21. トゥルーライズ
当時のキャッチコピーは「今度は生身だ」ですか…。「T2」とは真逆の内容が全てを物語る(苦笑)。核の取り扱いが実にアメリカらしい。夫婦揃って核爆発を微笑んで見ているのは、アメリカ国民をまんま表わしているようで逆に面白い。ハリー(シュワルツェネッガー)の奥さんこと、ヘレンを演じるジェイミー・リー・カーティスのノリノリのセクシーダンスは何度観ても笑えます。が、全体的に見るとコメディなのか…? アクションなのか…? どちらにしても中途半端で、終始ハチャメチャな展開に戸惑います。※ちなみに自分のレビューは、核に無知識・無頓着なアホなアメリカ人を、ある意味皮肉に描いた…と言う意味で有り、決して外観的な意味で核描写を「面白い」と発言した訳ではありません。なんでも聞くところによると、ジェームズ・キャメロン監督はエライ日本びいきなのだそうで、わざとアイロニーな描写にしているのでは…??? と言う個人の勝手な見解でのレビューです。なんとな~く、誤解されているようなので…(←己が悪いのだ)。それでも疑う事があれば「風が吹くとき」のレビューを是非…。 5点(2003-10-12 16:56:55) |
22. ドラゴンボール 神龍の伝説
初期のDB作品の方が好みなんですが、映画として完成度の高いものをちゃんと創って欲しかったな…と(所詮、東映まんが祭り)。シリーズを見越した第1作、加えて予備知識が無く観れる…って言う事で。 5点(2003-10-01 00:01:29) |
23. トッツィー
当時「あのダスティン・ホフマンが女装ッ!?」…と、かなり衝撃的な内容に驚きを隠せませんでした。観ればそんな違和感がフッ飛ぶ程、見事な女装っぷりに拍手、拍手。一つ一つの細かい仕種や歩き方はまさに女性そのもの。こんなオバさん普通にいますよね(笑)。つくづく彼の演技の幅の広さには感服。ストーリーも設定もイヤミが無く、シンプルに纏めてわかりやすい。正統派コメディでありながら、映画としてしっかり見せてくれる…安心して観れる作品です。 8点(2003-09-07 22:34:11) |
24. 逃亡者(1993)
ハリソン・フォードはまさに適役。TVシリーズは未見につきなんですが、テンポもストーリー展開も申し分の無い面白さ。追う者と追われる者の、手に汗握る演出も見事。実に上手に創っています。ただし、ラストの解決描写がやや弱く、案外スパッと終わってしまったのが呆気無くて残念。 7点(2003-08-31 21:41:15) |
25. トラック野郎 爆走一番星
人気シリーズ第2作ですか。当時、子供だった私の大好きだったシリーズで、TV放映される度に観ていました。確かに、自分が同じ年代で今観たらきっとつまらないでしょうねぇ(笑)。この手の作品は、この時代に観るのが良いのです。まさに70年代に一緒に歩んだ作品なので、思い入れも一入。“やもめのジョナサン”こと松下金造の住まいが映る度に懐かしくて仕方ありません。当時、川崎に住んでいた自分にはノスタルジーな憶いにかられる事もしばしば。 6点(2003-08-24 20:47:21) |
26. ドラえもん のび太と翼の勇者たち
逆に「ドラえもん」のパロディとして見れば観れない事はないが、まア、こんなものカナ…。いずれにせよ作品性が薄いので、これならばTVスペシャルで充分だ。わざわざ映画にするほどでもない。藤子F先生が亡くなられてから、このシリーズに何かを期待してはヤボと言うもの…。要はパロディなのだ。どうせ観るなら、パロディとして確立された「ザ・ドラえもんズ」の方がまだマシである。 2点(2003-06-27 22:21:07) |
27. 時をかける少女(1983)
初々しい原田知世の可愛い仕草がたまらない…。原田知世+ラベンダーというシチュエーションいうだけで、知世ファンの私はもうメロメロです。とは言え、映画の内容はいただけません。特に、何度観てもヘナチョコ合成シーンは一喝したい所。CG技術が無い頃の合成ほどヘナチョコなものはありません。…と言うか何故「ザッパーン」なんだ…(苦)。ホントにアレさえなければこんなに低レベルにならなかったものを…。合成以外の全体の雰囲気は良いので、逆にもったいない映画となってしまった。 6点(2003-04-23 23:42:12) |
28. ドラえもん のび太の恐竜
「ドラえもん」の映画化第1弾。ピー助とのび太の交流は、今でも深く心に残る…。ラストは感動と号泣でハンカチ必需品(涙)。今となってはグラフィックの向上とアニメ技術の進歩で、比べれば当然そのギャップはある。が、この映画に関しては初めて藤子F先生が映画用に描き下ろしたという、原作の存在を忘れてはならない。それまでのコマ割りは、当然規定ページが決まっているので、単発的なもので終わっていたが、“捨てゴマ(次のシーンを活かす為のコマ)”の技術や、いわいるカメラアングル(“フカン”と“アオリ”等)を取り入れた「ドラえもん」は新鮮だった。以降のシリーズの土台となったこの作品を大きく評価したい所。映画としての評価は6点位が妥当だとは思うが、私も非常に思い入れの強い作品であり、シリーズNO.1だと思うので点数UP。ちなみに私もツッコミ魔ですが、矛盾点を指摘すれば底なし沼…。ここはやはり目を瞑るしかないだろう…(負け犬です…)。 8点(2003-04-22 22:58:22) |
29. ドクター・ドリトル(1998)
笑う場所が少なかった…(苦)。撮影時に動物愛護団体がしっかり見張っていて、動物達に気を遣いながら撮影したので控えめなシーンも多々有り、遠慮がちなシナリオもイマイチ…。動物を見てるだけでも良いが、ただそれだけ…。 4点(2003-04-22 15:16:43) |