっと拍子抜けしましたが、序盤の長回しや痛風男の泉への豪快なダイブなど、総じて面白かったです。  
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-12-13 00:06:31)
10.  チャップリンの替玉 《ネタバレ》 
何か、今回のチャップリンはいつもよりスマートだなぁ・・と思いながら見ていたら、やっぱり別人だったんですね(別人でしょ)。 ストーリーと関係ないところでのコントがいまいちだけど、ストーリーの核である“入れ替わり”のネタが一つのアイディアとして面白いと思う。 自分とそっくりの人と入れ替わるのは後の作品でいくつかありますが、これが一番好き。 服の交換シーンで、ズボンを脱ぐ時にわざわざ椅子の陰に隠れて着替えるところもちょっとツボです^^
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-11 03:18:06)
11.  チャップリンの冒険 《ネタバレ》 
トータルで見ると、犯罪者でしかも脱獄した囚人のはずなのにそれを懲戒する終わり方になっていないのはマズイのではないかと。まぁ、それが初期のチャップリンらしくて楽しくて良いという見方も出来ますが。 途中、溺れている3人を助け出し、ヒゲの大男を担架に乗せて運ぼうとしたら、ズルッと滑ってまた海に落ちちゃったシーンが一番笑えました。あと、銃で撃たれて、やられたのか!?と思わせといて・・・というシーンも面白かったです。 あと、すごい勢いで崖を登るシーンがありましたが、あれは明らかにフィルムの逆回しでしょう。チャップリンに限らず、キートンとかでも、逃げるシーンなんかはフィルムをやや早回し気味にしていたりと、いろんなところでトリックを使っていると思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-30 17:26:12)
12.  散り行く花 《ネタバレ》 
結構期待して観てしまったせいか、やや感動というものが薄らいでしまいました。 よく考えてみると、序盤の旅立ちまでのシーンは後半と結びついていなかったように思えます。青年が旅を諦め街に定住するまでの過程と厳しい現実に絶句し絶望のどん底にいる様をもっと描いた方がよかったかも。実際、彼もルーシーと一緒にいることによって幸せを感じていたのですから。 彼女の方も中国商人の店にかくまわれて彼に親切にしてもらっているときはとても生き生きとしていて、それまでの怯えた表情が嘘のように明るい顔をしていたのが印象的でした。 最後、ルーシーが笑顔を作ったのは、ほんの少しの間だったけど幸せを感じられたからだと思います。それと、わずかだけどバローズに対しても父親への愛があったように感じられました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-08 13:18:58)(良:1票)
13.  チート 《ネタバレ》 
アラカウ氏の「承知ですね?」のひと言(&不敵な笑い)だけではその意味が全く解りませんが、夫の投資が成功して「このお金を返せば白紙に戻せるかも」と思いついたときの表情で少しずつ状況が把握出来始め、「金で解決する気か!」でやっと状況が飲み込めるわけなのですが、この段階を踏んだ表現のしかたが絶妙です。 ところでこの映画のタイトルですが、夫が株で儲けた金のうちの1万ドルを妻に渡し、その後に妻の後をつけて様子を探るところで“the cheat (裏切り)”と字幕が出るところを見ると、実はこの映画は、夫が妻を愛し妻がそれに応える、というごく単純な夫婦愛を描いたものだったのかもしれません(この映画のクライマックスはアラカウ氏が刻印を無理やり押し付ける場面や法廷のシーンなどではなく、実はこのシーンなのかも)。実際、夫が妻に愛情を注ぐ姿がはっきりと描かれていて、最後に妻が本当のことを法廷で訴えるという形で夫の愛を受け止める、という全体のストーリー構成からもそう言えるのではないでしょうか。“チート”というタイトルを付けておきながら実は夫婦愛を描いている。この逆転の発想が唸らされます。 それにしても、早川雪州の演技は見事!「これは私のものという印です」や、上記「承知ですね?」の表情にはなんとも言えない恐怖感が滲み出ていてゾクゾクしてきます。
[DVD(字幕)] 7点(2005-06-24 23:42:33)
14.  チャップリンのゴルフ狂時代 《ネタバレ》 
他の方のレビューと被ってしまいますが、この映画一番のツボはやはりシェイカーを振るシーンです。ここでは本当に大爆笑!口から出てきたボールをノーバウンドで打つチャップリンも凄いですが、忘れちゃいけないのが、ボールを吹き出すオッサンでしょう。表情を変えずにやるから凄い。この時代からあんな曲芸ができる人がいたなんて驚きです。 全体のストーリーについてですが、私はバカなのでこの映画が風刺映画だということは解説を聞くまで全くわかりませんでした。私にとっては、下手に風刺や隠喩が入っていない単純な笑いのほうが合っているような気がしました。なので、控えめに7点ということで。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-03-21 23:34:15)
15.  チャップリンの寄席見物 《ネタバレ》 
