1. ネイビーシールズ(2012)
面白くない。 まず、ストーリーはあってないようなもの この手の軍隊ものにお決まりの、家族愛、仲間への思いを入れつつ、殺し合って死人が出て悲しいねーな内容。 さらに、陳腐で古臭く、安っぽいアクション映画みたいな展開が目立つ。 例えば、「いかにも悪いやつ」が敵ボスキャラとして出てきて、女に自爆を教唆するという「いかにも悪いこと」させるとか、もうげんなり。 敵がこれから国境を抜けるまさにその時に、主人公たちがやってくる、とか「んなアホなー」なご都合主義的展開も脱力。 「事実をベースにしてる」と銘打ってる作品で、ここまでリアリティのない「ただのアクション映画」風なのもめずらしい。 まあ、ストーリーがつまらなくても、戦闘シーンが凄ければそれだけで楽しめるものなのだが、これも、別段どうということはない。 さて、この映画、登場人物は本物のシールズ隊員が演じていると言うのが売りの一つ。しかし、他の戦争もの映画で、普通の役者が演じてるのと比べて「戦闘シーンの演技が上手」とは別に思わなかった。逆に、普通の役者と比べて「戦闘シーン以外の演技が下手」とも思わなかった。 ということは、戦闘シーンの演技も、通常の演技も、「本職(役者or軍人)じゃなくても誰でもできる」ってことなのか?役者の演技力とは意外に大したことないんだろうか?などと考えさせられた。 [インターネット(吹替)] 3点(2021-05-08 00:10:26) |