1. デトロイト・メタル・シティ
《ネタバレ》 久々に笑わせてもらいました。出だしで学帽被った弟が牛と一緒に見送りのシーンでこれはいけるぞと予感がしました。まあ今時こんな田舎はどこにもないって。主人公が音楽にも恋にも一生懸命で不器用だから。好きな子のデートを遊園地までストーカーしたり、帰郷したら弟が散々ぐれてたり。圧巻は、もちろん最後のバンド対決だけど、女社長が部屋をめちゃくちゃにして、馬乗りになっているとこなんか、とってもエロチックでした。 [レーザーディスク(邦画)] 10点(2009-02-23 21:59:28) |
2. 天然コケッコー
《ネタバレ》 「砂時計」で夏帆を見たので、借りてみました。この子は、山陰に合うのかなあ。まあ、物語は淡々としすぎていて、少し退屈でした。中学生になった弟が、制服を着るとこはなんかほほえましかったですね。あと、病気の女の子のお見舞いに行ったところも。いらん人間が都市にあふれ、田園は荒れていくのかと考えさせられた作品でした。それから、佐藤浩一はなんかこの作品にそぐわなかったんですけど。 [レーザーディスク(邦画)] 8点(2009-01-28 16:58:12) |
3. 出口のない海
《ネタバレ》 「俺たちの大和」に比べて、地味だった印象があったんですけど、作品的にこちらのほうが好きです。まず、大言壮語する威張る軍人がでてこない。戦闘シーンがあっても、血が飛び散ることもない。潜水艦の閉塞感と緊張が伝わってきます。ローレライとは、大違いです。好きだったシーンは、最後、主人公が事故で閉じ込められての手帳に思いをつづるシーンです。三浦友和は、背中で演技ができるまでになりました。だんだん畑を耕す上野樹理もよかったです。優秀で人情のある艦長が、「回天戦、用意」と、部下を死に追いやるのに機械的に命令を下すシーン。これが、戦争なのだなと思います。最後に、竹内マリアの歌が流れるときは、涙が出てきました。ちなみに、私はこの大学の出身です。 [DVD(邦画)] 9点(2007-02-28 18:10:39) |
4. 電車男
最近、話題になった邦画の共通点をこの映画で納得。「今、会いに行きます」も「世界の中心で愛を叫ぶ」もこの映画も、かわいい女の子が普通のあまりかっこよくない男の子に「好きよ」と告白するところ。誰かが書き込みしていたけど、これは男の願望でしょう。なんか、自分が告白されているようで、気持ちがよくなってしまいます。どんどん、作ってくれ。 [DVD(邦画)] 8点(2006-03-26 21:23:08)(笑:1票) |
5. ディア・ハンター
この頃はベトナム戦争後遺症を扱った作品が多かったです。その中でも出色によい作品です。唯ベトナム軍の扱い方はハリウッド映画の限界を感じます。 8点(2004-01-30 00:25:31) |