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ルクレツィアの娘さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 349
性別 女性
自己紹介 基本的には、お金を掛けた映画と歴史時代物が好き。

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1.  友引忌 《ネタバレ》 
冒頭のシーンが、ポスターなどに使われていた目を糸で縫うという場面で、その怨念のすざまじさを感じて背筋が怖くなった。が、そこから先のおどろおどろしい怨念劇を期待していたが、背中がぞわぞわっとするような怖さのある場面が無くて、ありがちな展開で、ものすごく肩すかしだった。ある場所に居合わせた学生時代の友達が、何の脈絡もなく一人ずつ呪いを受けて消えていく話なのだったらものすごく怖いのだが、過去の事件に関わる怨念なのはすぐ分かるし、そうするとこういう展開だなと言うのが見えてしまう。思った通り、本当は生身の人間が犯人でした、という展開だったので、呆れた。「霊より生身の人間のほうが怖い」というテーマは日本のホラーにおいても定番だが、その生身の人間の怖さがイマイチ伝わってこないので、つじつまの合わない強引なストーリー展開にしか思えない。美少女ギョンアが呪われた子だというサイドストーリーも不可解で、そのあたりの暗さもあまり伝わらない。彼女のような過去を持っていて、日本より過酷だとされる韓国の受験戦争を勝ち抜けられるのだろうか? 過去のいきさつからして、ひたすらごめんなさいと思っていただけではないはずの主人公は、ギョンアに対して本当はどう思っていたのかもよく分からないし・・・・・・。わからないことだらけだ。韓国の大学生たちの日常を垣間見ることができるけれども、芸能界入りしたい女子大生とかいて、日本とそんなに変わらない気もする。数年前の作品だが、主人公のメイクに時代を感じるのが悲しい。
2点(2004-07-21 21:50:45)
2.  トリプルX 《ネタバレ》 
時代遅れの007をひやかしているようでいて、後半は完全に黄金パターンを践んでいくあたり、何故007シリーズが長く愛されるのか分からせてくれた映画。オープニングが痛快で、エージェントになるまでのワクワク感が良かったし、主人公の「チンピラ」ぶりが笑えた。海を越えてネットつながりなんて話を盛り込んではあるけど、後半が急速に話がショボくなっていく。チェコの美しい風景とか、ポールダンスする色っぽい美女とか、スパイ・アイテムとか、ゴージャスな車とか、007で使い古したパターンをココまで踏襲して何がやりたかったんだか分からない。後半が面白くなったMIシリーズと比べて、がっかりさせられた。スノボシーンも、期待したほどではなかった。ただ、主演のヴィン・ディーゼルと、ニュータイプのエージェントというキャラクターは面白いので、続編を作ってくれたら観たい。
5点(2004-07-12 12:54:33)(良:1票)
3.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 
お金をかけて撮った大作らしい大作で、見応えは十分。ただ、盛り上がりが散漫で、見栄えのする素敵な役者を集めて並べただけ、という印象もまたぬぐえない。CGによる戦闘シーンも最近は食傷気味。とは言え、アキレスを演じたブラット・ピットはさすが。輝かしい不死身の英雄ではなく、あくまで動物的な勇者という感じがして面白い。鍛えた肉体もすごかったし、武術的に完成された動きも上手い演出だ。アキレスと正反対の、国のため家族のために戦う英雄ヘクトル王子も上手い。エリック・バナの地味で寡黙な雰囲気が、悲壮感を盛り上げて迫力がある。妻に何度も、逃げ道は覚えたかと尋ねる場面は、なかなか泣ける。そして何より感動したのが、ピーター・オトゥールのトロイ王プリアモス。なんというか、威厳と慈愛を持ってはいるが輝きと強さを失っている、まさに「滅びるべき運命を迎えた国の王」そのものなのだ。プリアモスがヘクトルの遺体を帰してくれるようアキレスに頼む場面は、まさに名場面である。すべての元凶となったパリス王子の軽率さ・幼稚さや臆病ぶりがまたすごい。けれども物語の中でほんの少しだけ成長をする。