今度のチャップリンは一人二役で登場。 2階席を颯爽と降りてくるチャップリン。勢い余って最前列から落ちそうになったりするのが何度も繰り返し出てくるのが可笑しくて、一人で盛り上がって物を投げたり放水したりするのも見ていて楽しいです。 一方の金持ちチャップリンは同じ最前列でも楽団とは目と鼻の先の距離。指揮者のリアクションがチャップリン並みの大胆な指揮だったのが面白かったですし、チャップリンもそれに対して応戦したりして、周りの客が「オイ!コラ!」とばかりに一斉に立ち上がったりするシーンでも思わず吹いてしまいました。 後半は数々の曲芸師のオンパレード。 太っちょ女や蛇使いに凸凹コンビなど、チャップリンが舞台袖からちょっかい出していましたが、面白かったのは曲芸師の方よりも、むしろステージ前の楽団員の人が蛇に驚いた時に良いリアクションを取っていたのが笑えました。
[映画館(字幕)] 6点(2012-11-04 16:34:21)
16.  チャップリンの女装 《ネタバレ》 
かくれんぼをして遊んでいた男を池まで連れて来たところで、これはいつものパターンだなと思って油断していたら、いきなり背負い投げを繰り出してビックリ!しかも、一人目を突き飛ばすところからの長回しということもあって、2度ビックリなシーンです。 チャップリンが女装をするシーンでは、スカートのホックを外す時に正面からマネキンの腰に手を回して外していたのがちょっとヤラシかったですね。 やはり女装をしてもチャップリンはチャップリンで、仕草は女性らしさを出してはいるものの、人をおちょくったりからかってみたりというアクションは健在。 にしてもこのオヤジ、オープニングで奥さんをベンチにほったらかしにしてエドナについて行っちゃうし、女装したチャップリンにも抱きついちゃうし、このオヤジも相当女癖悪そう。
[映画館(字幕)] 6点(2012-10-30 00:58:24)
17.  チャップリンのお仕事 《ネタバレ》 
前半のリヤカーを引く一連のシーンが色んな工夫が凝らしてあって面白いです。 ショートカットしろと言われ線路を横切る時、異様な速さでスルスルっと通り抜けていたのはフレームの外から紐で引っ張っていたか、または撮る時にゆっくり電車を動かしておいて再生時に早回しをしたか、はたまた逆回しか、などといくつかの推測が可能だと思います。 また坂道を登るシーンもカメラを傾けて撮ったと思われますが、真横から撮らずに斜めから撮ったり、チャップリンが宙に浮いた瞬間にフレームの左外側から引っ張ったりといったトリックが織り交ぜられているのが興味深いところです。 後半は、いつものドタバタ劇で特に目新しいところは見いだせず、ペンキや糊で部屋の中がメチャメチャになっていたのはちょっといただけないかなぁと。 ガスコンロは何回爆発すれば気が済むんだ?って感じですしオチも微妙でしたが、チャップリンの創意工夫が見られるのはやっぱり楽しいですね。
[映画館(字幕)] 6点(2012-10-23 00:02:18)
18.  チャップリンの失恋 《ネタバレ》 
おそらく、チャップリン映画史上初のメロドラマなのでは。チャップリンの後ろ姿で幕を閉じるラストシーンは久しぶりに見た気がします。 それだけでなく、画面上のチャップリンも以前は全身のフルショットが大半で小さく映っていたシーンが多かったのですが、1915年のエッサネイ社移籍後はバストショットでの彼がふんだんに出て表情まではっきりと読み取れることが多くなったように思えますし、敵の倒し方も後ろからケツを蹴ったりラリアットを見舞うくらいしか手がなかったところに、今回は相手の正面から突っ込んでいったりと新たな技が加わったように思えました(笑)。 ストーリーの途中、農作業のシーンが若干長くとられ少々寄り道が過ぎたような感じになってしまったのと、エドナのフィアンセが突然現れたのが余り良くなかったと思いますが、卵を籠一杯に抱えているシーンなんかは幸せな雰囲気がとてもよく出ていて、こういった描写も一皮剥けたチャップリンを感じる事が出来て良いですね。
[映画館(字幕)] 6点(2012-10-21 03:24:47)
19.  チャップリンの衝突 《ネタバレ》 
チャップリンの初期の作品らしく非常にコンパクトにまとまっている印象。 上映時間が約10分と短く、まだ続きがあろうかという終わり方だったのでちょっと残念な気持ちもありましたが、自分が今まで観てきたチャップリン映画では、水に落ちることもやられたままでお終いということもなかったので、あのラストは全くの予想外で、しかもしっかりと笑いをとってのラストだったので良かったと思いました。 一度しか見ていませんが、恐らくセリフなどのスポークンタイトルは一度も出なかったんじゃないかな?
[映画館(吹替)] 6点(2010-12-29 23:55:55)
20.  チャップリンの消防夫 《ネタバレ》 
確かに、チャップリンが壁を登るシーンは、おぉ~っスゲェ!って思った。けど、その後のエドナを担いで降りてくるシーンが、人形だってのがわかっちゃうのがおしい。人形の足がブラブラしてるんだもん。 ストーリーとは関係ないですが、チャップリンが手綱を引いて消防車ごとバックさせるシーンがありますが、馬って後ろ歩き出来ないから、このシーンはフィルムの逆回しですよね。しかも、あれってよく考えると、仮に馬を後ろ歩きさせたとしても車を後ろに進めることなんか出来ない筈だから、そういう意味で大笑いしちゃいました。あと、ちょっとその前の2頭の馬を馬房から車に繋ぐシーン(5秒くらい)も逆回しでしょう。 いつも思うけど、タンクを道に置いていったままエドナの家に向かう時とか、余計な時に限って大真面目に仕事してるんですよね~(^_^)
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-12-31 23:31:12)
010.18%
120.37%
230.55%
391.66%
4295.35%
58515.68%
614426.57%
716630.63%
87313.47%
9234.24%
1071.29%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS