1. デサント・オ・ザンファー/地獄に堕ちて
ソフィー・マルソーの○○無修正版ということで変に期待して見たのだが、内容は大して良くなかった。「ラ・ブーム」で父親役を演じたクロード・ブラッスールが今度は年の離れた夫で小説家になる。題材を求めて構想を練っているのだが、ピンと来ないし飲んでばかり、一方のマルソーの方は若い男を求めて・・・、どうもおもしろくない。事件が起きてようやくおもしろくなったかと思いきやこれまた・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2014-09-17 06:12:29) |
2. デッド・カーム/戦慄の航海
結構緊迫感があって、ハラハラドキドキ、おもしろい。子どもを亡くした夫妻が心の安らぎを求めて航海に出たのはわかるけど、ボートで助けを求めてきた男の方は? ジョンがオルペウス号に乗り移ってみて、何があったのかはおおよそわかる。それにしても10日間も沈まないでいた船が急に沈み出すとは・・・。 [地上波(字幕)] 6点(2012-10-16 20:18:26) |
3. 天国の駅 HEAVEN STATION
《ネタバレ》 「天国の駅」と「おはん」でまったく異なる女性像を演じた吉永小百合は、この年日本アカデミー賞の主演女優賞に輝いた。日活時代に清純派お嬢様女優として活躍していた彼女だったが、さすがに70年代になるとそのイメージではやっていけなくなり低迷していた。それが本格的女優としてのきっかけとなったのが75年の「青春の門」であり、大きく花開いたのがこの「天国の駅」と「おはん」だったろうと思う。 この映画の林葉かよは本当に不幸な女性である。下半身不随となった夫、つけまとう元警官、狂った妻を持つ旅館の主人、彼らもまた不幸でありかよの身体に救いを求めていた。これがさらなる不幸を呼び殺人事件となっていく。彼女が求めたのは愛そのものだったろう。だからこそ彼女のために献身的に尽くすターボとの逃避行となるのだが、雪の中で戯れる二人の姿に安らぎを覚える。 惜しまれるのはあの主題歌、吉永本人に歌わせるとたちまち安っぽくなってしまう。忘れるところだったが、西田敏行の好演も光る。 [映画館(邦画)] 8点(2012-08-11 00:24:15) |
4. 天国にいちばん近い島
DVDに付いている特典映像、メイキングや監督インタビュー見たり聞いたりしていると、何となくこの映画の良さがわかってくる。 最初見たときは、何と薄ペラな映画だろうとしか思っていなかったのだが・・・。それにしても、何度もやり直しをしている原田知世やそれを暖かく見守る監督スタッフたち、共演者ら、それに独立運動の最中にあって協力を惜しまない地元の人たち・・・。 特典映像を見るまでは3点だったが5点に変更。 [DVD(邦画)] 5点(2011-09-14 22:28:42) |
5. 転校生(1982)
映画館に入ったときは、周りが皆若い人ばかりでこっぱずかしかった。またそれは映画の内容(男女の身体が入れ替わる)からも受けた。しかしいつのまにか、ハラハラどきどきの感情は、私の少年時代の頃と同じものになっていった。そういうずっと昔の記憶がある。 映画は大林監督の名前を有名にさせたが、男女の身体が入れ替わるというのは不健全という見方もあった。そのため映画制作も中止に追い込まれそうになったとも・・・。 それが大きな反響を持つ映画となったのは、主役の若い二人に負うものが大きい。とくに小林聡美の体当たりとも言うべき演技は光る。完全に入れ替わった一夫になりきっていてすばらしいの一言。 転校生がやってきて、今度は自分が転校生として去っていく。実にノスタルジック、尾道を舞台にした映画がいやに多いと思っていたら、それが皆大林宣彦監督だったと知ったのはずっと後のことだった。 [映画館(邦画)] 6点(2011-09-14 02:34:49) |
6. 天空の城ラピュタ
子どもにせがまれ、子どもと一緒になって何度も見た映画。夢とロマンがあってとても良いと思う。息子は何度も見るので台詞まで覚えていたほど。 大人になっても、純真な気持ちは忘れないでほしいし、親子で見るのに本当によいと思う。主題歌の「君をのせて」やそのほかの音楽もとても良い。 [地上波(邦画)] 7点(2011-06-13 09:15:17) |