1. 泥棒成金
”To Catch A Thief”には泥棒を捕まえるのに合わせて、グレース・ケリーがケーリー・グラントの心をキャッチするという意味もあるのてすね。ホテルの部屋に送ったグラントにいきなりキスをするのは「あなたを捕まえるわよ」という意思表示。また終盤、グラントの別荘で「お母さんも気に入るわ」はしてやったり。美女・ロマンス・巻き込まれ型のサスペンス・美しい南仏ロケと、もっと高評価されてもいい作品だと思います。 7点(2003-12-15 16:04:32) |
2. 鳥(1963)
母親の心理状況(息子に対する盲目的な愛情)の変化が鳥の襲撃のタイミングにリンクしていたような気が...そんな怖さを感じました。 9点(2003-12-15 15:55:45) |
3. トプカピ
色々とクセのある人物が揃っての強奪劇。特にピーター・ユスティノフのボケぶりが最高でしょうね。イスタンブールのエキゾチックな情景と合わせて、強奪に至るまでの描写が素晴らしい。 5点(2003-12-15 15:51:03) |
4. 毒薬と老嬢
えっ、何でレビュー入ってないの?と不思議な思い...F.キャプラの味のあるコメディ・サスペンスです。殺し屋に扮するピーター・ローレが登場してからのドタバタが可笑しい。また二枚目半ケーリー・グラントのあたふたぶりには彼の芸風がよく出ていると思います。 7点(2003-12-15 15:39:57) |
5. ドゥ・ザ・ライト・シング
主人公はピザ屋の店員に扮するスパイク・リー自身。NYハーレムでの黒人たちとイタリア系白人のピザ屋がからんでの騒々しい日常ぶり。ごく市井の人々の姿を坦々と描いた所が秀逸な作品だと思います。また切り売りのピザがアメリカ人の国民食的存在である事をこの作品を観て初めて知りました。 8点(2003-12-15 15:32:40) |