2. HK/変態仮面
原作未読だが大変に楽しめた。泣きたくなるほど下らない。凄まじく下品。当然ながらこれに高得点をつける、或いは人に勧めるのはやはり非常に勇気がいる。思わず主人公にならって、訊かれてもいないのに「でも私は変態じゃない!」といちいち注釈したくなるが、そんなことを口にしたら余計に変態ぽいし・・という苦悩に陥る悩ましい作品。ここはやはりキャストの役者魂に敬意を表することにしよう。鈴木亮平の肉体美は完璧。この見事なカラダさえあればどんな衣装でも(あの衣装ですらも!)かっこよく見えてしまうというもの。でもある意味彼以上に役者根性を見せていたといえるのが安田顕の偽変態仮面。屈辱感に全身を震わせながら変態哲学を語るイッちゃってる姿にこっちが涙目。サイコーでした。 [DVD(邦画)] 7点(2015-06-25 02:08:29)(良:1票) |