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かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 594
性別 男性

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21.  オルフェ
何たるイマジネーション!ジャン・コクトーの映画を観たのは「美女と野獣」に引き続き二度目ですが、またもや度肝を抜かれました。映像の逆回転なんて今の時代から見れば子供騙しでしかないのでしょうが(それとも当時からそうだったのでしょうか?)、幻想的で詩情豊かなコクトーワールドの雰囲気がその技法をより洗練されたものへと生まれ変わらせています。監督本人が詩人というだけあって登場人物たちの会話が妙にまどろっこしく感じられる部分もあるのですが、映像だけでも一見…いや、二見三見する価値はあります。ブラボー!
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-17 11:29:35)(良:2票)
22.  男と女(1966)
う~ん…確かに才気は爆発しているけど、これが面白いかどうかと言うとちょっと…。ハリウッド映画のような大袈裟なラブストーリーではなく、ごく普通の男女の恋物語を描いている点には好感を持てます。リチャード・リンクレイターの「恋人までの距離」等は本作の影響を受けているのでしょうか。それからフランシス・レイのテーマ音楽は余りにも有名、漸く本家本元に辿り着くことが出来ました。流石に今日ではあらゆる所で真似され過ぎて、ちょっと新鮮味が無くなっているように思えます。それにしても当時無名で金も無かった新人監督が、これ一本で世界中の映画祭を席巻し一躍有名になるなんて"アメリカン・ドリーム"ならぬ"フレンチ・ドリーム"ですね。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-26 10:16:18)
23.  男はつらいよ 私の寅さん
まさに芸術の秋にピッタリな内容ですね。今まで大分方向転換してきた内容を、かなり原型まで取り戻しているような気がします。前作までの流れから考えると確かにちょっと物足りないような感じもするけど、久しぶりに以前のシリーズの落ち着きを取り戻していて僕は好きです。今日もまた青い空の下で寅さんは地道に生きるのでした(それにしても今回は熊だの猿だのやたら動物ネタが多いですね)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-01 21:27:39)(良:1票)
24.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 
これまでのシリーズの中では最もシビアというか、ちょっと物悲しい雰囲気が漂っているような気がします。故郷に想いを馳せる寅さん、とらやの面々もいつもと違い快く寅さん迎え入れてくれないところがちょっと寂しいです。何だか全体的に妙なホームドラマ仕立てになっていますが、今までの暴走さは影を潜め割かし落ち着いた作風に仕上がっています。何と言っても序盤の家出娘を故郷へ送り届ける件が秀逸で、ここでも寅さんの人情深さを感じさせます。特に「俺はそいつを殺すよ」というちょっとドキッとさせる台詞が印象に残ります。それにしても寅さんは偉い、そして凄い!普通あそこまで振られ続けたら恋愛恐怖症にでもなってしまうのではないでしょうか?それでもめげずに挫けずに、堂々と生きていけるような男になりたいものです。(相変わらずタコ社長の間の悪さは日本一!)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-28 23:40:26)
25.  親指トムの奇妙な冒険
限りなくグロテスク、観ていて体がムズムズしてくる。好奇心に満ち溢れたトムの動作と奇妙な生物のアニメーションが素晴らしく、また小人の世界と人間世界とが隣接しているという設定にも興味をそそられます。我が子を奪われた父親に「ロスト・チルドレン」のロン・パールマンを連想させ、更に世界観は「ダーククリスタル」のような薄気味悪さも感じさせます。ちなみにラストは「デリカテッセン」に似ています(笑)。その辺の作品が好きな方には是非どうぞ!
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-12 11:25:17)
26.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
復讐が復讐を呼ぶ、まるで御伽噺ですね。前半は開放されたばかりのオ・デスの奇妙な言動がコミカルで面白く、生きた蛸をそのまま頬張るシーンはグロテスクでありながらもユーモラスでした。アクションシーンもまるで二次元の格闘ゲームのようでパク・チャヌク監督のビジュアルセンスの良さを感じます。そんな訳で最初から最後までインパクトの強い作品であることは確かですが、一日経ったら「結局あれは何だったんだ?」という感じですっかり興奮が醒めてしまったので7点です。観た直後だったら間違いなく8点でしょう。それから思っていたより痛いシーンが多いですね、同時期に観た『SAW』よりも辛かったです。しかし毎度の事ながらこれをわざわざハリウッドでリメイクしなければならない必然性が分かりません、このままで十分傑作でしょうに。
[DVD(字幕)] 7点(2005-04-02 10:33:56)
27.  王将(1948) 《ネタバレ》 
