1. DUNE デューン/砂の惑星(2021)
とても、とても丁寧に作られている。原作へのリスペクトもひしひしと感じる。 しかし、リスペクトしすぎるあまり、一本の映画としては味気ない。 小説の映画化を名曲のカバーとして喩えるならば、本作はカラオケの域を越えていない。歌唱力はめちゃくちゃ高いけど、あまりに癖がないから「この人、歌上手いな」以上の感想が出てこない。 しかし、一見の価値は十二分にある。トンボ型の航空機や砂虫などのアートワークは満点。 ヴィルヌーブさん、ワーナー・ブラザースさん、続編も宜しくお願いします。 [映画館(字幕)] 7点(2021-10-18 21:11:04)(良:1票) |