そこがいい。かの三部作で美しく完全無欠なキャラを演じたオーランド・ブルームが、同じ弓矢をつがえながら、ここまで情けないキャラに扮してくれるというのも、なかなかツボだった。配役をした人に拍手したい。配役といえばショーン・ビーンのオデュッセウスも素晴らしい。大国の強引な侵略戦争に、小国の王として心ならずも従わなくてはならないが、従うとなったら策謀を巡らせ友を引き込むことを厭わない。仕方ないんだよと言いながら、これ見よがしな苦悩を見せるわけでもない。ずる賢そうな顔をして、しかし、その両肩になにがしか重みを背負ってるようには見える。物語の中で、一人冷めたオデュッセウスを演じたショーン・ビーンは面白い役者だ。彼の語りに始まって終わる演出は、なかなか良かったと思う。トロイ戦争とはむろん「愛のための戦い」ではなく、侵略戦争である。そこには、オデュッセウスも語るように「名を残す」ことへの渇望と、本能的に戦争・戦闘を嗜好する男たちの欲望がある。女たちの人生は眼中にない。だから、戦いを嗜んだアガメムノンとメネラオス、そしてアキレスが死に、戦いに背を向けたパリスとヘレンが逃げ延びるというのは、満足すべき結果なのかもしれない。
8点(2004-06-26 20:42:25)(良:3票)
4.  トゥー・ウィークス・ノーティス
大事件が起きるわけでも、素晴らしい映像技術が駆使されてるわけでもない。ヒュー・グランドとサンドラ・ブロックのために書かれたとしか思えない小粋な脚本だけがある。柔らかいカメラワークと、さりげないおかしさを散りばめて、楽しませてくれる映画だった。大作映画も良いけれど、こんな映画を見ると心がリラックスできる。  
5点(2004-06-17 15:18:53)
5.  トゥームレイダー2 《ネタバレ》 
妙な恋愛話を絡めたあげく、あくまでも最後はオカルトホラーで締めくくってくれる。ララのキャラなんかも面白いし、素手で鮫を殴るとかファンタジーなアクションも、まあまあ許容範囲かなと思えるくらいには面白いのに、後半から話がずれまくって、落としどころが間違っているような作品。昔の男、というネタをもっと面白い方向で使えなかったのだろうか。中途半端に暗かった。前作が、インディのワクワク感に及ばず、ハムナプトラの楽しさに及ばず、ハンパな作品だったので期待をしていなかったが、それでも「金返せ」と言いたくなるような作品だ。
3点(2004-02-26 21:51:01)
6.  トータル・フィアーズ 《ネタバレ》 
ジャック・ライアンシリーズが「情報分析をして世界を救う」という本来の姿に戻ってくれたのは良いが、原子爆弾の描写には、開いた口がふさがらなかった。爆心地にあれだけ長時間いた二人が、ラスト・シーンで、ホワイトハウスの前で平和にデートしているって・・・・・・ナニソレ? 娯楽映画なんだからといわれても、そこが、どうしても許せない。ストーリーはテンポも良く、アメリカの抱える問題が盛り込まれ、大国どおしの政治の駆け引きが描かれ、緊迫感もあり、良かった。なんというか、原爆さえ話のネタに持ってこなければ、かなり出来の良い映画だと思う。しかし、ジャック・ライアンはシリーズものであり、この話の後に「ライアンは彼女と結婚して子供を持つ」ことになっているわけだから、余計に腹が立ってしまうのだ。たぶん、アメリカは原爆によってその直後に亡くなった人々のことは一応知っていても、何十年も原爆の後遺症を抱えて苦しんでいる人々や、何年も後に生まれた子供や孫に後遺症が出ている事実のことは、何も知らないのだろう。いや、最初に原爆に触った中東の人には、放射能被害の描写があるんだけども・・・・・・。
4点(2004-02-15 20:48:19)
7.  トランスポーター
ジェイソン・ステイサムのスタイリッシュでクールな雰囲気にうっとり。あと、アクションシーンも含めて映像の美しさ(特に色づかい)が秀逸。それ以外にあんまり褒めるところがない映画。日本の少年漫画タッチな話の運び方である。ヒロインの登場も唐突だし、主人公の行動に一貫性の無いストーリー。かなりご都合主義で、意味もなく恋愛を混ぜ、ラストはテキトーに感動的なセリフで強引に締めくくる。ルールがどうのという設定も漫画風。とは言え、ステイサムの禁欲的なスーツ姿に一目惚れした身としては、時折こぼれおちるように見せてくれるステイサムのはにかむような笑顔とか、困ったような顔とかに、心臓がドキドキしてしまいました。
