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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  日本侠客伝 雷門の血斗 《ネタバレ》 
シリーズ第5作。今回は足を洗って演劇一座になった元ヤクザとかつて対立していたヤクザとのいざこざを描いていて、芸能とヤクザという観点からすれば興味をひくし、シリーズを順番どおりに見てきて、今までは錦之助や鶴田浩二といった大物スターが脇で助演していたのが、今回はそういった助演がないのも高倉健がいよいよ本格的に売れはじめたというのが分かるのだが、マキノ雅弘監督の演出はこの監督らしいにぎやかさはあるものの、どこかおとなしい気がしたし、全体的にも面白いことは面白いのだが、なにかパッとしない部分も多かったか。藤純子も久しぶりに見るのだが、これも役柄的にちょっとイマイチ。それでも脇役陣が良いのがマキノ監督らしいところで、藤山寛美がクライマックスで健さんと一緒に殴り込むという役なのは珍しいし、またマキノ監督のこのシリーズではおなじみの長門裕之の登場が後半からというのも珍しい感じがする。(その分、今回はあまり目立っていない気がするが。)元ヤクザとしてのさすがの貫ろくとすごみを見せる島田正吾も良い。若干の物足りなさもあるのだが、それでもなんだかんだ言って楽しめる映画にはなっており、娯楽映画としての水準はじゅうぶんにクリアしていると思う。でも、マキノ監督の良さが出た任侠映画はもっとほかにあるとも感じる。
[DVD(邦画)] 6点(2018-09-01 17:37:24)
22.  日本侠客伝 決斗神田祭り 《ネタバレ》 
シリーズ第4作。このシリーズ今のところ順番どおりに見てるんだけど、4作目にして脚本をひとりが担当しているのがなにか新鮮に感じる。いつもの東映の任侠映画だと悪役であることの多い河津清三郎が最後まで善玉という捻ったキャスティングも面白く、多少違和感はあるものの、これはこれでいいし、善人役を演じていても悪役とは違う持ち味を出している河津清三郎の演技の幅の広さが感じられる。しかし、今までの三本と比べるとなにか物足りないのも事実で、主人公が火消しでタイトルに祭りと入っているといういかにもマキノ雅弘監督らしい盛り上がる設定ながら、どこかマキノ監督の演出もおとなしめで、躍動感もあまり感じられなかったのは残念だったか。高倉健と藤純子、鶴田浩二と野際陽子(←だよね。)それぞれのドラマも何か物足りないし、鶴田浩二の単身殴り込みのシーンも説得力に欠けイマイチグッとくるものがなく、鶴田浩二が殺されてしまったあとに高倉健が殴り込むというのはパターン上分かってはいるが、少々まどろっこしく感じてしまったのもちょっと残念。マキノ監督らしく脇役陣は光っていて、藤山寛美や出番はそれほど多くないものの長門裕之も印象に残る。でも全体としては決してつまらなくはないもののやっぱり物足りなさが残る一編であることは確かである。
[DVD(邦画)] 6点(2017-05-26 21:15:36)
23.  日本侠客伝 《ネタバレ》 
マキノ雅弘監督、高倉健主演による任侠映画シリーズ第一作。東映が時代劇から任侠映画に移行しはじめた時期の作品ではあるが、かなり豪華なキャストで、力の入った映画になっている。東映の任侠映画は何本か見ているが、この初期作にしてパターンが既に出来上がっていて、初期作ということをあまり意識せずとも楽しめた。津川雅彦と長門裕之の共演もマキノ監督の映画では初めて見るような気がする。長門裕之の片思いの相手が南田洋子であるのは思わず突っ込みたくなるが、これもマキノ監督ならではのことだろう。健さんは開始20分ほどしてからの登場だが、登場までがけっこうじれったかったが、登場してからはなんだか安心。でも、特別出演とある錦之助の扱いがなんだかなあという感じで、単身殴り込みの前の妻(三田佳子)とのシーンは良かったものの、その後、拳銃片手に殴り込みをするのは違和感バリバリで、せめてドスを片手に殴りこんでほしかったし、死に方もあっけない。本人もこれは不本意だったのではないかと思う。それに錦之助といえば時代劇俳優という印象がどうしても強く、こういう任侠映画ではちょっと浮いて見え、その意味でももったいない気がする。錦之助が宮本武蔵を演じた同時期の「宮本武蔵」シリーズ(内田吐夢監督)ではライバルの佐々木小次郎を演じる健さんに違和感があったが、この映画では逆のことが起きてしまっている。錦之助は時代劇にこだわりがあると聞いたことがあるが、この映画を見てあらためて錦之助は時代劇でこそ映える役者なのだと思った。
[DVD(邦画)] 6点(2012-12-06 14:30:53)
24.  憎いあンちくしょう 《ネタバレ》 
石原裕次郎&浅丘ルリ子主演のロードムービー。全体的に軽いタッチで描かれていて(ひたすら重苦しかった「愛と死の記録」と同じ蔵原惟繕が監督とは思えないほどに。)なかなか楽しめた。既に下の方も書かれているが、浅丘ルリ子がのちに「男はつらいよ」シリーズで演じるリリーの原型のようなマネージャーを好演しており、やっぱりこの女優にはこういうキャラクターがよく似合っていると思うし、裕次郎も自身とオーバーラップするような大スター役がピッタリとはまっている。それに、ディレクターを演じる長門裕之(桑田桂祐にしか見えない。)も見ていてなにか笑える存在でよかった。しかし、芦川いづみに関しては前回見た「風船」での珠子役が素晴らしかっただけにこの映画ではイマイチパッとしないのが残念。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-03-14 02:38:19)
25.  二階の他人
山田洋次監督のデビュー作。同時期に松竹に所属していた新人監督だった大島渚監督や吉田喜重監督のデビュー作のような衝撃的な映画ではなく、新居のローン返済の為にその二階を貸間にしている若夫婦の話という庶民的なテーマなのが山田監督らしい。デビュー作ということもあってか山田監督らしさはそれ以外あまり感じられないが、上京した母親のことで兄弟が口論を始めるシーンは「男はつらいよ」シリーズでの諏訪三兄弟の口論シーンを彷彿とさせていた。その母親を演じる高橋とよがいい味を出している。
[DVD(邦画)] 6点(2006-12-06 02:34:20)
26.  ニュージーランドの若大将 《ネタバレ》 
若大将が社会人となって2作目。本作は前作「フレッシュマン若大将」と同じ自動車会社が舞台で直接の続編のようになっているが、若大将と節子(酒井和歌子)の関係はいつものようにリセットされているので少し不思議な感じ。社会人という設定となった若大将はスポーツをやらなくなり、シリーズの見どころの一つがなくなったことでなんだか地味な印象だが、その代わり社会人となった若大将はすっかり学生気分が抜けており、劇中節子から評されているように仕事熱心なモーレツサラリーマンという感じに描かれてはいるがポジティブなキャラクターは変わらないのが嬉しい。前作に続いて久太郎(有島一郎)が若い女に惚れるエピソードがあるが、今回はうつみ宮土理。この頃ちょうど「ロンパールーム」のお姉さん役を卒業後、本格的に芸能活動を始めた頃だろうか。(古い話だな。)前作同様若い女に夢中の久太郎がかわいらしい。前作で夫婦となった江口と照子(中真千子)が相変わらずアツアツなのがわざとらしく感じる部分もあるが、微笑ましくもある。
[DVD(邦画)] 5点(2012-02-07 17:57:40)
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