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1.  ナインハーフ 《ネタバレ》 
公開当時は確かに話題になっていた。しかしまだ子供だったので、数年後、深夜にTV放映された時にこっそりビデオ録画して観ていた。このたび十数年振りに観たが、氷のシーンとか蜂蜜のシーンとか結構鮮明に覚えていて驚いた。それだけ衝撃的だったんだな。蜂蜜はベタベタして気持ち悪そうなので試そうとは思わないが、氷を使ったことはあります(笑)それにしても、全盛期のミッキー・ロークとキム・ベイシンガーだからこそ出来た映画で、作品そのものは別に面白くも何ともない。やはりエロ目的で観るべきなのだろうが、正直、もっと過激なAVをたくさん観てきたので、実用性はあまりない。女性の方がこういう映画が好きなんだろうな。
[DVD(吹替)] 5点(2012-11-17 22:43:00)
2.  長い長い殺人 《ネタバレ》 
財布が語り手、という肝心の部分にあまり意味を感じなかったのがイタイが、全体的には良質のサスペンスだったと思う。アルトマン作品並みの群像劇なので、彼らが結末に向かって収束していく様は見応えがある(回収しきれていないエピソードも散見されるのが残念。ストーカーに襲われた花嫁って一体何だったの?)。結局真犯人は捕まらず、まだまだ戦いは終わらないという、疲れるラストも個人的には許容範囲。宮部みゆきの映像化作品では面白い方ではないか(『模倣犯』とかね、ひどいのが多いから…)。
[地上波(邦画)] 6点(2012-06-04 16:00:12)
3.  ナッシュビル 《ネタバレ》 
なかなかソフト化が実現しなかった、ロバート・アルトマン幻の名作。『ショート・カッツ』の前身とも言える群像劇で、24人(だっけ?)のスターが総出演。最初は登場人物の多さに混乱するが、キャラクターやその背景が分かるにつれ徐々に面白くなってくる。カントリーミュージックと60~70年代の〈アメリカ〉を知らないと理解できない部分もあるが、当のアルトマン自身は全くカントリーに興味がないらしく、そのアバウトさがまたこの監督らしい!エリオット・グールドとジュリー・クリスティが本人役で登場するところが面白い。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-22 07:27:16)
4.  ナイト&デイ 《ネタバレ》 
箸にも棒にもかからないシナリオをトムとキャメロンのスター性だけで押し切った感があるが、予想していたよりも遥かに面白かった。これまでのキャリアのセルフパロディのような役柄を実に楽しげに演じる主演2人の息の合った掛け合いは、もう名人芸で、どんなにハードなシーンでも笑顔を絶やさないトム様に大笑い。正義感の強い消防士を 銃撃しておいて、「これで君はヒーローだ」と親指を立てるトムの会話術の巧さは、実生活でも役に立ちそう(職場で使える)。移動や戦闘のほとんどを、薬で眠らされたキャメロンの大写しだけで済ませてしまう大胆な省略や、きちんと伏線を回収するラストの展開も清々しい。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-06 07:13:57)(良:1票)
5.  南極料理人 《ネタバレ》 
料理以外では自己主張せず、後方でニコニコしているだけの堺雅人のキャラが抜群。男所帯では料理ができるというだけで一目置かれているのも面白い。彼がいなければ南極観測基地での生活は何とも味気ないものになっていただろう。全体的にユルイ出来だが、南極での過酷な生活(実際には網走で撮影)と、部活の合宿のような気楽な雰囲気が実にいい味を出していて、帰国の日には泣きそうになりましたよ!エンドロールでのビーチバレーなど、伏線を丁寧に回収しているのも好印象。伊勢海老のエビフライには笑った。
[DVD(邦画)] 8点(2010-02-20 00:10:58)
6.  ナイト・オン・ザ・プラネット
この映画のウィノナ・ライダーが大好きだ!
[DVD(字幕)] 8点(2008-02-05 07:46:45)
7.  ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生 《ネタバレ》 
ジョージ・A・ロメロが創造した「リビング・デッド=ゾンビ」が初めてスクリーンに登場した記念碑的作品。モノクロ映像が何ともいえないリアル感を出し、まるで当時のドキュメンタリーを観ているかのよう。一軒家に立て籠もり、襲い来るゾンビの群れと終わりのない攻防を繰り広げる。これが全てのゾンビ映画のスタンダードとなった。当時の世相を反映したといわれるロメロの語り口は、この現実世界が既に地獄であることを如実に示している。
[DVD(字幕)] 9点(2007-09-11 22:53:52)
8.  ナイトメア・シティ
誰も投稿していないとは勿体ない!アグレッシブなゾンビがわらわらと出てきて、次々と人を殺しまくる、ただそれだけの映画。でも頭カラッポにして観るにはちょうど良い。『バタリアン』や『ドーン・オブ・ザ・デッド』よりも早く、猛ダッシュゾンビを登場させたのは偉い。
[DVD(字幕)] 4点(2007-07-31 23:29:25)
9.  ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀 《ネタバレ》 
ストーリーが勧善懲悪になっており、オリジナルほどの深みはないが(時代のなせる業だったのか…)、良く出来たゾンビ映画。ヒロインのバーバラが現代的で強い女性に描かれている。ロメロのゾンビ3部作でも、シリーズを追うごとに女性の役割が大きくなっていったので、オリジナル(68年)ではただ悲鳴を上げるだけだったヒロインも、本作では率先してゾンビに立ち向かうのだ。DVDの特典映像で、削除された残酷シーンがちょこっと紹介されていた。レーティングの問題でカットされたようだが、ノーカットバージョンなどが出てくれると嬉しい。 
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-27 00:54:52)
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