61. ディスクロージャー
《ネタバレ》 面白い!逆セクハラというより、もはやパワハラの問題でしょうか。いや、合併企業に対して開示すべき情報を隠蔽するための口封じが真相なので、セクハラやパワハラの問題でもないんですかね。まあ、とにかく面白かったです。 不明な点は確かにあります。社長はすべての真相を知っていながら、トム・サンダース(マイケル・ダグラス)をスケープゴートにしようとしたのか?フィルの目的は?メレディスのパワハラ・セクハラはトムが拒否した結果、トムを陥れる道具となりましたが、トムが拒否しなければそのまま懐柔するつもりだったんでしょうか? まあ、動機付けがはっきりしない部分はありますが、それを差し引いてもラストはきちっとわかりやすいハッピーエンドですっきりしました。忘れかけたころに“Friend”の正体が明らかになるラストも良いですね! ただ、フィルと社長が諸悪の根源のような気もするんですが、二人には社会的な制裁はないんです。組織内での最高権力者にはやはり手が出せるものではないのでしょーか。二人が何らかの形で失脚するところも見たかったなー。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-03 03:38:30)(良:1票) |
62. デモリションマン
《ネタバレ》 スパルタン(スタローン)が冷凍される経緯や、思いのほか広がらなかった未来世界にちょっとだけがっかりしたことを除けば、個人的にはなかなか楽しい作品でした。 お金とCGの力があれば、いろんな夢の世界を描ける。それも映画の大きな魅力。だとすれば、この映画は「未来」という夢の世界を少しだけ覗かせてくれる素敵な映画ではないでしょうか。(この映画にCGが使ってあるのかどうかは知りませんが) すごーく印象深かったのは、『この殺人事件は、2010年6月の殺人事件から26年ぶりとなります。』という一言。そうか、当時は1993年。17年後の近未来を想像したとき、凶悪犯罪はきっとなくなっているんじゃないかな、と製作者は思ったわけだ。もしくは淡い希望を抱いていたわけだ。なんかいいな、そういうの。 メインのストーリーは確かにいまいち。でもそれは仕方がないんだ、きっと。どんな未来にするか、そればっかり考えていたんだ。で、頭から煙出てきて、貝殻だとか、条例違反ワードだとか、面白いネタがいっぱい出てきたんだ。そしてその世界を、確かに僕は楽しんだんだ。だから、他のことはどーだっていいんだ。それがきっと、「頭をからっぽにして楽しむ」ってことなんだろーな。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-05-20 02:58:18)(良:1票) |
63. デイズ・オブ・サンダー
《ネタバレ》 まるでトップガンのようなノリと雰囲気と音楽でしたけど、画的にはこちらのほうが分かりやすくて好きです。ストーリーも、出会い→苦戦→特訓→連勝→事故→挫折→復帰→優勝、とまさに王道サクセスストーリーで深みも何もあったもんじゃないけど、良い感じです。安心して、楽しく見られるのが良いですね。 ひとつ難を言えば、中盤でレースとは関係のないラブロマンスに力を入れすぎて、せっかくスピード感あった展開が少し中だるみしてしまったこと。確かにトム・クルーズとニコール・キッドマンのやりとりは魅力的だったし、ラブストーリーとして凄く良かったのだけどさ、それがこの映画ではちょっぴりマイナスに作用してしまった感じがしました。もう少しさくっとした感じにして、後はカーレースに力を入れて欲しかったです。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-16 14:21:28) |
64. 鉄拳(1990)
《ネタバレ》 人情ドラマ・・・不良映画・・・?いや、・・・ボクシング映画?サクセスストーリー・・・いや、復讐もの?・・・・(変な制服集団出てきた・・・)・・・ま、まさかのSF?というかファンタジー?・・・ヒーローもの? うぉぉ、この映画のジャンルは何~? 何で最後ざるうどん食ってんの~?なんでラストそんな満足そうな笑顔なの~? あ!わかった!この映画のジャンルは「ミステリー」だ!! ピンときました☆ [DVD(字幕)] 4点(2013-04-09 05:01:43) |
65. デッドフォール
楽しい。単純明快。娯楽気楽らくらくアクションで気軽に楽しめます。愉快痛快で最初から最後までノリと勢いだけで観る人を楽しませてくれます。結構深刻なピンチの状態でも二人が延々と軽口ばかりたたくので、全然深刻な雰囲気にならないのが割り切っていてとても良い。「これは娯楽作品だから肩の力抜いて安心して楽しみなさい。」と言われているようです。 こーゆー映画も良い。たとえ見慣れていてもこーゆー映画が少なくなったら寂しいですしね。 久しぶりにカートラッセルに会った気がしたけど、カートラッセルいいなぁ。カートラッセルはいいなぁ。スタローンも良いけどさ。カートラッセル、・・・いいなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-05 05:58:33) |
66. デッドゾーン
