1. デイ・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 これがなぜ私がゾンビ映画の中で最も好きな『デイ・オブ・ザ・デッド』の名を冠しているのだろう?とかなり疑問ですが、それ抜きに観れば、軽快にストーリーが進んでいく「王道B級アクションホラー」としてまとまってて、けっこう面白い。/ただ、それぞれの舞台がだいたい別作品で見た覚えのあるような感じで、前半、病院でゾンビ大発生!は『プラネット・テラーin グラインドハウス』だし、後半は唐突にピッカピカの研究所が出てきて『バイオ・ハザード』だし、ドーン(リメイク版)ぽいところもあるしで、いろんな作品から良さげな部分を拝借してる感は否めません。 [DVD(吹替)] 7点(2009-12-19 00:14:03) |
2. デッド・フライト
《ネタバレ》 何せ旅客機ゆえ逃げ場がないので大変なことになります。事が起こるまでやや長く感じますが、どんどん被害が拡大していく様は見事。後半はこのゾンビ映画史上最も狭い空間でこれからどうなっていくのかハラハラしっぱなし。シートベルトを外す知能を失って縛られたままの日本人指揮者風ゾンビがただの笑いだけで終わらなかったところもウマイ。/ゾンビがかなり俊敏な「28日後」系で精力的にダクトを這っていくシーンが笑えます。ただ銃一発で活動停止するのがいるのに、下半身失っても生きてる奴もいてかなりいい加減(感染して生き返っても耐久性はバラバラという設定なのだろうか?)。ラストはゾンビ映画の定番「脅威は終わらない」的終わり方だけど、この耐久性に乏しいゾンビでは町についたとしてもすぐ鎮圧されそう。/「オブ・ザ・デッド」とつけただけの詐欺的作品が多いなか、これは掘り出し物。 [DVD(字幕)] 8点(2007-07-04 22:16:55)(良:1票) |
3. デイ・アフター・トゥモロー
火山、溶岩、隕石、ハリケーン、洪水、果ては地球のコアの回転停止と、たいていの自然災害はすでにやられてしまったところへ、エメリッヒ君にも話がきて、「さぁ自然災害をどうでっちあげようか」と考えた末「よっしゃ、寒さでいこ!」、あとは既発の映画からてけとーにエピソード見繕ってくっつけて・・・と、ハイ!一丁上がり──みたいな作品。 [地上波(吹替)] 5点(2006-11-20 00:41:40) |
4. 天使行動
香港映画は、日本の当時のトップスター・西城秀樹にも容赦しない! 「インターポールの優秀なエージェント」という、一見楽そうな役に飛びついた自分自身をさぞや恨んだことでしょう。代わりにムーン・リーと長いことネチっこいキスできたんだからよかったじゃないか、うらやましいぞ。いや「ムーン・リーとキス」が契約に入ってたから飛びついたのか?うん、分かるよ、秀樹の気持ち。/内容は、よくできた、よくある香港アクションもの。ラストバトルでムーン・リーが大島をぶん回して鉄板にドガン!と打ちつけるシーンがすごすぎ。脳裏に焼き付きます。黄正利vs西城という、二度と見られない夢の対決(短いけど)もあります。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-20 16:36:03) |
5. デビルマン
世の関係者、観た者すべてを“脱力と混乱のずんどこ”に叩き落とした「那須博之」という男こそが、真のデーモンだったということだ。 [DVD(字幕)] 1点(2005-12-16 14:30:06)(笑:2票) (良:1票) |
6. 天山回廊 ザ・シルクロード
蜃気楼に現れた美女を探しに行こうとする男と、その誇大妄想に「親友」という理由だけで付き合わされる男のアクション・アドベンチャー。/「そんな無茶な~!」というアクションの連続で、特に"爆破する所に人あり"というくらいギリギリな爆破スタントは凄まじい。この映画に限っては、爆風を体に受けて吹っ飛ぶくらいの距離がちょうどいいようです。/ギリギリどころか、たまにモロな場合もあり、バイクで走っていて後方で爆発、バランス崩しながら空中に投げ出され、乗ってた人が地面に叩きつけられた地点で"ちょうど"2発目ドッカーン・・・。/人の数には事欠かない中国ならではの人海戦術、やっと探し当てた美女(会ってみたらドS女盗賊)との死闘。最後は銃撃、クンフー、爆破スタントが渾然一体となり芸術の域に達しています。/主役のユー・ロングァンの顔といい格好といい、変身前の快傑ズバットにそっくり。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-19 17:36:36)(笑:1票) |