2. 月に囚われた男
《ネタバレ》 1950年代~60年代の短編SF小説でありがちなシチュエーションをその雰囲気のまま映画化した小品。 予備知識なく観ても最初からほとんどネタばれ気味で、主人公がおそらくクローンかなんかで騙されて作業させられているのは誰の目にも明らか。そういう意味ではサプライズ等は全くないまま淡々としたストーリー展開で予定調和通りに進んでいくわけで(コンピュータが主人公の味方をするのには少し驚きましたが)SFとして評価するとなにかのアメージングがない時点でSFとしては不合格。 昔のSFへのオマージュはいいんですが、もうちょっと話をひねってくれないと今の映画としては正直厳しいかな…というのが素直な感想です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-30 17:19:03)(良:1票) |