《ネタバレ》 クローネンバーグ監督は、「ヴィデオドローム」で多少敬遠気味だったのですが、この作品は監督独特の世界観が抑えられていてとても見やすかった。 よく見るとスティーブン・キング原作。キング原作の映画は低評価のものが多いのですが、個人的にはキング原作の映画はどれも好きで、はずれがほとんどありません。この映画が面白いのも納得です。 事故と昏睡が原因で手に入れた超能力、ですがその能力をまったく歓迎していないジョニー。全編通して、彼はサラを失ってしまった悲しみを全身から漂わせていて、超能力設定が霞んでしまいそうなほど。ですが、ひとつひとつのエピソードを通して、少しずつ授かった能力を受け入れ始め、前向きにその才能を活かし始めるその心の変化の機微がなんとも見事。 そして死ぬ間際のデッドゾーンの使い方は素晴らしい。最後はこれ以上ないくらい深い感動と悲しみを残してくれました。 [DVD(字幕)] 10点(2013-03-04 00:21:57)(良:1票) |
67. デルタ・フォース(1985)
《ネタバレ》 ただの娯楽映画かと思いきや、ラストシーンに何かのメッセージがあるような気がしてとても印象に残りました。最後の戦闘で犠牲になったチームの隊員が息をひきとるその時、助けられた人々はそんなことはつゆ知らず、外で踊って喜んでいて、なんかせつなかったです。 宗教や戦争に疎いため、なぜハイジャックしたのか、その動機が弱い気がしましたが、飛行機内でのハイジャック犯と乗客のやりとりは緊迫感があって良かったと思います。飛行機を降りて、デルタフォースが動きだしてからはただのアクションものになってしまった感はありますが、それでも全編通して満足のいく内容でした。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-02-22 01:56:27) |
68. デッドタイム・ストーリー/おとぎ話は血の匂い
《ネタバレ》 1話目と2話目はともかく、3話目だけ異様に面白いオムニバス形式のコメディホラー。 本当に、3話目だけはすごく面白いのです。 花の代わりに、死体の足の指をむしりながら、「好き、嫌い、好き、嫌い、・・・」なんてことをするものすごい世界観。 3話目を長編にして1本の映画にしたほうがよほど面白かったのではないかと思います。 [DVD(字幕)] 3点(2012-11-18 20:05:55) |
69. デコレーション・デイ 30年目の勲章<TVM>
《ネタバレ》 ビリーの真実。テリーの真実。ジーの真実。 アルバートに限らず、人は与えられた情報の中で創りあげた仮想・仮定の話を、真実だと錯覚してしまうことがあるかもしれません。 頭が良い人ほど。人生経験が豊かな人ほど。 ビリーとテリーの真実は、少しずつアルバートを既成観念から解放していきます。 人の心に耳を傾けるようになったアルバートは、ジーの真実を知ることができます。ですが、ジーにはもう一つ、心の中に秘めた思いがありました。それこそが勲章を授与しない本当の理由だったのですね。 結局、その人の本当の思いや、行動の理由は、その人にしかわからないものです。 だからこそ人はいつでも謙虚になり、友人たちの言葉に耳を傾ける姿勢をもつことが大切なのでしょう。 映画の中で明かされる三人の秘密は、人には簡単に言えないものですから、決して幸せな内容とは言えません。 ですが心に秘めた思いを打ち明け、友人や大切な人と共有できたとき、そこには新しい絆が生まれ、またひとつの幸せの形ができることを、この映画はそれとなく教えてくれている気がします。 [DVD(字幕)] 9点(2012-06-14 09:47:38) |
70. 天使とデート
《ネタバレ》 天使は、愛と宿命の泉のマノン役の人だったのですね。納得です。もはや美しさが人間業ではありません。 ストーリーも普通に良かったです。前半はコメディ要素が特に強く笑っちゃいました。パティの父親が、会社の役員たちに次の広告のモデルを説明するときのくだりは爆笑です。結局パティ親子はちょっと残念な結果になってしまいますが・・・ 個人的には、天使の姿が人目にさらされて、その時のパティやマスコミの反応を見てみたかった気はしますね。 ラストのしめは、安直なうえ、とことんハッピーエンドで終わらせていますが、好きな終わり方です。「上層部から休暇をもらった。」って最高です。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-10 09:15:38) |
71. デモン・シード
有機体が組み込まれた、自分で成長しものを考え、端末があればどこへでもアクセスし侵入できるスーパーコンピューターですか。 驚くべきはこの映画が35年前の映画だということです。 当時のことはよく知りませんが、この発想はかなり斬新だったのではないでしょうか。 ストーリーもよく、演技も良いです。テンポもなかなか。 なのに、なぜか盛り上がりませんでした。 こーゆー映画は趣味じゃないのかなー。全然悪くない映画なのに、いまいち楽しめませんでした。 [DVD(字幕)] 4点(2012-02-28 04:37:08) |
72. デス・レース2000年
