1. 小さな恋のメロディ
主演の二人がとにかくかわいくて、初公開時から何度かリバイバル上映され、長いあいだ人気を博していた映画だった。 男子はもちろん、女子からのウケもよく、トレーシー・ハイドのファンがあちこちにいたっけ。 ほのぼのとした淡い恋心を表現した映像がよかったが、ビージーズの音楽が内容にベストマッチしていた。 特に大人たちに対して強烈なメッセージを残したラストシーンは、とても印象に残っているし、秀逸な絵だったかと思う。 さすがにこの歳になると、再鑑賞するのは恥ずかしいけど……。 [映画館(字幕)] 7点(2013-02-17 06:42:04) |
2. チャンス(1979)
ストーリー・コメディーながらも、社会派ドラマとしての印象がやや色濃い作品。 主役を演じるピーター・セラーズの役柄と視点が本作のテーマをそのまま表しているが、 彼の演技の素晴らしさはもちろんのこと、テレビを小道具代わりに社会風刺、宗教、友情と、サブ・テーマをさりげなく織り込んだシナリオと演出の完成度が高い。 原題の意味合いに深みを与えてくれる、ラストのカットも非常にインパクトが強かった。 名作という言葉がぴったりのお薦め作品。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-19 07:23:12) |
3. チャイナ・シンドローム
今観ても古さを感じさせないテーマの社会派サスペンス。 ある事故に直面したTVクルー、会社側、現場技師と、三者三様のそれぞれの立場、 描写がバランス良く描かれ、見応えのあるドラマに仕上がっている。 キャスティングに問題はないが、特に技師役のジャック・レモンは良かった。 昔の作品に出ているおちゃらけた役より、こちらのほうが全然いい。 演出と映像がちょっとショボいのが残念。 [地上波(吹替)] 6点(2011-08-18 19:26:49) |
4. チャンプ(1979)
まあ、素直につまんない映画だったね。 外国映画で、ここまでお涙頂戴のベッタベタ映画は他に観たことがない。 シナリオもお粗末。中盤までのストーリーなんて、ボクシングに全然関係ないじゃん。 それでこの結末って・・・・・・。あまりにも陳腐だし、ご都合主義も甚だしい。 子供の演技もあざとすぎて嫌い。感動しようと、映画館まで足を運んだ自分がアホでした。 [映画館(字幕)] 2点(2011-08-02 20:08:34) |
5. 小さな目撃者(1970)
内容はタイトルから想像できる通りの、オーソドックスなサスペンスもの。 子供が主人公ということもあって緊張感には欠けるし、演出も良くないけど、 シナリオに取り立てて大きな粗もない。どちらかと言えば、アイドル映画に近い作りで、 ハンサム少年、マークを見るための映画。確かにかわいい顔をしている。 [地上波(吹替)] 3点(2011-07-30 03:33:40) |