1. ニューヨーク東8番街の奇跡
《ネタバレ》 まさにファンタジー。謎の円盤型生命体がなかなか可愛らしい。話も、見事なハッピーエンドへと持って行っていて後味はかなり良い作品だ。ただ、冷静に見過ぎると、ありえなさすぎるとか、唐突すぎるとか、話が無難すぎるとか思ってしまう部分もある。(まぁそう言うことはあんまり考えないようにしなくちゃならない作品だと思うんだけれどね)。キャストはそれぞれにいい味を出していて良かった。特に老夫婦が良かった。おじいちゃんが一番好演していたと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-11 22:59:21) |
2. 日本以外全部沈没
《ネタバレ》 どんな映画かは想像していたが、想像以上に酷かった。この手の映画でも、以外に笑えたり、案外好きになったりしてしまう映画と言うのは時々あるのだが、そうはならなかった。全体的に安っぽいのは仕方がないとしても、中身まで中途半端で、ギャグにしても、ブラックな部分にしても、どれもこれもいまいちだった。日本以外が沈没しているのにそう言う感じが全くしないし、日本人が偉そうになってしまって…と言うのは、もし、こうなったらと言う点では面白いテーマなのに、これも中途半端で微妙。まぁ、この手の映画であまりにもシリアスになりすぎてもとは思うが、もう少しやりようがあったのではと思う。 [DVD(邦画)] 2点(2010-05-16 22:59:27) |
3. 2012(2009)
《ネタバレ》 映像だけで言えば満点と言っていい出来で素晴らしかった。この監督の作品で言えば、「デイ・アフター・トゥモロー」を遥かに凌駕していると言っても過言ではない出来で、その映像表現には圧倒されるものがあった。これこそ映画館で見るべき作品と言えるだろう。キューザック達が、車で、飛行機でと、あの惨事の中を面白いように逃れて行くところには、まるでアドベンチャー映画を見ているような感じになって、やや失笑気味ではあったものの、見応えのある出来にはなっていて良かったと思う。物語としては巨大船に辿り着いた辺りから急に面白く無くなっていって良くなかった。急にリアリティが薄れてしまったと言うのと、船でのチマチマしたトラブルやら諸々に疑問符が出てきたり、イライラしたりしてしまった。あそこまで来て、別れた妻の恋人を死なせてしまうと言うのには納得がいかなかった。彼は良い人にしか見えなかったし、それに、あそこに辿り着くまでには彼の大活躍ぶりがあったわけだし。全体的に言えば、映像は素晴らしかったのに、物語がいまいちであったために、やや残念に思える出来になってしまっていたと言うところだ。 [映画館(字幕)] 6点(2009-11-21 21:50:12)(良:1票) |
4. 25年目のキス
《ネタバレ》 気軽に楽しめる感じの内容で、嫌みのない映画なので良かった。ジョジーの高校でのドジっぷりを見ていると笑ってしまった。笑っちゃいけないかもだけど。そんな役柄を演じていたドリュー・バリモアは好演していて良かった。最後はいかにもアメリカ的なハッピーエンドだったけれど、それがまた良いなと思った。この映画を見ていて、日本とアメリカの高校ってかなり違うなと思った。国が違うとここまで様々な事柄が違うのかと今さらだけど感じながら見ていた。エンドロールで出演者やスタッフの若いころの写真が出てきたのも良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-01 15:07:47) |
5. 日本の黒い夏 冤罪
1回しか見ていないのに印象深くて頭に残っている映画。この映画を見るまで事件の当時はまだまだ子供でこの事を知らなかったので勉強になったし冤罪の恐ろしさを感じることができた。警察の決めつけ捜査も恐ろしいが、メディアの身勝手な報道のほうも恐ろしいと思った。テレビの力は強くて大抵の人はニュースでやっていることは絶対本当だと思っているし、怪しい情報でも信じやすいと思う。とにかく冤罪は恐ろしいと思う。本当に何もやっていなくても人生がめちゃくちゃになってしまうし、周りからは疑いの目で見られそうだ。警察やメディアは自らの持つ力の大きさに自覚を持ち職務にあたってほしいと思う。この映画の持つ意義は大きいと思う。でも自分はこういう映画は得意ではないし後味が良くないので5点をつけた。 [映画館(邦画)] 5点(2006-05-11 22:56:21) |