1. NY検事局
《ネタバレ》 前半の成功一直線部分があまりにも平凡すぎて薄っぺらいので、肝心の後半が全然生きていません(それにしても、あんな誰が見ても「勝って当然」の筋の事件で勝って大喜びしてる検事局って・・・)。邦題も工夫なさすぎ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2022-05-20 00:31:13) |
2. ニクソン
まあとにかく、アンソニー・ホプキンスが物真似演技しかさせられていなくて、彼の本領発揮には全然至っていない。ジョアン・アレンも、ピリピリ怒っているシーンばかりで、珍しく魅力なし。また、全体のつくりかたとしても、各シーンがやたら細切れな上に、得意気に差し込まれるリアル記録映像(またはそれに似せた映像)が邪魔でしかなく、そして意識して入れているっぽい斜めカメラのアングルのショットが、さらに邪魔。これと対置されるはずのJFKでは3時間以上を一気に見せ切ったストーン監督も、さすがにそれをもう一度とはいきませんでしたね。 [DVD(字幕)] 4点(2020-09-09 01:27:31) |
3. ニュージーズ
とりあえず、クリスチャン・ベール主演のミュージカル作品ですよ!というだけで今となっては希少価値のある作品。この時点で「太陽の帝国」からは5年しか経っていないわけですが、あの子役の雰囲気はすっかり消えて、すでに後のバットマンの風貌になっています。で、美術や衣装なんかも頑張っていますし、随所で歌を入れ込もうというサービス精神も分かるんです。・・・が・・・肝心のみんなの歌と踊りが、どこまで行っても何とも切れが悪いのだな・・・。その辺で消化不良感は残るのですが、しかし、少なくともラジー賞多部門にノミネートされるような作品ではないです。もしかして、当時の売り出し方を間違えたのかな? [DVD(字幕)] 6点(2019-06-18 00:53:20) |
4. ニンゲン合格
導入部の時点で、10年の重みが何もなくて、すでにドラマが存在しないのです。その後も、作り物っぽさ満載の、頭で考えただけのようなシーンが最後まで連続するだけ。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2018-02-28 00:00:18) |
5. ニック・オブ・タイム
《ネタバレ》 これは凄い、いきなり導入部からして、「まさかここでこの男女がデップをナンパするがごとく引っかけて、そのまま犯罪計画に利用ってことはないよね?」と思わせておいて、まさかまさかのそのまんま。その後も、コメディすれすれのボケとツッコミが随所で繰り広げられるのですが(これだったらむしろ、ローワン・アトキンソンとかジム・キャリー主演で見てみたかったと思うくらいだ)、結果としては、ジョン・バダムならではの90分一気に突っ走り攻撃で、なぜか結構はらはら見られてしまうという困った作品。焦点を一つだけに絞ったシンプルダイエットな作りが、魅力を高めているのだろう。やはり映画の足を引っ張るのは、内容の不足ではなくて、内容の過剰なのだ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-27 01:06:44) |
6. ニコール・キッドマンの恋愛天国
《ネタバレ》 史上有数ともいうべきひどい邦題。実際の中身は、そんな脳天気な内容ではありません。とてもシリアスで誠実でほろ苦い青春ドラマです。原題の“Flirting”も、後で考えると、非常に意味深なタイトルなのです。また、ニコール・キッドマンは主役でも何でもありません。そんなわけで最低の邦題にもかかわらず中身は良いのですが、ラストはもう少しきちんと着地してほしかったかな。 [地上波(字幕)] 6点(2009-07-22 02:40:34) |
7. ニキータ
主人公の成長に伴って、中身の方もどんどん面白くなっていくという珍しい作品。映像のセンスや銃の使い方、演出上の盛り上げ方なども、レオンの原型のようで興味深い。意表を突くような余韻を残すラストも印象的。恋人とのやりとりにもう少し落ち着いた描写がほしかった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-09 01:45:55) |
8. N.Y.殺人捜査線
タイトルからしてB級お馬鹿刑事アクションを予想したのですが、まったく逆で、盛り上がりに欠けるひたすら地味~な作品でした。 2点(2004-04-21 02:16:00) |
9. ニードフル・シングス
序盤は登場人物が錯綜していて分かりにくかった。それが筋として一体化していく中盤は良かった。ラストはあっけなかった。 3点(2003-10-27 02:59:44) |