Menu
 > レビュワー
 > 鱗歌 さんの口コミ一覧
鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3885
性別 男性
年齢 53歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ながぐつ三銃士
東映アニメーションのトレードマーク、長靴をはいた猫“ぺロ”の活躍を描くアニメ映画第2弾。第1作のクオリティの高さたるや、ほとんど衝撃的とも言うべき奇跡的作品だったので、インパクトの面でどうしても続編に分が無いのだけど(実際、第1作には到底かなわないのだけど)、でもこの第2作も動きの細やかさは健在、アニメーションの楽しさを堪能できます。今回の物語は、三銃士、とは全然関係なくって、西部劇ですね。西部劇らしく盛り上げようとすればするほど、何だかマカロニ風味になってしまうのですが・・・。ま、それもまた楽し。作品の長さがもう少しあってもよかったかな、という点での若干の物足りなさを除けば、ほぼ満足。とにかく、この楽しさが貴重、ですね。
[DVD(邦画)] 8点(2011-03-30 22:50:06)
2.  長靴をはいた猫 80日間世界一周
ハリウッドのシリーズ映画ってのもバカにできないのは、ちゃんと「前作以上のものを」と、完成度の高低はともかく、手間暇コストはかけて頑張ってます。噂によると初期のスタートレックシリーズなんかは例外のようですが。あ、あと『スーパーマンIV』、あれはもう完全な事故ですね(笑)。で、この、我らが『長靴をはいた猫』シリーズ。3作目に至って、クオリティの低下は明らか。何しろペロの声がなべおさみ、だなんて。って、それはどうでもよろしい(TV番組「生きものばんざい」を楽しんで見てた頃は、まさかあんなに悪いヒト(笑)だとはつゆ知らず)。そうではなくて、アニメーションのクオリティ。テレビ向けのような作業効率優先が感じられ、惰性によるシリーズ化、何かと制約が多くなってしまうのか。しかししかし、やたらと世界一周の行程が早く描かれていくと思ったら、クライマックスに見せ場が待っているのですね。手に汗握る、時計塔での追いかけ合い。世界一周の旅を約束の期限内に終えるには時計台に登らならければならぬ、それを何が何でも阻止しようとするモンスターのようなグルーモン卿。第一作『長靴をはいた猫』の圧倒的なクライマックス、あの興奮を蘇らせたいという作り手の思いが伝わってくる、見事なシーンだと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2013-09-22 09:06:00)
3.  雪崩(1970)
シュールリアリズム・アクション映画とでもいいますかね。不条理感溢れるアクション映画で、くそーその手があったか、という気分7割、やっぱ無理があるんじゃないの、という気分3割、てなところでしょうか。まずタイトルのバックに流れる音楽、強烈バリバリのハード現代音楽風。映画音楽ということを忘れてるんでないの、と思えてくる程、実に気持ちよく作曲してます(このリチャード・ロドニー・ベネットという作曲家は知りませんでした。よし、憶えたゾ)。丘陵地帯を後ろ手に縛られたまま走っていく2人の男(何故か足音がデカ過ぎ)。彼らをヘリが追ってくる。で・・・それだけ! 2人が何故逃げているのか、ヘリは何故追ってくるのか、全然判らないまま映画は進み、結局最後まで何の説明もないんだナこれが。この不条理感覚の裏側には、人間存在の不安みたいなものが寓話として折り込まれてる訳なんでしょう、不安を煽る種々のイメージが、カフカや安部公房の世界のように、なかなか味のある幻想味を醸し出しております。が、悲しいかな、この映画、ヘリのアクションが実に気合い入ってて見ごたえ十分なもんで、逆に不釣り合いで「浮いてる」感じが無きにしもあらず。ヘリのアクションが好きな私としては歓迎したいところなのですが、ちょい微妙です。ところで脚色はロバート・ショウ自身、ということで、何となくいつもに増してノリノリの演技に見えなくも無く。
7点(2003-12-19 21:00:41)
4.  ナバロンの嵐
ハン・ソロやらジャッカルやらアポロやら果てはジョーズまで出て来るという、超絶キャスティングが光る映画。これをミスキャストなどと言ってはバチが当たります。ほんでもって、風が吹いたら桶屋が儲かる式の、あまりにも遠大なる作戦が展開されるもんだから、ついハラハラしてしまいます。
7点(2003-06-06 01:23:33)
5.  ナイル殺人事件(1978)
監督はジョン・ギラーミン、スペクタクルならオイラにお任せ。クリスティ『ナイルに死す』の映画化とくりゃあ、これはもうゼヒとも、あの雄大な遺跡群を豪快に撮り上げてやるぜ。いや実際、ピラミッドを登るシーンなんて、どうやって撮ったんでしょうねえ。しかし・・・ごめん。実はあんまし楽しめなかったのよ。大味過ぎて。原作は確かに長いけど、それでもこの映画はチト長過ぎないかしらん。エジプトの光景を映画に織り込んで盛り上げてくれているのでしょうが、あまりメリハリが無く、意外に気分が乗りませんでしたスミマセン。ポアロが誰かを疑い問い詰めるたびにいちいち“犯行再現ダミー映像”が流れるのも食傷気味(これ、やり過ぎると、ラストの真相解明シーンまでもが並列的になり、どうでもよくなってくる)。ま、原作はクリスティ自身がお気に入りの一本だったものでもあり、プロット自体は楽しめるものに違いないんですけど・・・。ところで、前半の「落石事件」って、映画の中で“きちんと正式に”解明されてたっけか?(こういうのも、“犯行再現ダミー映像”の副作用ですよねえ)。もしかして、○○○の役を、あまりイメージに合わない△△△なんていう役者にやらせるから、この辺りの収拾がつけられなくなっちゃったの?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-28 16:56:39)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS