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1.  日本の黒い夏 冤罪 《ネタバレ》 
なぜ高校生たちがテレビ局を取材するという形をとったか、わかる気がする。この事件は警察はもちろん、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ等あらゆる媒体が起こした冤罪事件なので、糾弾すべきプロのジャーナリストを設定することができなかったのだろう。唯一声を大にして批判できるのは、次の時代を担う未成年者だ。しかし、俳優陣はそのため子供たち相手に噛み砕いた口調でセリフを投じなければならず、大人対子供という見苦しい葛藤になるなど、どうしても迫力がそがれ、倫理か道徳の授業素材のような作品になってしまったのでは。だからこそ、高校生を配慮する必要のなかったラストの事件の再現シーンは、監督の本領発揮で、鳥肌が立つほど恐ろしかった。ただ、真犯人が公表された瞬間、冤罪に関わったジャーナリストたちの血の気の引いた表情を生々しくアップで写して欲しかった。自分たちの使命やら信念やら、全てが覆されたに等しい瞬間。自分の声や姿が、公共放送にのって個人を犯人に仕立て上げてきた。それはビデオ録画されれば一般家庭ですら記録として簡単に残ってしまう。現場の人間にとっては相当な恐怖だったろうと思うのに、この作品ではその痛手が弱かったように感じる。「赤信号、皆で渡れば怖くない」ではすまされない。マスコミや簡単に煽られる世間一般ともに、強く恥じ入らなければならなかった事件なのだから。
[DVD(邦画)] 5点(2009-09-28 19:26:50)(良:1票)
2.  ニコラス・ケイジの ウェザーマン 《ネタバレ》 
主人公は気が小さいために細かいことにこだわりすぎて、かんしゃくもち。しかし彼は自分の家族も父も、つまりメインキャラクターを全員深く愛している。決して自分1人だけでなく「皆で幸せになろう」と必死でもがいている不器用な彼がいじらしい。家族なしで大金を得ても仕方がない、という彼の価値観もほほえましい。実際、人生は予想のつかない天気予報のようなものだ。誤報だろうが当たろうが、結局人間は生きていくしかない。しかし主人公の父親の葬儀のシーンを見ると、少なくとも「人生はクソだ」とは思えない。ほろ苦い、微妙な人生観を皮肉とユーモアでつづった、主旨のぶれないいい映画だったと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2008-07-27 09:23:02)(良:1票)
3.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
アニメなら許せるけれど、大人が楽しむ映画ではない。小中学生が道徳の時間で見るには適しているかも。『デイ・アフター・トゥモロウ』を見てコケたのと同じ衝撃を受けた。天変地異を人間の力でいとも簡単に操作できるような、筋書きに甘いラストは許せない。ゴジラが日本の街をぶっつぶすのとは訳が違うのだから。また、殉職者を描くのに宮沢賢治のグスコーブドリじゃあるまいし、人気俳優がおいしいところをかっさらい、少女の母が死ぬシーンを始めラストに至るまでお涙頂戴の安っぽい演出にうんざりだ。ただ、奈良や京都の惨事に韓国の世界遺産の楼閣放火事件を思い出してしまった。こっちは現実の話だ。国宝を失った韓国人の心痛の深さを思いやらずにいられない。
[DVD(邦画)] 3点(2008-04-28 09:14:49)
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