1. デリンジャー(1973)
大恐慌後のこの時代はギャングもある種のヒーローだったんですなぁ。憎みきれないろくでなしっつうところでございます。それなりに仁義のようなものを内包したデリンジャー一家の中でなんとも切ないのがスチーブ・カナリー演じるプリティ・ボーイ・フロイド。逃げ延びる途中の民家でのふれあいにゃ思わず感極まってしまいやす!おおらかさと温かみが滲み出るミリアス印の硬派映画! 8点(2003-09-20 05:24:56) |
2. ディア・ハンター
大事なシーンであるし、それを言っちゃあ元も子もないのは分かってんだけど、正直、鹿狩りシーンは退屈でござる。も少しタイトにして欲しかった。とは言え、ベトナム物の中では一番強烈な印象だったのは間違いない。首まで水に浸かってロシアン・ルーレットの順番待ちなんて・・・おお、やだやだ・・・勘弁してくれぇ! 7点(2003-08-12 18:16:49) |
3. ディープ・ブルー(1999)
悲惨だなぁ、スカルスゲールド。一難去ってまた一難、蛇の生殺しのように弄ばれて、最後は全員に絶望感を味合わせる殺され方。あんまりといえば、あんまりな死に方に恐怖を覚えたもんです。咥えられたまま、意識があるちゅうのがむごすぎる。 8点(2003-07-12 17:36:31) |
4. テルマ&ルイーズ
面白いじゃんって思ってたけど、なんであんなラストかなぁ。図太く生き抜いていく女のほうがかっこいいと思うんだけど。 4点(2003-06-22 13:09:31) |
5. デスペラード
荒唐無稽な作風がごきげんな劇画作品。何といっても助っ人二人が強烈すぎます。あっさり死んでしまうのもいい描き方!だらだら生かすより鮮烈に頭の中に残ります。最高のサブキャラが映画を支える。バンデラスが最も光っていた作品。 8点(2003-06-20 11:49:34) |