良い映画だけど最後の泣かせ所がちょっとクドすぎる、なんて思ってしまうのは心が病んでいる証拠でしょうか?とか思っていたらまさかこれが実話だったとは…完全に参りました。最初はまるでアル中の映画みたいだったけど、後半の対局シーンは今にも居合でも始めそうなくらい凄まじい緊張感があった。ところで僕は八尾の朝吉さん以上に 将棋のルールもロクに知らない人間ですが、真の名画とはたとえ観客がそれを知らなくても楽しめるものだと思います。なのでやっぱりこれは良い映画です!(何やねん)。
7点(2004-12-29 00:32:10)
28.  大いなる河の流れ
まさに教育映画という表現がぴったり。色鉛筆(プリズマカラー)だけで描かれたイルカやセイウチ、小魚などの無数の生物が戯れる海の中の映像は驚異的。最先端の技術を用いた「ファインディング・ニモ」に負けるとも劣らない。CGなどでは決して出すことのできない、手描きならではの素朴で繊細な筆致で魅せてくれる。しかし一方の物語はかなり残酷なもので、人間のエゴイズムによって切り裂かれていく自然の様子を監督独自の辛辣なタッチで綴る。もう取り戻すことの出来ない…いや、今からでもまだ間に合う!と言うようなフレデリック・バックの人類に対する戒めの念を感じる。
7点(2004-11-14 20:09:55)(良:1票)
29.  お葬式 《ネタバレ》 
観る前からあまり乗り気ではなかったのですが…、何せタイトルが「お葬式」って暗すぎる!内容は杞憂していた通り如何にも日本人らしいジメジメしたブラックコメディで、最初はギャグも薄ら寒いとしか思えなかったのですが、観ていく内にだんだんそのナンセンスがこの映画の魅力だと分かってきて後半以降は逆に心地良く感じられました。特に中盤のサイレントシーンとお通夜の客を必死に帰そうとするシーンが好きです。突如挿入される山崎努と高瀬春奈の絡みは気色悪い以外の何者でもありませんでしたが…。唯一嬉しい誤算は住職役の笠智衆の登場でしょうか。御前様、柴又から出張して来たのですか?まあいつか自分も身内の葬式を出す時の為に、予備知識として観ておいて損は無い一本じゃないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-29 14:33:55)
30.  男はつらいよ 寅次郎夢枕 《ネタバレ》 
これは今まで観てきた寅さんシリーズの中ではワーストかもしれません…。何だかやけにしんみりとしているし、コメディ部分がちっとも笑えない(と言うかそもそも笑わせようとしていないのか)。大学助教授のキャラクターは不快以外の何者でもないし、寅さんも三枚目の座を完全に奪われてしまっています。とは言え今回は恋されたマドンナを逆に振ってしまうなど、今までの作品とはちょっと違い工夫されたところも有るので、また非常に感慨深くもあります。前作から元祖おいちゃん役の森川信が変わり違和感がアリアリだったけど、今回はもうすっかり場に溶け込んでいる雰囲気がありました。見事です。ところで冒頭で寅さんがキテレツな夢を見てから話が始まるというのは、もはやお馴染みのスタイルとして定着してしまったのでしょうか?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-10 16:43:46)
31.  黄金時代 《ネタバレ》 
サソリの生態ドキュメンタリーか何かかと思いきや、全く別の話に物語が流れ込む辺りはちょっと斬新でした。果たしてどのような関連性があるのかは知らないけど、とりあえずこの映画に関しては「ストーリーを追おう!」という考えだけは賢明ではないようです。何故ベッドの上に牛がいるのか?とか、あまり深く考えない方が良いです。ただ作品的には『アンダルシアの犬』のようにトコトン意味不明なのではなく、中途半端に訳が分からない感じなので(どんなだよ!)案外すぐに忘れてしまうかもしれません。とは言えそん所そこらに転がっているような、並大抵の作品よりかはよっぽど印象的であることは間違いありません。結局自分にもよく分からないのですが。ただやたらと犬を蹴り飛ばしたり、盲人を蹴り倒したりする乱暴な主人公がちょっと気になります(笑)。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-05 23:40:06)(良:1票)
32.  奥さまは魔女(2005) 《ネタバレ》 
もう絶対に魔法は使わないなんて宣誓しておきながらも、登場シーンから既に使いまくっていたり、人間世界では当たり前のことを成功させる度にいちいち喜ぶサマンサ…いや、ニコール・キッドマンの姿は本当に可愛くてチャーミング。相手役の男も確かに彼女とは釣り合っていないけど、米国ではかなり有名なコメディアンらしいです。事実彼の言動には笑いました。コンセプトは良いんですけどね。「奥さまは魔女」の主役に本物の魔女が抜擢されるという二重の設定からかなり期待させたのですが、結局面白かったのは発想だけで、後はラストまで定石通りでした。これなら2002年の「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」の方がよっぽど異世界の物語という感じがします。そして何よりもこれは個人的に劇中の「Bewitched」が全く面白い番組に思えなかったこと。どこかの叔父さんや叔母さんなど、オリジナルのオマージュっぽいところが出てくるのでTVシリーズを見ている方が楽しめるかもしれません。ちなみに自分はこの映画決して嫌いではありません、寧ろ好きなので可哀想なイザベル共々擁護してあげたいです。ピクピク(←出来ない)
[映画館(字幕)] 6点(2005-09-01 13:52:35)
33.  オール・ザット・ジャズ
死までをもエンターテイメントにしてしまうとは・・・、さすがミュージカルの神様はやることが格別です。
6点(2004-01-27 21:29:12)
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