2. A.I.
スピルバーグは娯楽映画に徹しようとした中で、ヒューマニティーの要素を主題にしたために結果的にぎこちない作品になってしまったと見ます。個人的好みからするとCGの見せ場など要らず、純なヒューマンドラマを追求してほしかった。ラスト30分もなければいいという意見も多いようですが、主人公が最後に夢を達成するエンディングであってこそストーリーが生きてくるので私は必要と感じる。最大の汚点はその夢の実現を宇宙人に任せたのが安易すぎる。最後はもう一ひねりが欲しかった。一言で言うと名作になり損なった大変もったいない作品だ。 7点(2002-12-18 19:27:51) |