1. ドライブ・マイ・カー
《ネタバレ》 3時間級の作品にしては、長さを感じずに観られました。 適度にエサがバラ撒かれてたせいですかね。 濡れ場から物語を紡ぎ出す冒頭は圧巻でしたね。 まさにつかみはOKといいますか。 それ自体を映画でみたいと思わせる『空き巣』のはなしや、岡田将生さん演じる役どころの波風の立て具合など緊張感のほどよさはなかなかのセンスでした。 壮大なノリツッコミともとれる内容でしたが、映画的な手法や小説的なニュアンスを盛り込むのがうまかったですね。 次、観るのがいつになるかはわかりませんが、おさらいして改めて自分が好きなシーンを探すのも楽しそうな作品ですね。 西島秀俊さんもようやっと、しっくりした役に巡り会えたんじゃないかな? [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-07-24 01:18:54) |