《ネタバレ》 もう人としてだめな映画です。 しかしこの不謹慎極まりない映画に、いつの間にか人間ドラマが随分入り込んできている。この映画を最終的にマジメ路線にもっていくとは恐るべし。 どーでも良いですが、遠くから見たらミニ四駆に見える。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-26 06:35:35) |
73. 電脳ネットワーク23/マックス・ヘッドルーム<TVM>
そこで終わるんかい! [DVD(字幕)] 4点(2012-02-18 03:03:36) |
74. ティーン・ウルフ
《ネタバレ》 時間が短く、軽快なテンポのわりに、退屈に感じるときが多かった。 個人的にパメラよりブーフのほうが圧倒的に良かったので、拒否られてもひたすらパメラに言い寄るスコットに違和感を感じます。 パメラの心情の変化もよーわからんかった。 スコットにとって障害になるはずの教授とミックも、悪役としても敵役としても中途半端なうえ、パワー不足でアクセントが弱い。 何よりウルフの造形が受け入れがたい。あのウルフが人気者になるのも理解できない。せめてバスケ以外に、人気者になるきっかけとなるような説得力のあるエピソード入れてくれないと。 主人公が暴走しだすのも好きな展開ではないです。仲間のバスケのボール取ったりとかやりすぎ。もともとのスコットの優しい性格と差がありすぎて、別人に見えてしまう。 そして最後の見せ場はウルフ出さんのかい。 ストーリーの性格上あそこでウルフ出さないのは仕方がないのかもしれませんが、もう一回くらい、ウルフで汚名返上するシーンが見たかった。 [DVD(字幕)] 4点(2011-12-16 15:28:09) |
75. ディーバ
《ネタバレ》 街中で殺される謎の女性。女性を殺害した二人組み。女性を待ち伏せていた男女二人組み。(この二人はただの情報屋と警官でしたが)それぞれの素性をすぐには明かさなかっただけで、この映画は面白いと思いました。そして、そこに衣装泥棒の主人公ジュールが知らないうちに巻き込まれ、本人が知らないまま謎の組織に追われ始める。雰囲気や演出は抑え目ですが、誰が見ても面白い万人向けの良作サスペンスだと思います。ジュールを狙っているのは麻薬組織だけではないというのも良いです。あのどっかの版権狙いの外国企業と、謎の芸術家とその彼女?のアルバの存在もスパイスが効いていて、この映画をただの映画で終わらせていない気がします。 [DVD(字幕)] 7点(2011-12-11 16:16:17) |
76. テルマ&ルイーズ
《ネタバレ》 犯罪のエリートになっていく二人。 主役の二人ももちろん良かったのですが、ハル刑事やジミー、ダリルも脇役のくせにキャラが立ってて良かったです。 特にハル刑事とジミーは良かった。 ハル刑事はだんだん昭和の刑事に見えてきました。 ジミーはかっこいい。あんな男になってみたいです。 登場人物の個性がはっきりしていて、見やすいし、面白い映画だと思います。笑えるところもあります。テルマがダリルに電話するシーンは爆笑しました。 ですが、好きなタイプの話ではありません。 このタイプの話だったら、もう思い切ってハッピーエンドにしてくれたほうが個人的には楽しめました。「ええ!そこからまさかの展開!?」みたいな感じで。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-30 05:18:20) |
77. デストラップ/死の罠
《ネタバレ》 最後はヘルガの一人勝ち。 予測できませんでした。またからんでくるだろうとは思っていましたが。 もしかすると最初からヘルガはこうなることがわかっていて、ブリュール家に来たのでしょうか?最後は自分が原稿を手にして、皆死ぬことが霊能力でわかっていたとしたら、ヘルガが一番恐ろしい。霊能力最強じゃないですか。 というか、ミステリーで霊能力を持つ人が一番強いって身もふたもないのでは? でも面白かったです。ホモ設定だけは気持ち悪いので、いらなかったかな。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 11:01:47) |
78. 点子ちゃんとアントン
ヤマ無し。毒無し。ですが、観て良かったと思える作品です。家庭教師のロレンスをはじめとして、脇役さんたちが素晴らしい仕事をしていますね。 [DVD(字幕)] 7点(2011-07-07 13:33:51) |
79. デーヴ
大統領夫人がどんどん若返っているように見えて面白かった。木村拓哉の「チェンジ」を連想しますね。でもこちらのほうが断然良いですね。 [DVD(字幕)] 10点(2011-07-06 21:51:22) |
80. Disney'sクリスマス・キャロル
《ネタバレ》 有名な原作なんですね。初めて観ました。スクルージさんが明るい人になる話でした。おそらく一番の見せ場であろう3人の妖精によるファンタジー部分は正直趣味が合いませんでした。ですが最後の15分くらい、スクルージさんのやたら明るい様子はとても愉快で楽しませてもらいました。最後の15分に5点。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 16:31:46) |