1. つぐない
《ネタバレ》 ロビー視点の戦争話のところで気持ちが離れて行きました。 戦争の話より、有罪に至るまでの話や刑務所にいる間にロビーがどれだけ苦しんでいたか、その時々でブライオニーはどういう風に振る舞ってきたのか等、描くべきところはいくらでもあっただろう。 [映画館(字幕)] 6点(2014-05-03 19:17:55) |
2. 月に囚われた男
ケヴィン・スペイシーどこに出てたのかと思いきや、ロボの声だけなのね。 しかし、エイリアンも殺人鬼もでてこないし、地味だし、登場人物は…なのに何故面白い。 低予算映画とは思えないクオリティの孤独感を強調する丁寧で美しい映像、ありそうでなかった奇妙で切ないストーリーにすっかりひき込まれ、寝ぼけ眼の目も冴えまくった。 手塚治虫の火の鳥を思い起こしたのは僕だけだろうか。 大きくはないけど、ジワッとした感動。単館で終わるのはもったいない。 [映画館(字幕)] 8点(2010-05-02 23:43:44)(良:3票) |
3. 罪とか罰とか
ケラ監督と言うことで「おいしい殺し方」とかなり近い作風でしょうか。 ずれまくった道徳観が異様だが笑ってしまいます。わけがわからない部分も多いものの、ストーリーの組み立て方が面白く、多様な登場人物と、その絡み方も面白い。主演の成海璃子の存在感がちょっと薄く、脇の話は面白いのに、本筋が今一歩盛り上がりませんでした。 [DVD(邦画)] 6点(2009-09-06 22:07:52) |
4. 月とチェリー
《ネタバレ》 時効警察でおなじみ、一度見たら忘れられない圧倒的な存在感の脇役で近年の映画・ドラマに引っ張りだこの江口のりこが最近妙に気になる。そんな彼女の主演作品ときたら、いつまでも観ない訳にはいかぬとして、この度鑑賞。 堂々たる脱ぎっぷりにも驚かされたが、なんかしらないが異様にエロいぞこの娘。他で観たときにはエロスの欠片も感じなかったコメディ女優江口のりこに興奮してしまった時点で僕の負けです。主演の二人をはじめ、こんな奴いるよなーって人たちのリアリティが中々楽しい。男の悲しい性(サガ)をコミカルに切なく描いた後味爽やかな恋愛ドラマの良作。 [DVD(字幕)] 8点(2009-04-19 21:23:17) |
5. 月のひつじ
なかなか雰囲気はよいのですが、実話とはいえ映画にするにはイマイチ地味です。いい話なんですが。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-06-13 17:30:31) |
6. ツォツィ
作りは凄く良いと思うんですが、どうにも90分では尺が足りていない感じがしました。主人公の背景や感情の変化の経緯などの描写が不十分で、主人公に感情移入させることができていないように思えました。もう少し丁寧さがあれば傑作になりえたかと。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-22 14:26:42) |
7. 机のなかみ
幾分カオスティックなインディー臭プンプンなラブコメ。主演のあべこうじが気持ち悪すぎて最後まで見れるか不安でしたが、もう一人の主演の鈴木美生はとても可愛いくてリアリティのある演技で頑張ってるので大丈夫でした。 登場人物たちは痛かったり、クソ野郎だったりと濃ゆくヒリヒリしてます。全編見てる方が引いてしまうような密度で、男の気持ち悪さ、エロさ、ダメさ、女の子の純真さ、痛々しさ、残酷さがガシガシと出ていて見ごたえあります。 [DVD(邦画)] 8点(2008-02-01 12:25:43)(良:1票) |