Menu
 > レビュワー
 > すねこすり さんの口コミ一覧
すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 432
性別
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/kirin6770
自己紹介 こちらでの書き込みは休止しております。
よろしければ、ブログへお立ち寄りを。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  父の祈りを
うーん、評価しづらい作品。冤罪モノと一括りにしていいのか。容疑もないのに7日間の拘留を認める法律が出来ちゃったからこそ、この話は起きたんでしょう。これはものすごくヒステリックな法律だけれども、ヒスってのは、ある種の過剰な正義論から生まれもするわけで、背景が不透明な事件事故でも、必ずや誰かを犯人なり責任者に仕立て上げて「血祭りに上げる」ことで、当事者及び大衆が溜飲を下げる、みたいな現象はよく起きる。そこで本来は、背景を含めた事の本質を見ようとする冷静さが問われなければならないはずだが、起きた事象だけに耳目が集まり、ヒスへの流れを止められなくなる。翻って、本作は、そもそも、アイルランドの複雑な歴史的背景が一切排除されているので、警察の横暴振りだけが前面に出ているが、宗教的対立に根差す理屈で語れない「民族感情」が根底にあったことが軽視されている。これは結局、本作自体、起きた事件を「実話モノ」として事象だけなぞってしまうことで、ヒスの流れに乗ってしまっている気もしなくはない。実話モノってのは、見る側の良識度というか、冷静さが問われる気がするので、作品自体の評価は本当に難しい。父子が同じ房に入っていたり、鑑賞会で「ゴッド・ファーザー」がかかっていたりと、これも事実だったのなら、この刑務所は、ある意味かなり鷹揚な刑務所のようにも感じる。映画としてみれば、ダニエル・デイ=ルイスは相変わらず素晴らしいし、表現も抑えた感じでよいとは思うけれども。いずれにしても、製作者の立ち位置としては疑問符がつく。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-22 17:41:17)(良:1票)
2.  蝶の舌
当時、沢木耕太郎氏が新聞にこの映画評を書いており、称賛の言葉と「衝撃的なラスト」とあったので、当時はまだ氏を敬愛していた私は迷わず劇場に足を運んだ。この時点で、期待し過ぎていたというのがあったせいだが、見終わった後、拍子抜け。こ、これのどこが衝撃のラストなわけ? だって、途中で察しがついてしまうではないか! 余談だけれど、その後、あれがありこれがありして、氏への敬愛の念は壊滅したことが我ながら寂しい。
[映画館(字幕)] 4点(2007-07-28 18:46:52)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS