1. デイ・アフター・トゥモロー
少し核となるお話に盛り上がりが欠けた印象は否めないかな。いろいろ突っ込み入れたい部分もあったし。同じCG使うにもディープインパクトとかの方が迫力あってよかったな。 5点(2004-11-08 23:37:20) |
2. テルマ&ルイーズ
《ネタバレ》 逃避行のロードムーヴィーだけの要素を見てれば確かに面白かったです。二人がどんどんはじけていっちゃう様は、ある意味自分たちの行く末を覚悟した上での行動だったのでしょうか。強盗に入るとき、らしくない礼儀正しい口調で銃を突きつけるテルマのシーンが印象に残ってます。夫という存在やマンネリした生活から解放されたかったのがきっかけでしょうが、そんなに夫たちは悪い人ですか?すごく純粋な人に見えたんですが。これでは男はあがったりですよ。ハーベイ・カイテルもなんでそんなに彼女たちを思いとどまらせようとしているのかも理解できなかったし。 6点(2004-02-23 00:48:05) |
3. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 死刑問題について考えさせられる作品。彼女がシスターであるからこそ、死刑について新しいアプローチの仕方が生まれたんだとも思う。「彼はモンスターだ。」と死刑執行を切に願う遺族たち、それに真摯に耳を傾けて涙を流す姿。また白人至上主義を謳う死刑囚にやさしく愛というものを思い出させ、家族と再び一緒につなげていく。さらに周りの目が冷たくなっているのを感じながらも、一人の人間に対して真実の告白をやんわりと促し、「これで人間の誇りをもって死ねる、あなたは神の子だ。」と最後にきちっと彼に人間的な姿を再生させる彼女の何ともいえない魅力に引き込まれた(彼女自身の葛藤も見逃せないが)。 これらの演技をスーザン・サランドン、ショーン・ペンと実力派の俳優が演じていたことで、脚本の素晴らしさをそのままフィルムに残すことができたと思う。あと印象に残るセリフが多かった。「死ぬ時になって初めて愛を知った。愛をありがとう。」なんて… 最後にひとつ、どうして彼は彼女に救いの手紙を送ってきたのか、そのきっかけだけ知りたかった。 8点(2003-12-30 22:02:41) |
4. 天使にラブ・ソングを・・・
本当に気持ちのいい映画。ゴスペルはこの映画をきっかけに好きになりました。偏見や固定観念を破りながら、みんなを一つにしていくデロリス(クラレンス)のエネルギーには頭が下がります。それにはやっぱり一つのことに情熱を傾けること、それが聖歌隊であったわけですが、実は周りのシスターもこれを望んでいた!と言わんばかりの変貌ぶり。見事に息の合った合唱でした。実際の修道院でもこんな感じのところがあるんでしょうかね? 7点(2003-12-12 12:54:04) |
5. 天使にラブ・ソングを2
やはり何度見てもいいですね。しかし出演者の才能はすごい。しびれます。このあたりの音楽センスを見定めた人選も素晴らしいと思うね。日常会話でも何かリズムがあるというか、BGMに合わせたかのように聞こえるラップ調の会話が何か心に残っている。ストーリー的にはデロリスにだけ焦点を当ててた1の方が好きだけど、曲の幅広さという点では2の方が好き。特に「Oh Happy Day」は高校時代文化祭で合唱した曲なだけに特に思い入れは強いね。うちらのソロパートの子は黒人の彼のような高音が出るはずもなく、音程を外しながらも必死で歌ってたのを思い出しました。 7点(2003-10-15 03:16:55) |