1. ドライヴ(2011)
主人公がとにかくクールで、「自分もこんな男になってみたい」と思いながら鑑賞していました。この感覚は、僕が子供の頃に映画『バットマン』を観ながら「バットマンになりたい!」と強く願っていたのと似ている気がします。この寡黙なドライバーから、スーパーヒーローのような資質を感じました。荒っぽさはあるものの、真っ直ぐと自分なりの「正義」を実行する。男の憧れですね。本作はとにかく画が最高に綺麗でした。台詞も極力抑えられていて、映像で表現しています。俳優陣の演技も一級品。音楽もスタイリッシュでカッチョイイ。アーティスティックな作風ですが、娯楽性もあるので見やすいと思います。酔いしれちゃいました。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-12-08 23:34:23) |