21. 偽牧師
《ネタバレ》 チャップリンの優しさがにじみ出てくるような作品。ラストの保安官の優しさに気付かないチャップリンが滑稽で仕方なかった。そして、国境をまたぎながらのエンディングはまさにセンスの塊。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-17 13:25:43) |
22. 人間の條件 第二部 激怒篇
《ネタバレ》 1部に続きこの2部もかなりの完成度である。前作に続き映画として日本の悪態をしっかり映しているのは変わらず評価できる。そして、植民地支配という根本的な矛盾の上に正義を見出さなければならない苦労がひしひしと伝わってくる。1部に比べかなり暗く、理不尽な現実の描写が胸をえぐる。そして難しい役どころもある中、主要キャストは見事な演技をしている。 [DVD(邦画)] 9点(2008-05-19 00:58:04) |
23. 担え銃
《ネタバレ》 この展開であのオチならまぁいいかなと思わせてくれる何とも言えない作品。戦争とコメディを共存させる絶妙な塩梅。チャップリンだからこそ成し得た偉業であろう。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-06 09:32:30) |
24. 人間の條件 第一部 純愛篇
《ネタバレ》 人間の條件というタイトル以上に日本人による日本人批判が目を引く作品。何のためらいもなく捕虜を殴る日本人を堂々と描いている。こんなシーン他ではお目にかかれないと思うのでそれだけでも評価できる。そして、タイトルでは第一部純愛篇とあり、梶の奥さんはなんて素晴らしい女性なんだと思わせてくれたのだが、やはりこのタイトル以上のものが目立っており、純愛篇と一口に言えるものではないと思う。それでも、支配と暴力、正義に嘘など戦争という状況をうまく描き、これ一本だけでも非常に見応えのある作品だと思う。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-08 23:30:34)(良:1票) |
25. ニキータ
《ネタバレ》 ハリウッドでは出せない渋いカッコよさ。選択の余地のない主人公にとっては望んでもいない人殺しの仕事。普通の幸せを得られない生活と、エリック・セラのチクチク突き刺さるような刺激的なスコアはものすごく良い塩梅。決して美人ではないアンヌ・パリローだから出し得る弱さを抱えた孤独な人間は観る者を惹きつける。そして、脇のチェッキー・カリョの存在感も良かったし、おいしい所を持っていくジャン・レノも憎い。突然のエンディングもこの映画だからこそのカッコよさがある。 [DVD(字幕)] 8点(2007-10-13 23:29:59) |
26. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
マイケル・J・フォックスと80年代の魅力がたくさん詰まった映画。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-05 19:02:11) |