1. 20世紀少年
《ネタバレ》 まず原作は未読ですので、映画本編のみの感想です。いやぁ前半はとにかくダルくて単調で退屈で頭が痛くなるくらいでした。役者の演技レベルというより演出の問題なのでしょうか、とにかく役者の演技が全般的に『わざとらしい』。前半の見せ方次第では『この後、どうなるんだろう?』とワクワクさせられるはずなのに役者の『わざとらしい』演技と無意味極まりない不快なタレントのカメオ出演とその場、その場でツギハギしたようなペラペラな『伏線ですよ~』的なシーンの垂れ流しのせいか、非常に観るのがキツかったです。あとケンジ始め昔の同窓生が集まって『ともだち』に繋がる記憶を辿りますが、みんな超々都合よいタイミングでバンバン『あっそういえば』『俺さ、さっき思い出したんだけど』と言って記憶が甦る所はちょっと多すぎかなぁと思ったり・・。まぁ後半からオッチョも加わり、クライマックスの事態の切迫感とか出て来て前半が非常につまらなかったお陰で、そこは観れました。それにしてもロボットが原作がどういうのか知りませんけどあんなにチープなものなのですかね?ミサイルランチャーで吹っ飛ぶんじゃない?と思いました。あとは最後の爆発・・AKIRAばりの超爆発の尋常じゃない威力・・これ近場にいた一人残らずバラバラに吹っ飛んでは即死ですよね?主要キャラが生きてるとは思えないけど・・次回予告で立派に生きていたり・・と突っ込むのは野暮ですか?・・ライブシーンは何かコントシーンに見えたり。ケンジがロックンローラとしてギター持ちますけど、それまでのシーンで全然、こいつに『ロック愛』を感じさせるものがまるで伝わらないので唐突で不自然に見えたり、思い出せば次々『何それ?』的なシーンが多くて・・2時間20分長いよなぁどう見ても。まぁ次の展開とかは気にはなりますので取り敢えず4点にしておきます(そうなるとボクは2章・3章とあと5時間近く上記で述べた感じを味わなければいけないのかもしれませんね・・・。) [DVD(邦画)] 4点(2010-03-25 01:33:01) |