5点(2004-02-04 21:30:07)
8.  トゥームレイダー
インディー・ジョーンズの女性冒険家版で、インディーよりアクションな映画なんだと思っていたが、よりオカルトな映画だった。アジアの文化・伝承に造詣が深い人が元ネタを作ったのだろうけど、あまりにも敬意がなさすぎ。私はゲームのほうは全くやったことがないが、ララ・クロフトが何をやりたいのかよくわからない。教養があってお金持ちで、ただ文化財をあさって一攫千金をねらうだけのトゥームレイダーじゃないんだよ~、と言っても、ララの行くところ遺跡が壊れまくってるし。結局、面白がっているだけならば、「ハムナプトラ」のほうがギャグに徹していて気持ちが良い。が、キャラクター的には目新しいので、執事さんとか脇キャラも含めて、是非楽しいシリーズに育てて欲しい。
4点(2003-12-10 19:47:50)
9.  トーマス・クラウン・アフェアー
よく言えば主人公と同じように余裕たっぷりでゆったりとしている映画で、退屈だった。ただ、マグリットの「顔のない男」をはじめとする小道具が興味深かった。同じ男が増殖するラストシーンが最高!!! 増殖エージェント・スミスより面白かったなぁ。絵を焼くシーンはなかなかスリリングだったが、恋の駆け引きはあんまりワクワクしないので、ストーリーそのものは失敗しているとしか思えない。ピアーズ・ブロスナンのキザっぷりが楽しめた。
5点(2003-11-25 21:33:21)
10.  逃亡者(1993)
非常にハリソン・フォードらしい映画で、安心して観ていられますね。トミー・リー・ジョーンズのほうが絶賛されたそうで、たしかに追いかけるほうが目立ってましたが、ハリソン・フォードの安定した演技があってのことですよね。滝落ちのシーンは、何度観てもカッコイイです。
5点(2003-11-19 18:51:43)
11.  突入せよ!「あさま山荘」事件
まじめに作っているだけで、要は、踊る大捜査線と同じ。警察内部のばかばかしい序列や意地の張り合いによる命令系統の混乱、現場指揮官と本部との乖離、民間人に協力を要請しながら現場の事実をきちんと調査しないお粗末さ。etc・・・・・・。しかも、過去の物語なので、語られるだけで、良い方向へ向かうための指針も示されないし、どこが問題だったのかをきちんと分析するわけでもない。孤軍奮闘する主人公がカッコイイだけで、浅間山荘事件の真相すら見えてこない。犯人たちに有名役者をそろえる意図も不明。面白がっているだけなのか?
3点(2003-11-17 15:34:06)
12.  トゥルーナイト
ランスロットがヒドイ出来。あれでは、アーサー王伝説の世界にひたりようがない。ショーン・コネリーはなかなか良かったが、オーモンドは若すぎ。グネヴィア王妃の不倫が理想の王国を崩壊に導く、というのが伝説のもっともドラマティックな部分なのに、こそこそいちゃいちゃしていて、変なラブストーリーだった。どうも全体がうっかりするとコメディになっていきそうで、それなのにマジな話ですすめていくので、なんだか間延びしたお話になっていく。戦闘場面も迫力がない。題材自体が消化し切れていないのでは。
2点(2003-10-13 22:49:22)
13.  隣のヒットマン
つまらなかったけど、何か面白いオチになっているのではと期待してラストまで見たが、やっぱり面白くなかった。ヒットマン志望の部下が変なキャラだった。ウィルスじゃないほうが、まだ面白かったのでは。
3点(2003-06-26 22:26:32)
14.  28DAYS
がんばってもドジしちゃうのよね、というキャラと、更正が必要な中毒患者とでは違うのに、サンドラ・ブロックはいつもの調子で演じてくれてしまうので、あまり中毒患者に見えない。むしろ恋人役と姉役の二人が、彼女がダメになっている背景をうまく演じてサンドラを救っている。施設の他の面々はそれなりに面白いキャラクターで楽しくて、特に同室の女の子がウマい。ただ、あまりにも役を作り込みすぎているヴィゴ・モーテンセンが、ストーリーの中で浮いていて変。
5点(2003-05-26 13:20:40)
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