41. 東京島
ベースになったアナタハンの女王蜂事件はあれほど魅力的な事件なのに全く生かしきれていない支離滅裂なストーリーに。それでも原作が評価されてるのだとしたらストーリーではなく小説的な心理描写だと思うのだが…主人公のプロフィールを見る限り、容姿も特にさえない「中年おばさん」がチヤホヤされ周りがフリ回されるという部分がキモなのに木村多江というのは完全にキャスティングミスだろう。木村は確かに端的に見るといわゆる美人ではないし中年だが、妖艶というか何と言うか男をひきつける魅力は非常にある女性である。別に無人島でなくても「モテて」しまうような女性を主人公に充ててしまってはいくら窪塚に「オバサンオバサン」言わせても話の印象が変わっちゃうよね。いや、確かにじゃあリアルな映像を取れる女優を主役にしたてて興行的にいけるかというとそれは難しいけど。製作者に片桐はいりをキャスティングする勇気があったら讃えてたねw [DVD(邦画)] 3点(2011-06-05 16:32:21)(笑:2票) (良:1票) |
42. トロピック・サンダー/史上最低の作戦
安定したコメディ映画を続けてきたベン・スティラー主演作だが本作は万人受けするとは言いがたいありがちなB級ナンセンスアメリカンコメディ。ただし制作費はおそらく超A級だ。ベン・スティラーならもはやなんでもありなのか?やりたい放題とはまさしくこの映画のことだ。まあストーリーからいって「バッラバラになってしまった失敗アドリブ映画」と言い張ってしまってもいいんだけど… [DVD(字幕)] 3点(2009-07-05 04:39:41) |
43. ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ
そもそも原作自体ネタ切れ気味だった頃の作品だけあってとてつもなく酷い。同人誌でももっとマシな話書くだろという悪趣味な話。笑いこそあるがほぼ失笑。鳥山は全く関わっていないだろうにドラゴンボールはこういうとこで程度下げちゃったんだよな。本来1点だがあまりの同人魂に折れて+2しておく [DVD(邦画)] 3点(2006-05-06 02:30:25) |
44. 12モンキーズ
ブルース・ウィリスは相変わらず暑苦しいし、カッコーの巣の上で諸氏には到底及ばないブラッド・ピットの演技は嫌味すぎる。世界観もあまり好きではなく入り込むところまでいかなかったためストーリーもよくわからずというか全く覚えていない。 [DVD(字幕)] 3点(2006-05-04 14:17:07) |
45. ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人
さっさと超サイヤ人になれよ。意味不明の融合など、ドラゴンボールZアニメの低迷期であった人造人間編の影響がありありと…つまらん小ネタで低レベルの笑いを狙う姿勢といい最低の作品。 [DVD(邦画)] 2点(2006-05-09 21:58:47) |
46. ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ
映画そこまでしてつくらなくても。 神龍はもちろん悟空、悟飯はおろかピッコロやベジータすら登場しない。時間も50分にも満たず敵キャラもなんとブロリー。やる気が無いにもほどがあるだろ。 [ビデオ(邦画)] 2点(2006-05-08 20:53:26) |
47. ドラえもん のび太の太陽王伝説
これがディズニーやドラゴンボールなら「これはひどい」の1点で片付けているがドラえもんだからあえて0点をつけて言う。かつてのドラえもんなら、例えば魔術師は歴史を変えようとする未来人であるなどの筋を通すためのSF的な設定というものが少なくとも存在した。しかしこの作品はそんな筋はおろか、魔術師の目的すら説明しない。SFアニメドラえもんはいつから恋愛格闘アニメになってしまったのだろう。30周年を迎えて何故今更『王子と乞食』の『白雪姫』になってしまうのだろうか。作者が長年積み上げた物は何だったのか。受け継ぐ者が居なかったことが嘆かわしい。奇しくも同時上映された作者脚本が原案である「おばあちゃんの思いで」が屈指の傑作であったことがその哀しさを増幅させる。かつての大長編はあわよくば大人も楽しませてやる、泣かせてやるという気概があった。それがこれはなんだ。もはや子供だましすら目指していないやる気の無さに唖然とさせられる。死後に迎えた30周年にこの作品では作者があまりに気の毒である。 [ビデオ(邦画)] 0点(2006-08-17 08:15:03)(良:2票) |